平成31年2月放送分

 

2月27日(水曜日)放送内容

今日は、3月に行う特別展示と出前トーク、おはなし会についてです。

特別展「青森の災害を振り返り備える」

3月といえば、平成最大の災害「東日本大震災」がありました。また、昨年には北海道胆振東部地震がありました。どれも五所川原市には重大な被害はありませんでしたが、いつ地震や津波などの災害が起きてもおかしくない状況にあります。

五所川原市総合計画の基本政策には、「災害・危機に強いまちづくりの推進」のための主な取り組み内容として「広報・啓発活動を通じて、市民の防災意識の高揚を図るとともに、国・県や市が取り組んでいる防災・危機対策について周知します。」と掲げられています。図書館がこれまで収集・保存してきた資料の中には、過去の災害や当時の状況がわかる図書・新聞・広報など数多くあります。さらには、市の地域防災計画やハザードマップなど日頃の備えに関する資料も所蔵しています。それらの資料を展示・公開することで、1人ひとりが災害に対する知識を身につけ、市全体で防災意識を高めてもらいたいと思っています。特別展の期間は、3月1日(金曜日)から24日(日曜日)までで、市立図書館1階ロビーにて行います。図書館資料の他に教育委員会社会教育課で所蔵している、昔の洪水被害のパネルも展示します。また、図書館では郷土資料のデジタル化もしております。閲覧用ノートパソコンを設置しますので、この機会にぜひそちらもご覧になってください。この特別展に併せて、昨年9月にあった北海道胆振東部地震の際に、現地で支援活動を行った青森県危機管理局防災危機管理課職員による出前トークを行います。現場の様子や北海道胆振東部地震支援活動の話など、ふだん聞けない貴重なお話のほかに、日頃の備えや防災・危機対策について、青森の災害の歴史のお話もしてもらいます。日時は、3月12日(火曜日)11時から12時まで、場所は、市立図書館2階「おはなし&対面朗読のへや」となっています。市民の方なら誰でも参加でき、参加料は無料です。定員20名で申込みは不要となっています。災害についての不安・疑問なども質問をするいい機会です。ぜひご参加ください。この特別展のチラシ・ポスターには、昭和初期の大水害で避難する三好村民の写真や大町通りが水浸しになっている写真を載せています。五所川原市立図書館、市役所、エルムなどに置いていますのでぜひご覧ください。

3月9日(土曜日)「だっこでいっしょおはなし会」

10時30分から30分程度、市立図書館2階「おはなしの部屋」で「だっこでいっしょおはなし会」があります。0から3歳くらいまでのお子さん向けのおはなし会で、手遊びや歌をうたったりと親子で触れ合いながら楽しめる内容となっています。最後にはかわいいプレゼントがもらえるかもしれませんよ!ぜひ来てくださいね。申し込みは要りません。おはなし会の後、午後1時まで会場をそのまま開放します。お子さんや保護者の皆様の交流の場として、どうぞご利用ください。

 

2月20日(水曜日)放送内容

今日は、本の検索についてです。

あの本を読みたい!という時、皆さんはどうしていますか?書店に行く、ネットで注文する、図書館に来て借りるなどがあげられると思います。図書館で本を借りる際には、本を検索して所蔵しているかどうかを調べる必要があります。そこで、今日は本の検索についてご紹介します。

まず、図書館に来館して本を探す方法としては、職員に聞く、館内の検索できる端末機を使うの2つがあげられます。職員に聞く場合には、タイトルや作者がしっかりわかっているとすぐに調べることが可能なのですが、うろ覚えの場合には、何で情報を得たか、いつのものなのかなどタイトル・作者以外にわかっていることをお知らせください。

館内の検索端末機では、五所川原市立図書館3館にある本を検索することができます。

「貸出可」の場合には、本棚に本がある状態で、すぐに借りることができます。

「貸出中」の場合には、他の利用者が借りているため、本棚にはないですが、「予約」をすることで次に借りることができます。「他館利用可」の場合には、本が伊藤忠吉記念図書館や市浦分館にあり、配送に時間がかかるためすぐに借りることはできません。届き次第、借りることができます。

図書館以外の場所で検索したいという場合には、携帯やパソコンから図書館ホームページにアクセスして検索することができます。「資料をさがす」やトップページの検索窓がありますので、そこにタイトルなどを入力してください。

検索の際には、完璧にタイトルなどが分かっているという場合には、そのまま検索してもきちんと引っかかるのですが、漢字が間違っていたりすると検索できないことがあります。その場合には、すべて平仮名またはカタカナで入力をしてください。読みが一致するもので検索されます。

検索したけど当館に本がない!という場合もあります。「ないならいいや…」とすぐに諦めないでください。図書館サービスのひとつに「相互貸借(そうごたいしゃく)」という、所蔵していない本を他の図書館から借りるという図書館同士で協力し合うサービスがあります。当館ホームページのトップページにある検索窓の下に「県内図書館で探す」というところがあります。そこをクリックすると、県内のすべての図書館の本が検索できるのです!相互貸借をする場合には、利用者自らが取り寄せるのではなく、来館または電話などで申込みをしてもらいます。また、市民の方のみ利用が可能なサービスですので、つがる市や中泊町など近隣の方は、お住まいの地域の図書館でご利用ください。

相互貸借を利用すると、郵送などで送るといった都合により多少の時間がかかり、すぐに提供することができません。急ぎの場合には、近隣の図書館に本があるのを確認したら、自分で借りに行くのも一つの手段ですよ!

身近な図書館をうまく活用して、豊かな生活を送りましょう。

 

2月13日(水曜日)放送内容

今日は、展示、おはなし会、本の修理についてです。

2月28日(木曜日)まで 特別展「平成を振り返る」

2月28日(木曜日)まで、市立図書館ロビーにて特別展「平成を振り返る」を行っています。4月30日に終わりを迎える「平成」の時代を今一度振り返ってみませんか。平成を振り返る中で一番の出来事といえば、天皇が変わるということです。生前退位はどんな意味があるのか、私たちと天皇制がどんな関係があるのかがわかる『天皇制ってなんだろう?』、豊富なカラー写真で綴る日本で唯一の皇室専門誌『皇室』などを展示しています。このほかにも平成の直木賞・芥川賞、オリンピック、ノーベル賞などといった平成を象徴する出来事に関する資料や、昭和から平成に変わった平成元年当時の新聞も展示しています。また、平成を「日本のできごと」「世界のできごと」にわけて年表にしたものを作りました。その年表には「自分のできごと」も記入できるようにしましたので、ぜひ、この機会に自分の平成時代も振り返ってみてください。記入してもらったものは、館内に展示します。

2月16日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階「おはなしの部屋」で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、今月のテーマは「いきいき体」です。おはなし会ではテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。申し込みは要りません。

本の修理

最後に、本の修理についてお話をします。図書館の本は、どなたでも利用できます。しかし本は紙でできているため、とても傷みやすく壊れやすいものです。人気の本などは特に利用回数も多いため、すぐに傷んでしまいます。そのため、図書館職員がその都度本を修理し、またみなさんに利用してもらえるようにしています。図書館で修理をするのには決まりがあります。それは絶対「セロハンテープ」で直さないということ。なぜかというと、セロハンテープは時間が経つと剥がれたり、粘着剤が変質して紙を汚したりするからです。そのため、ページがやぶれたり、はずれたりした際にはページ補修用のテープまたは、専用のボンドを使って修理をしています。図書館にあるたくさんの本を、可能な限り長く、より多くのみなさまに提供できるように管理するのが私たちの仕事です。汚したり壊したりしてしまった、または傷んだ本を見つけた際にはどうぞお知らせください。

修理ができないほど傷んでいる本も中にはあります。その場合は、除籍をすることになります。そうならないためにも、皆さん一人ひとりが大切に扱い後世の利用者のために残していく必要があります。図書館の本だけに限らず公共の物を利用する際には、意識をしてほしいと思います。

 

2月6日(水曜日)放送内容

今日は、展示、おはなし会、本の紹介についてです。

2月28日(木曜日)まで 特別展「平成を振り返る」

2月28日(木曜日)まで、市立図書館ロビーにて特別展「平成を振り返る」を行っています。4月30日に終わりを迎える「平成」の時代を今一度振り返ってみませんか。展示の内容は、平成の直木賞・芥川賞、オリンピック、ノーベル賞などといった平成を象徴する出来事に関する資料や、昭和から平成に変わった時の様子がわかる資料、天皇に関する本などです。あわせて当時の新聞も展示します。

また、平成を「日本のできごと」「世界のできごと」にわけて年表にしたものを作りました。その年表には「自分のできごと」も記入できるようにしましたので、ぜひ、この機会に自分の平成時代も振り返ってみてください。記入してもらったものは、館内に展示します。

2月9日(土曜日)「だっこでいっしょおはなし会」

10時30分から30分くらい、市立図書館2階「おはなしの部屋」で「だっこでいっしょおはなし会」があります。3歳くらいまでのお子さん向けのおはなし会で、絵本の読み聞かせはもちろん、手遊びや歌を歌ったりと楽しく過ごせる内容となっています。

申込は不要ですので、ぜひ気軽に参加してください。おはなし会の後、午後1時まで会場をそのまま開放します。お子さんや保護者の方同士の交流の場として、どうぞご利用ください。また、会場の後ろには赤ちゃん向けの本も置いています。自由に読んだり、借りていくこともできます。おはなし会で読んだ本も借りることができます!

2月16日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階「おはなしの部屋」で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、今月のテーマは「いきいき体」です。おはなし会ではテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。申し込みは要りません。

本の紹介

早いもので2019年も2月に入りました。ここでみなさんに質問です。どうして2月は短いのでしょうか。その謎を分かりやすく教えてくれるのが『カエサルくんとカレンダー』という本です。この本は児童書ですが、2月が短い理由だけではなく、どうして30日の月と31日の月があるのか、どうやって今のカレンダーができたのかなど、カレンダーの歴史についてもわかりやすく解説しています。この本を通して、ふだん何気なく使っているカレンダーには、カレンダーや時計がなかった時代を生きた人たちの苦労や知恵がたくさんつまっているのだということもわかると思います。昔の偉人たちの凄さに触れるためにもぜひ、読んでみてください。