住宅防火の決め手は初期消火。その主役は何といっても消火器。最近のデータによると素早く消火器を使って消火に成功したケースが約70%にものぼります。失敗したケースでもその理由の大半が「発見の遅れ」を含む消火時期の遅れとなっています。
一方、火災が発生しても、なにも消火を試みなかったケースが4割近くも見られます。
もし身近に消火器があれば、すぐに活用できたはず。大切な命や財産を守るためにも、「あっ、火が!」と思ったら、すぐ初期消火が行えるよう、定期的にしっかり点検された消火器を備え付けてください。
また、悪徳業者による消火器の訪問販売、訪問点検による被害が発生しています。
このような被害にあわないため、知らない業者から消火器を買わない、点検をさせない、サインや押印に応じない、契約業者なのかを確認するなどしてください。変だなと思ったらハッキリ断ってください。そして、すぐに消防署へ連絡してください。
また、消火器の購入、点検については最寄りのホームセンターや消防設備業者に問い合わせてください。
消火器の使用方法が分からなくて「いざというときに使えなかった・・・」ということのないようにしてください。
火災を発見したら、近くにある消火器を火点の2~3m手前まで持って行き、
古くなった消火器、特にサビが発生したり、変形したり、塗装が剥離した消火器の本体は、レバーを握って内部に圧力がかかったとき破裂することがあります。
ケガをしたり、死亡した事例があるので使用しないでください。
不要になった消火器を廃棄する場合は、消火器の回収・処分を行っている専門業者に依頼しましょう。
回収・処分には費用がかかりますので、下記のリンクを参考にして事前に専門業者にお問い合わせください。
※消防署では消火器の回収や処分は行っておりません。
電話番号 | 03-5829-6773 |
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ホームページ |
電話番号 | 03-3866-6258(代表) |
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