令和7年8月放送分
8月26日(火曜日)放送内容
青森県立図書館は青森市にある青森県民と県内公共図書館・学校図書館をサービス対象とした図書館です。県民、県内に通勤・通学している方、県内に帰省先がある方はどなたでも利用することができます。今日は青森まで通うのはたいへんという方におすすめの、来館しなくても利用できる青森県立図書館のサービスについてお知らせします。
利用者登録をする
貸出などのサービスを利用するには、利用登録が必要です。利用登録は県立図書館カウンターのほかに、郵送でも申し込むことができます。更新の際も同様に来館することなく手続きができます。「青森県電子申請・届出システム」からの申込も可能ですが、新規登録・再発行・氏名変更の場合は「オンライン利用者登録セット」が必要です。「オンライン利用者登録セット」は当館にも置いています。
オンライン貸出サービス
県立図書館で所蔵している図書をホームページから検索・予約をし、県内のお好きな図書館で受け取り、返却することができるサービスです。用意ができると県立図書館からメールが送られるので指定した図書館・公民館図書室へ取りに行ってください。延長もホームページからできます。
遠隔地返却サービス
お買い物やお仕事のついでに県立図書館に寄ったけど、返しに行くのがたいへんなので借りられないということはありませんか。そんな時は遠隔地返却サービスが便利です。県立図書館カウンターで本を借りる際に「○○図書館で返します」と伝えると専用の赤い袋にいれて貸してくれます。返却の際はその赤い袋に本を入れて借りるときに指定した図書館・公民館図書室のカウンターに返却してください。
レファレンスサービス
県立図書館の専門スタッフがみなさんの調べもののお手伝いをしてくれるサービスです。探している本があります。ある事柄や人物について調べたいのですが、どんな本がありますか?調べたいことがあるけれど、どうやって調べたらいいか分からない。どんなアクセス方法がありますか?などといったみなさんの「?」を解決するために県立図書館所蔵の資料や様々な情報を使って答えてくれます。来館以外に、電話、郵便、ファックス、メールからも申し込むことができます。
資料の複写
来館できない方のために、図書・雑誌・新聞の複写物を郵送で届けてくれるサービスもあります。モノクロ1枚10円、カラー1枚50円、マイクロフィルムからの複写1枚40円の複写代と郵送にかかるお金を郵便振替または切手で支払います。複写は郵便、ファックス、フォームから申し込むことができます。
電子書籍
電子書籍閲覧サービス「KinoDenキノデン」が提供する学術書・専門書を中心とした電子書籍を24時間利用することができるサービスです。2025年3月時点で2,967点の図書が閲覧できます。県立図書館の利用登録をしていればどなたでも利用できます。
この他にもいろいろなサービスがあります。詳しいサービスの内容や、様式のダウンロード、県立図書館所蔵資料を調べたい方は青森県立図書館ホームページをご確認ください。市立図書館も県立図書館も目一杯使い倒して、より充実した図書館ライフを楽しんでください。
8月19日(火曜日)放送内容
今日は図書館への本の寄贈についてです。
図書館では多くの皆様のご好意により、本を寄贈いただいています。寄贈された本は「五所川原市立図書館資料収集方針」にもとづき、図書館の蔵書構成などの観点から選別し、必要なものは図書館資料として受け入れています。寄贈後の扱いについては図書館に一任していただき、蔵書とならなかったものは、市民の方にさしあげるか、廃棄処分とさせていただきます。カビ等の汚れ・破損・書き込み等のある資料は、内容に関わらず受け付けていません。持ち込み前に確認し、次に利用できる状態のもののみをお持ちください。お手紙などがはさまっているケースもあります。事前の確認をしっかりとお願いします。また、ビデオ・DVD・Blu-rayなどの映像資料は著作権法により貸出等の利用に制限があるので受け付けていません。
寄贈の方法ですが、図書館までお持ちいただくか、宅配便等で送ってください。送料は寄贈する方の負担となります。図書館から回収にうかがうことはできません。
市民の方の著作物(自費出版なども含みます)や、郷土に関して記述されたものは郷土資料として積極的に収集しています。
郷土資料の収集対象は、
・五所川原市や五所川原市にゆかりのある人物について書かれたもの
・五所川原市で出版されたもの
・五所川原市出身者・在住者の著作
となっています。郷土資料は図書以外にも雑誌、パンフレット、CD、電子資料等も収集しています。ご寄贈いただいた資料は、大切に保存していくとともに、広く市民の皆様に利用していただきます。貴重な郷土資料を後世に伝えていくためにも、ご協力をお願いします。
ご寄贈いただいて受け入れた郷土資料を紹介します。
『弘前藩の自然誌:江戸時代の津軽の自然を観る』 竹内健悟/著 青森文芸出版 2025年発行
おもしろい!わかりやすい!今まで語られることがなかった江戸時代の津軽の自然。寛文元年から元治元年まで約200年にわたって書かれた「弘前藩庁日記」からタカ、ツルなどの鳥類、ニホンオオカミ、オットセイなどのほ乳類、鉱物資源、植物についての記述を拾い上げ、整理・分析しました。江戸時代の津軽地方の人と自然、野生生物との隠れた歴史を紹介します。
新たな読者との出会いを待っている本があるかもしれません。お子さんが大きくなって読まなくなった絵本、買ったけど手元には置いておかなくてもいいかなぁな小説、先月号の雑誌など、ご自宅にまだまだ使える本が眠っているよ!という方は、図書館への寄贈も検討してみてください。
最後に休館日のお知らせです。明後日、21日(木曜日)は館内整理のため、市立図書館と金木分館は休館日です。毎月第3木曜日は、間違ったところに本が返却されていないか書架の整頓をしたり、レイアウトを使いやすいように少し変えたり、職員の研修をしたりするために、お休みしています。返却は返却ポストへ、壊れやすいCDやほかの図書館から取り寄せて借りた本などは開館日にカウンターへ返却をお願いします。なお、市浦分館は通常通り開館しています。
8月12日(火曜日)放送内容
8月13日から16日はお盆です。ご先祖様の霊をお迎えし、供養する夏の行事です。今日はお盆をキーワードに本を紹介します。
『由来からわかる日本と世界の行事図鑑』 山田慎也/監修 スタジオタッククリエイティブ 2020年発行
赤ちゃんのはじめてを祝う行事とは?七夕は何を飾る?海外にはどんな行事がある?約350の行事や風習を、大きく「節目の行事」(人生儀礼)、「季節の行事」(年中行事)、「海外の行事」の3パートに分け、行事にこめられた願いや由来とともに、イラストや写真を交えて紹介します。地域や家庭で変わるものもありますが、お盆の由来や風習、お供えするものなどについて知ることができる児童書です。
『東北のしきたり』 鈴木士郎、岡島慎二/著 マイクロマガジン社 2017年発行
結婚式の引き出物は布団が常識、「年取り魚」として年末になると高値で取引されるナメタガレイは元はタラの代用品…。東北地方に残る、正月やお盆・結婚や葬式・日々の生活の中の珍しいしきたりを取り上げ、その由来や成り立ち、変化の過程を紹介します。お墓の前で獅子舞を披露する「墓獅子」、お墓の前で派手に花火を上げる地域、仙台の名物「ずんだ」、精霊馬の代わりにミニカーやおもちゃの車を用意する地域など、同じ東北、同じ青森県でも知らない風習がたくさんありますよ。
『つやっつやなす(どーんとやさい)』 いわさゆうこ/さく 童心社 2012年発行
暑い夏。わさわさ葉っぱの間から、つやっつやのなす生まれるよ。長いなす、丸いなす。大きいの、小さいの。定番の色からカラフルなの。いろいろななすが登場します。お盆にはご先祖様があの世に帰るときに乗る馬として活躍するなすの絵本です。
つづいておはなし会のご案内です。
8月16日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」
午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「虫」です。どんなお話が聞けるかはお楽しみに!お話のほかに簡単な工作をする「作ってあそぼうコーナー」もありますので、いっしょに楽しく作りましょう。ぜひお友達やお家の方と一緒に遊びにきてください。
8月17日(日曜日)五所川原子ども司書夏休みの活動「図書館こども夏まつり―こわ~いおはなし会―」
11時ごろから市立図書館2階おはなしの部屋で、五所川原子ども司書夏休みの活動として開催します。年長から小学校低学年向けに夏にぴったり!?なこわ~い絵本を子ども司書が読み聞かせします!申し込みは不要です。内容は年長から小学校低学年向けですが、どなたでもご参加いただけます。また、1階ロビーでは第10期五所川原市子ども司書養成講座の受講生が講座で行った夏におすすめしたい「ひんやりする本」を展示中です。あわせてお楽しみください。
最後に休館日のお知らせです。昨日8月11日は山の日でした。そのため、今日は本館は休館日です。休館中に本を返したい方は返却ポストをご利用ください。市内3図書館のほかにつがる市立図書館、中泊町図書館から借りたものも返却ポストを利用できます。ただしCD・DVDなどの視聴覚資料や、付録にDVD等がついている図書、ほかの図書館から取り寄せた図書などは開館日に直接カウンターに返却してください。なお金木分館と市浦分館は通常通り開館しています。
8月5日(火曜日)放送内容
今日は今月の展示、おはなし会についてご案内します。
展示「まんがを楽しむ まんがで学ぶ」
8月24日(日曜日)まで、市立図書館1階ロビーで行っています。みなさんの好きなまんがは何でしょうか。当館では、『ドラゴンボール』『スラムダンク』などの人気作品のほかにも『先輩、実験が終わりません』『ガクサン』などの学習まんがやお仕事まんが、『ふらいんぐうぃっち』『舞妓さんちのまかないさん』など青森県出身の作家さんが描いたまんがも所蔵しています。また『人間失格』『そして誰もいなくなった』などの名作をまんが化した作品も所蔵していますので、今まで読んでこなかったという方もまんがでサクッと読んでみませんか?展示している資料をご紹介します。
『かたづの! 八戸・遠野の女大名「清心尼」』 里中満智子/著 中島京子/原作 集英社 2019年発行
八戸南部氏当主・直政と幼い嫡男の不審死。その影には南部藩主・利直の謀略が絡んでいた。次々と降りかかる困難に、直政の妻・袮々はいかにして立ち向かうのか。2014年に出版された波瀾万丈の女大名一代記を、丹念かつ美しく漫画化しました。
『ローリングサンダー』 泉谷しげる/著 生きのびるブックス 2025年発行
西暦2000年代も4分の1が過ぎた頃、AIを駆使した過激な地球環境保護団体は、環境破壊をヤメない人間たちを殲滅すべく狼煙を上げた…。構想40年、青森県出身のミュージシャンで俳優の泉谷しげるさんによる、サイバーパンク・マンガです。
8月17日(日曜日)までは五所川原第一中学校と五所川原第三中学校の学校図書館からお借りした当館にはない『宇宙兄弟』や『三月のライオン』などのまんがも展示しています。こちらは館内でお楽しみください。
8月6日(水曜日)すてっぷ広場ブックトーク
市立図書館2階「対面朗読&おはなしのへや」でNPO法人子どもネットワーク・すてっぷさんによる「すてっぷ広場」が毎週火曜日・水曜日10時から15時まで開催されています。利用料金はかかりません。今月は第2水曜日のすってぷ広場がお休みのため、第1水曜日の明日、11時頃から、図書館司書がテーマを決めて赤ちゃん絵本や保護者の方におすすめしたい本を紹介するブックトークを行います。お気軽にご参加ください。
8月16日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」
午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「虫」です。どんなお話が聞けるかはお楽しみに!お話のほかに簡単な工作をする「作ってあそぼうコーナー」もありますので、いっしょに楽しく作りましょう。ぜひお友達やお家の方と一緒に遊びにきてください。
8月17日(日曜日)五所川原子ども司書夏休みの活動「図書館こども夏まつり―こわ~いおはなし会―」
11時ごろから市立図書館2階おはなしの部屋で、五所川原子ども司書夏休みの活動として開催します。年長から小学校低学年向けに夏にぴったり!?なこわ~い絵本を子ども司書が読み聞かせします!申し込みは不要です。内容は年長から小学校低学年向けですが、どなたでもご参加いただけます。また、1階ロビーでは第10期五所川原市子ども司書養成講座の受講生が講座で行った夏におすすめしたい「ひんやりする本」を展示中です。あわせてお楽しみください。