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令和7年新年あいさつ

⚫市民ひとりひとりの「思い」で輝く五所川原を目指して

 

明けましておめでとうございます。

市民の皆様には、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

さて、昨年を振り返りますと、当市出身の尊富士関が110年ぶりとなる新入幕幕内優勝を成し遂げ、市民に大きな興奮と感動を与えました。市としても、この歴史的快挙をたたえ、市民栄誉賞を創設し、第1号を授与するとともに、凱旋パレードを開催し、多くの方々と喜びを分かち合いました。尊富士関の活躍は、市民の誇りとして多くの方を勇気づけるとともに、まちに希望と活力を与えてくれています。

一方で、1月の能登半島地震に始まり、各地で地震や台風等が頻発し、自然災害の脅威に対する備えの重要性を再認識したところです。また、物価高騰など地域経済や市民生活に影響を与える出来事が続いており、こうしためまぐるしい社会情勢の変化に対応しながら、市民生活の安全と安心を守るため、気持ちを新たに本年も市政推進に努めてまいります。

 

○2040年を見据えた「五所川原市基本構想」

そのような中で、市では、令和7年度から始まる「五所川原市総合計画」の策定を行い、計画の重要な方針となる「基本構想」が昨年12月の市議会で議決されました。

基本構想は、市の将来像を示すもので、従来、期間を10年としてきましたが、今回の策定に当たり、2040年の将来を見据えつつも、計画期間を5年に短縮しました。

これは、2040年の人口規模、高齢化率といった市の状況を見据えながら、持続可能な地域とするために、この5年間でいかにしっかりとした土台を形成し、その後の10年間の発展につなげるかが重要であると考えたためです。新たな将来像「市民ひとりひとりの『思い』で輝く五所川原」のもと、市民の皆様と力を合わせ、市民の誰もが愛着と誇りを持って住み続けられるまちづくりを進めてまいります。

 

○総合計画の柱立てと連動した各種施策の展開

急激な人口減少社会では、市民一人ひとりが地域課題を自分事として捉え、一緒にまちづくりを考えることが重要となります。そこで、地域の課題をわかりやすく共有するため、新たな総合計画では、柱立てをシンプルにし、「福祉」「経済」「教育」「まちづくり」の4分野で構成しています。

その柱立てに沿った取組を今後進めてまいりますが、その先駆けとして、昨年12月には、今後さらなる高齢化が進む中、認知症の人やその家族が地域で安心して暮らせる社会を目指して「五所川原市認知症の人とともに生きるまちづくり条例」を制定したほか、年度内には中心市街地活性化に向けたビジョンを示すなど各般にわたる市政の推進を図ってまいります。

 

○結びに

本年は十干十二支でいう「乙巳(きのとみ)」に当たり、「乙」は紆余曲折する諸問題に取り組み勇敢に進む年、「巳」は新たな生活を築くために果敢な邁進を試みる年という意味を持つとされています。

本市でも新たな総合計画のスタートの年として、地域課題の解決に向け、果敢に取り組んでまいりますので、本年もご支援とご協力を賜りますとともに、本年が皆様にとりまして幸多き年となることをご祈念申し上げ、年頭のごあいさつといたします。

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