五所川原市名誉市民である山田春雄氏のご厚意により、地域文化の発展を目的として開催してきた同氏のコレクション展も今回で15回目となりました。
今回の特別企画展は、「素描から見る伊東深水」と題して日本画家・伊東深水の描いた、素描画を中心とする110点の作品と櫛やかんざし、笄(こうがい)などの貴重な小道具約250点をあわせて展示いたします。
伊東深水は、浮世絵の正統を受け継ぐ日本画の大家であり、帝展・日展の審査員・理事、日本芸術院会員を歴任するなど、日本画檀の重鎮として不動の地位を築いた作家です。深水の作品の中で特に有名なのが日本画独特の柔らかな表現による美人画ですが、今回の特別企画展でも多数の美人画を展示いたします。
今回の特別企画展の中心となる素描画とは、本画を描く前の下書き、またはデッサンと呼ばれるもので、作家の創作の核心に迫ることが出来る貴重な手がかりとなるものです。
また、この特別企画展は、未来を担う一人でも多くの児童生徒に、本物の芸術作品を鑑賞していただき、豊かな心と創造性に富んだ感性を育むことを目的として、高校生以下の観覧料を無料としておりますので、この機会に何度も足を運んでみてはいかがでしょうか。
会期 | 令和元年7月4日(木)~9月29日(日) ※期間中、休館日はありません |
会場 |
立佞武多の館 2階 美術展示ギャラリー →立佞武多の館ホームページ |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館時間は午後4時30分まで) |
観覧料 | 大人・大学生 300円(団体料金20名様以上270円) 高校生以下 無料 |
主催 | 五所川原市、五所川原市教育委員会 |
共催 | 五所川原市観光協会 |
協賛 | ㈱宝古堂美術 |
後援 |
青森県、青森県教育委員会、五所川原商工会議所、五所川原青年会議所、東奥日報社、 陸奥新報社、読売新聞東京本社青森支局、毎日新聞青森支局、朝日新聞青森総局、 河北新報社、青森放送、青森テレビ、青森朝日放送、五所川原エフエム |
担当 社会教育課文化係
電話 0173-35-2111
内線2954
FAX 0173-23-4095