令和7年5月放送分
5月27日(火曜日)放送内容
今日は現在行っている展示についてご案内します。
展示「2024年第29回 日本絵本賞」
7月16日(水曜日)まで、金木分館にて、2024年第29回日本絵本賞の最終候補作品と受賞作品を展示しています。「日本絵本賞」は公益社団法人全国学校図書館協議会が、絵本芸術の普及、絵本読書の振興、絵本出版の発展を願って、1995年から実施している、優れた絵本 を顕彰する事業です。2023年1月から12月までに日本で出版された絵本の中から、特に優れた絵本に「日本絵本賞大賞」、優れた絵本に「日本絵本賞」、翻訳絵本の優れた絵本に「日本絵本賞翻訳絵本賞」を授与しています。県立図書館から2024年第29回のセットをお借りして展示しているので、ふだんは図書館にないものもあります。展示期間も長いので、ゆっくりお楽しみください。
展示「庭仕事・畑仕事」
6月1日(日曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、「庭仕事・畑仕事」をテーマに展示を行っています。園芸シーズンです。家庭菜園やガーデニングに関する本をご紹介します。今年こそ自分で育ててみたいという初心者向けにおすすめの本もあります。
展示している本をいくつかご紹介します。
『プランターでかんたんイチゴづくり:おうちで楽しくイチゴ狩り!』 宮崎大輔/著 家の光協会 2024年発行
イチゴは株が小さいので狭いベランダでも育てやすく、苗1つからイチゴ狩りが楽しめるくらい無限にふやせる!イチゴ栽培の研究で農学修士号を取得した著者が、家庭のベランダや庭で、プランターひとつからイチゴを栽培する方法を解説します。
『やさいのさいばいとかんさつ:ぜったいじょうずにそだてられる! 5 エダマメ・トウモロコシ』 藤田智/監修 学研プラス 2019年発行
小学校低学年向けのやさしい野菜栽培の本です。エダマメとトウモロコシの栽培と観察のポイントを「種をまく」から「収穫」まで、作業の意味や失敗しないためのコツなどをわかりやすく説明します。エダマメとトウモロコシを使った簡単なレシピも収録しています。コピーして使える「かんさつカード」もついているので、自由研究やひとり勉強にもおすすめです。
『はじめての多肉植物:育てる・ふやす・楽しむ』 オザキフラワーパーク/監修 新星出版社 2023年発行
手間がかからず、個性的でユニークな姿が人気の多肉植物を育ててみませんか?寄せ植えのつくり方、置き場所、水やり、株の増やし方など、育て方と楽しみ方を紹介します。サボテンなども含む新しい品種、人気・定番品種の図鑑も収録されています。
『農機具屋が教える機械修理・メンテ術』 松澤努/著 農山漁村文化協会 2024年発行
ベテランの農機具屋が、農業機械の修理と整備のコツを紹介します。よくあるトラブルを農機別に取り上げ、修理・調整の基本、点検、整備、部品交換の勘どころと実際、安く早く直すための工夫や応用などを解説します。使う前にしっかり点検し、安全に使用しましょう。
『ガーデニングの基礎:花づくりをはじめましょう! 増補改訂版』 ブティック社 2018年発行
草花の選び方や土づくり、種まき、植えつけ、生育中の管理、病害虫対策など、基本の園芸作業を写真とイラストで解説します。ガーデニングを楽しむための植物カタログも収録されています。
先日、県内でも真夏日を迎えたところもあります。庭仕事・畑仕事の際は熱中症などに気を付けてくださいね!図書館には熱中症に関する資料もありますよ。
5月20日(火曜日)放送内容
テレビやラジオで紹介されていたあの本が気になるの!でも図書館にあるかしら?そんな時は図書館の蔵書検索を使ってみてください。今日は図書館の蔵書検索と予約の方法についてご案内します。
図書館のホームページで、読みたい本を図書館が所蔵しているか、借りられるか調べることができます。すべてひらがなまたはカタカナで検索すると読みで検索しますが、漢字で検索すると完全に一致するもののみヒットします。たとえば「わたなべ」とひらがなで検索すると「辺(へん)」の渡辺さんも「部(ぶ)」の渡部さんもヒットします。
検索結果一覧から気になる資料のタイトルをクリックすると資料詳細画面になります。この画面では所蔵館や貸出中かどうかの状態、予約件数などが確認できます。「館」は市立図書館本館、金木分館、市浦分館のどこで所蔵しているかを表しています。「禁帯区分」が「帯出可」となっているものが個人の方が借りられる資料です。「禁帯出」となっているものは館内での閲覧しかできないものや団体登録、バリアフリーサービス利用登録者のみ借りられるものです。「状態」が「貸出可」になっていれば所蔵館の書架にあります。利用者の方が自由に資料を手に取れる状態の書架を「開架」、直接は手に取れず、見たい資料を請求して職員が書庫から取り出してくる場合を「閉架」というのですが、「場所」が「書庫」や「作業室」、「勤労青少年ホーム」となっているものは「閉架」です。閉架の資料を利用したい場合や場所がわからないときは職員にお声掛けください。
読みたい本が貸出中の時はホームページから本の「予約」をすることができます。検索結果から読みたいものをクリックします。気になるものがあれば【予約かごに追加】ボタンをクリックします。ログイン画面になるので貸出券番号とパスワードを入力してログインします。パスワードの初期設定は生年月日8ケタです。ログイン後に変更してください。予約かごへは最大1,000冊登録することができます。この時点ではまだ予約は完了していません。予約を完了するにはページ下部の【予約かご】をクリックし、本当に予約したい本にチェックをいれて【予約】ボタンをクリック、連絡方法と受取館を選択して【予約】ボタンをクリック、内容に間違いがないか確認をし【送信】をクリックします。「予約申込を受け付けました。」と表示されると予約完了です。予約は図書5冊までできます。
本の用意ができたら、選択した方法で連絡をします。連絡がきたら、5開館日以内にご来館ください。取り置き期限を過ぎると、予約が取り消されてしまいます。ご注意ください。
蔵書検索をして図書館に所蔵がなかった場合はリクエストをすることもできます。ほかの図書館から取り寄せたり購入したりして提供します。お時間を要する場合や提供できない場合もありますのでご了承ください。リクエストサービスを利用できるのは市内にお住いの方、市内に通勤・通学されている方です。図書のみ、予約と合わせて5冊までリクエストできます。雑誌や視聴覚資料などはリクエストできません。
また、青森県立図書館の利用者登録をすると県立図書館の本を市内3館で受け取れるオンライン貸出サービスや電子書籍を利用することもできます。郵送や電子申請でも登録をすることができるので、より多くの資料を利用したい方は館内の広報物や県立図書館ホームページをご確認ください。
5月13日(火曜日)放送内容
今日は図書館が行っている学校図書館支援や連携についてお話しします。
市立図書館では子どもたちの読書活動を推進するために様々な学校図書館のサポートを行っています。子どもたちの学びを豊かにするサポートができるような学校図書館を目指して、当館司書が定期的に市内の全小中学校を訪問して、蔵書の更新・整理のお手伝いや授業に使用する本の配本、図書館の利用指導などを行っています。また学校で子どもたちが制作したおすすめ本のポップなどをお借りして図書館で展示、逆に図書館の所蔵資料を紹介する展示を学校でしたり、先生方の研修会に参加したりするなど、相互に協力し合っています。
4月16日には今年度最初の授業を三輪小学校で行ってきました。昨年度まで「小学校第一学年貸出促進事業『図書館1年生』」として行ってきたものを今年度はパワーアップさせ、小学校国語の教科書に全学年である「図書館利活用」単元のサポートを行います。教科書の内容や先生の希望に沿って授業をし、児童が図書館の達人になれるようにしていきたいと思います。三輪小学校の授業では、入学してまだ1週間の1年生に学校図書館の使い方や本の並び方などを教えました。また、4月30日にはいずみ小学校の6年生に対して、調べ学習などで図書館の本を使いたいときに役立つ、ふつうのインターネット検索とは少し違う図書館の蔵書検索の仕方について授業をしてきました。
ほかにも東峰小や松島小、五所川原小からすでに依頼をいただいています。今日はいずみ小学校で1年生に、明日は市立図書館で東峰小3年生に、明後日は松島小学校で3年生と図書委員さんにおはなしをします。明日の東峰小3年生は児童室で図書館の「分類」についての授業と貸出をする予定です。
おはなしの本を読むことだけが読書ではありません。昆虫や料理、ゲーム、スポーツについての本などもあります。これらの本を読むことも素敵な「読書」です。文字の本だけでなく、図鑑から情報を得ることも「読書」です。この授業をとおして自分の好きな本がどこにあるのか自分で見つけられるようになったら読書もより楽しくなると思います。
小学校に入ってはじめて図書館という場所に出会い、お家での読書のほかに、はじめて読書をする場所ができます。ほとんどの子どもたちは自分の力だけで市立図書館に行くことは難しいです。学校図書館は子どもたちのそばに常にあります。そんな学校図書館を余すことなく使いこなせるようになってほしいです。そしてできれば市立図書館やほかの公共図書館に行ってよりたくさんの本から選ぶ楽しさを知ってほしいと願っています。「単元サポート」以外にも、施設見学・職場体験の受け入れや、図書委員への利用指導、市立図書館の本を借りる体験ができる移動図書館などを学校からの希望で実施する予定です。市立図書館で行っている学校への支援についてもっと詳しく知りたいという方は、図書館ホームページに「学校支援」というページがあるのでご覧ください。
最後におはなし会のお知らせです。
5月17日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」
午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「ふみきり」です。どんなお話が聞けるかはお楽しみに!お話のほかに簡単な工作をする「作ってあそぼうコーナー」もありますので、いっしょに楽しく作りましょう。ぜひお友達やお家の方と一緒に遊びにきてください。申し込みは必要ありません。
5月6日(火曜日)放送内容
今日は今月の展示、おはなし会についてご案内します。
4月23日から5月12日はこどもの読書週間です。今年のテーマは「あいことばは ヒ・ラ・ケ・ホ・ン!」。市立図書館ではテーマに合わせて展示を2つ行っています。
展示「司書のおすすめ25」
市立図書館児童室にて、図書館司書がおすすめしたい25冊の児童書を紹介しています。絵本、読み物、知識の本、郷土の本など多種多様です。展示している本を紹介します。
『もん太と大いのしし』 馬場のぼる/著 ポプラ社 1975年発行
かきの木とうげには弓矢も通さぬすごーい大いのししが暮らしています。ふもとの村のもん太はなんとか弓で射止めようとしますが、大いのししはなかなかに強いのです。追うもん太と追われる大いのししの間にはいつしか男の友情がめばえはじめ…。三戸町出身の絵本作家・馬場のぼるさんの作品ですが、「11ぴきのねこ」シリーズ以外は読んだことがないという人も多いのではないでしょうか。絵本から読み物へのステップアップにもちょうどいい幼年童話です。
展示「子ども司書がおすすめします」
5月14日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーにて歴代の子ども司書たちが講座や事後活動で作成したおすすめ本の紹介文を本と一緒に展示しています。また、春休みの活動に参加してくれた子ども司書が書いたおすすめ本もあります。追加されたPOPもあるので、一度見たよ!という方も、ぜひ新しいのを探してみてください。
5月後半は違う展示が始まります。
展示「庭仕事・畑仕事」
5月16日(金曜日)から6月1日(日曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、「庭仕事・畑仕事」をテーマに展示を行います。園芸シーズンです。家庭菜園やガーデニングに関する本をご紹介します。今年こそ自分で育ててみたいという初心者向けにおすすめの本もあります。
つづいて、おはなし会についてです。
5月14日(水曜日)すてっぷ広場ブックトーク
市立図書館2階「対面朗読&おはなしのへや」でNPO法人子どもネットワーク・すてっぷさんによる「すてっぷ広場」が毎週火曜日・水曜日10時から15時まで開催されています。利用料金はかかりません。第2水曜日の11時頃からは、図書館司書がテーマを決めて赤ちゃん絵本や保護者の方におすすめしたい本を紹介するブックトークを行いますのでお気軽にご参加ください。
5月17日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」
午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「ふみきり」です。どんなお話が聞けるかはお楽しみに!お話のほかに簡単な工作をする「作ってあそぼうコーナー」もありますので、いっしょに楽しく作りましょう。ぜひお友達やお家の方と一緒に遊びにきてください。申し込みは必要ありません。
最後に休館日のお知らせです。今日は振替休日のため市立図書館は午後5時まで開館していますが、金木分館・市浦分館はお休みです。明日7日(水曜日)は金木分館と市浦分館は開館していますが、市立図書館はお休みです。図書館にお越しの際はお気を付けください。