令和7年4月放送分
4月22日(火曜日)放送内容
今日は現在行っている展示と本の紹介です。
明日、4月23日から5月12日はこどもの読書週間です。今年のテーマは「あいことばは ヒ・ラ・ケ・ホ・ン!」です。市立図書館では今年のテーマに合わせて展示を行っています。
展示「子ども司書がおすすめします」
5月14日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーにて、歴代の子ども司書たちが講座や事後活動で作成したおすすめ本の紹介文を本と一緒に展示しています。また、春休みの活動に参加してくれた子ども司書が書いたおすすめ本もありますので、ぜひご覧ください。子ども司書養成講座は今年度の開催で10回目を迎えます。夏休みに開講予定なので、興味がある子はお楽しみに!
展示している本をいくつかご紹介します。
『クレヨン色の村のひみつ』 本多菜緒/作 文芸社 2016年発行
雪深いある村で、雪かきをめぐって村人はいつもケンカばかり。その様子に心を痛める雪の妖精が「どうか神さま、この村にあの雪をふらせてください」と祈ると…。村を幸せにした不思議な出来事を描いた物語絵本です。長い冬が終わり、ようやく春がやってきた今読みたい、心もぽかぽかにしてくれる1冊です。作者の本多さんは青森県出身です。
『ビーカーくんと放課後の理科室(えほん「ビーカーくんとそのなかまたち」シリーズ1)』 うえたに夫婦/絵・文 仮説社 2017年発行
放課後の理科室から先生が出て行くと、実験器具たちが動きだしました。実験の練習を始めるようです。でも、明日の実験にビーカーくんの出番はないみたい。どうしても実験に参加したいビーカーくんは、みんなに実験のコツを教えてもらうことにしました。重さのはかり方、小さいものの見方、温度の測り方。でも、どんなにマネをしてみてもうまくいきません。自信をなくしたビーカーくんですが…。理科でたくさんお世話になる実験器具のキャラクター「ビーカーくんとそのなかまたち」の絵本です。
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』 汐見夏衛/著 スターツ出版 2016年発行
家を飛び出した中2の百合は目を覚ますと第二次世界大戦末期の日本にタイムスリップしていました。偶然通りかかった彰に助けられ、彼に惹かれていく百合。しかし、彼は特攻隊員で、ほどなく命を懸けて戦地に飛び立つ運命でした…。中高生を中心にTikTokなどで話題となった作品で、2023年には映画化もされました。没入し、思いっきり泣きたい方におすすめです。
子ども司書たちの紹介文やステキなイラストは図書館でじっくりたっぷり、お楽しみください。
展示「司書のおすすめ25」
市立図書館児童室にて、図書館司書がおすすめしたい25冊の児童書を紹介しています。絵本、読み物、知識の本、郷土の本など多種多様です。展示している本を1冊、紹介します。
『きょうりゅうたちがかぜひいた』 ジェイン・ヨーレン/文 マーク・ティーグ/絵 小峰書店 2006年発行
はっくしょん、はくしょん。恐竜がくしゃみをしています。風邪をひいたようです。鼻をかんで、ティッシュは床にポイ。ついでに飲みたくない薬もポイポイ。外で遊びたいと駄々をこねます。風邪をひいた子どもたちを恐竜になぞらえた、リズミカルな文章とリアルだけれどもコミカルな恐竜たちの姿が楽しい絵本です。
4月15日(火曜日)放送内容
今日は現在行っている展示と本の紹介です。
4月23日から5月12日はこどもの読書週間です。今年のテーマは「あいことばは ヒ・ラ・ケ・ホ・ン!」です。市立図書館では今年のテーマに合わせて展示を行っています。
展示「司書のおすすめ25」
市立図書館児童室にて、図書館司書がおすすめしたい25冊の児童書を紹介しています。絵本、読み物、知識の本、郷土の本など多種多様です。展示している本をいくつかご紹介します。
『どんなくるまにのるでしょう?』 鈴木まもる/作 小峰書店 2023年発行
急いで行きたい人は、自転車に乗ります。もっともっと急いで行きたい人は、どんな車に乗るでしょう?ごみを集める人は?道路に大きな穴を掘りたい人は?バス、ごみ収集車、ダンプカーなど、子どもたちが暮らしの中で出会うさまざまな働く車を、働く人々とともに紹介します。みんなはどんな車に乗って、どんなことをしたいかな?
『おうちにいれちゃだめ!』 ケヴィン・ルイス/作 ディヴィッド・エルコリーニ/絵 フレーベル館 2013年発行
リヴィングストンは虫や動物が大好きな男の子。ある日、葉っぱにとまっていた虫を家に連れて帰ったら、ママに「おうちに虫をいれちゃだめ!」と怒られてしまいました。そこでリヴィングストンは、小さなネズミをつかまえて、家に連れて帰りました。すると…。ママvs男の子の予測不可能な掛け合いが楽しいお話です。
『てのひらおんどけい』 浜口哲一/ぶん 杉田比呂美/え 福音館書店 2003年発行
パパと散歩だ。行ってきます!パパの手はあったかい。日向にあるものはあったかくて、日陰にあるものは冷たい。手のひらは、みんながもっている便利な温度計。「あったかい?」「つめたい?」 パパの手や、自転車、大きな木、砂山、水、芝生など、いろいろなものに触りながら散歩してみよう!みんなの手のひらはどんなことを感じるかな?
『ちきゅうのかいだん』 松岡たつひで/作・絵 金の星社 2023年発行
町で見かけた見知らぬ扉を開けてみると、そこには、下へ下へと続く階段がありました。長~い階段を降りると、今とは違う地球の姿がありました。地球博士の案内で不思議な旅にでかけよう!昔の生きものと出会いながら、地球の歴史を学べる1冊です。
『ふしぎなガーデン 知りたがりやの少年と庭』 ピーター・ブラウン/作 ブロンズ新社 2010年発行
庭のない街に住む少年リーアム。ある日、使われなくなった鉄道の線路跡に、枯れる寸前の草木を発見しました。リーアムは助けようと、世話を始めます。やがて、草木は息を吹き返し、街は少しずつ姿を変えていきます。ニューヨークの鉄道跡で本当におきた、自然との共生を描いた物語です。
最後におはなし会のお知らせです。
4月19日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」
午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「春」です。どんなお話が聞けるかはお楽しみに!お話のほかに簡単な工作をする「作ってあそぼうコーナー」もありますので、いっしょに楽しく作りましょう。ぜひお友達やお家の方と一緒に遊びにきてください。申し込みは必要ありません。
4月8日(火曜日)放送内容
今日は現在行っている展示をご紹介します。
展示「自閉症啓発デー発達障がい啓発週間in五所川原市」
4月2日は国連が定めた世界自閉症啓発デーです。そして、4月2日から8日は発達障害啓発週間となっています。図書館では13日(日曜日)まで、1階ロビーにて、青森県発達障がい者支援センター「わかば」(津軽地域)主催で、自閉症や発達障がいに関する展示を行っています。
発達障がいの方たちが作った作品や発達障がいに関する書籍、啓発パネルなどを展示をします。メッセージボードも設置していますので、作者さんに向けたメッセージや、ご意見・ご感想などをお寄せいただければと思います。合わせて、関連する当館所蔵資料の展示・貸出もしています。
シンボルカラーの青色は「癒し」や「希望」を表すと言われ、4月2日は東京タワーや自由の女神、青森ではアスパムや弘前城など、世界中あちらこちらの建物が青い色でライトアップされたり、イベントなどが開催されています。自閉症や発達障害について知る機会になればと思いますので、ぜひ図書館へお越しください。
展示「あおもりの中学生・高校生による『大切なあなたへ薦める青春の一冊』」
金木分館にて5月末ごろまで行っています。「あおもりの中学生・高校生による『大切なあなたへ薦める青春の一冊』」は県教育委員会が実施している青森県内の中高生を対象とした、仲間や友だちなどに薦めたい本の紹介文のコンテストです。県立図書館から令和4年度と令和5年度の優秀作品のセットをお借りしました。中高生の紹介文もいっしょに展示しています。
4月23日から5月12日はこどもの読書週間です。今年のテーマは「あいことばは ヒ・ラ・ケ・ホ・ン!」です。市立図書館では今年のテーマに合わせて展示を行っています。
展示「司書のおすすめ25」
市立図書館児童室にて、図書館司書がおすすめしたい25冊の児童書を紹介しています。絵本、読み物、知識の本、郷土の本など多種多様です。展示している本から1冊ご紹介します。
『わすれていいから』 大森裕子∥著 KADOKAWA 2024年発行
はじめておれがここにきたとき、おまえいたよな。おれはどんどん大きくなって、おまえはゆっくり大きくなった。おれもおまえもすみっこが好きで、いつもくっついていたけど、気がついたら、おまえがいないことが多くなって…。ともに成長する猫と子どもを描いた、すべての旅立ちを応援する一冊です。
展示「子ども司書がおすすめします」
4月9日(水曜日)から5月14日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーにて歴代の子ども司書たちが講座や事後活動で作成したおすすめ本の紹介文を本と一緒に展示します。また、春休みの活動に参加してくれた子ども司書が書いたおすすめ本もありますので、ぜひご覧ください。子ども司書養成講座は今年度の開催で10回目を迎えます。6月に募集をする予定です。
最後におはなし会のお知らせです。
4月9日(水曜日)すてっぷ広場ブックトーク
市立図書館2階「対面朗読&おはなしのへや」でNPO法人子どもネットワーク・すてっぷさんによる「すてっぷ広場」が毎週火曜日・水曜日10時から15時まで開催されています。利用料金はかかりません。第2水曜日の11時頃からは、図書館司書がテーマを決めて赤ちゃん絵本や保護者の方におすすめしたい本を紹介するブックトークを行いますのでお気軽にご参加ください。
4月1日(火曜日)放送内容
4月23日(水曜日)から5月12日(月曜日)はこどもの読書週間です。今年のテーマは「あいことばは ヒ・ラ・ケ・ホ・ン!」です。市立図書館児童室では司書がおすすめする児童書を25冊紹介しています。名作から最近出版された本まで選びましたので、小さい頃に読んだ本や気になったという本をぜひ開いてみてください。最初は、展示についてです。
展示「司書のおすすめ25」
市立図書館児童室にて、図書館司書がおすすめしたい25冊の児童書を紹介しています。絵本、読み物、知識の本、郷土の本など多種多様です。
展示「自閉症啓発デー発達障がい啓発週間in五所川原市」
4月2日は国連が定めた世界自閉症啓発デーです。そして、4月2日から8日は発達障害啓発週間となっています。図書館では今日から13日(日曜日)まで、1階ロビーにて、青森県発達障がい者支援センター「わかば」(津軽地域)主催で、自閉症や発達障がいに関する展示を行います。
発達障がいの方たちが作った作品や発達障がいに関する書籍、啓発パネルなどを展示をします。メッセージボードも設置しますので、作者さんに向けたメッセージや、ご意見・ご感想などをお寄せいただければと思います。合わせて、関連する当館所蔵資料の展示・貸出もします。
シンボルカラーの青色は「癒し」や「希望」を表すと言われ、4月2日は東京タワーや自由の女神、青森ではアスパムや弘前城など、世界中あちらこちらの建物が青い色でライトアップされたり、イベントなどが開催されています。自閉症や発達障害について知る機会になればと思いますので、ぜひ図書館へお越しください。
展示「子ども司書がおすすめします」
4月9日(水曜日)から5月14日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーにて歴代の子ども司書たちが講座や事後活動で作成したおすすめ本の紹介文を本と一緒に展示します。また、春休みの活動に参加してくれた子ども司書が書いたおすすめ本もありますので、ぜひご覧ください。子ども司書養成講座は今年度の開催で10回目を迎えます。6月に募集をする予定ですので、子ども司書に興味があるという子、本が大好きだという子はぜひご応募ください!
続いて、図書館だよりについてです。
図書館だより「本古知新」第18号発行
図書館だより「本古知新」の第18号を発行しました。今号の表紙は五所川原街なか文化研究会主宰、北奥文化研究会副会長を務めている半澤紀さんです。半澤さんは、昨年7月に「資料にみる五所川原のねぷた『ヤッテマレ』のルーツをたどる」を出版されました。この他にも、五所川原の歴史に関する貴重な書籍を多数出版されています。18号の内容は、五所川原小学校で行った図書館活用の授業について、あおもり冬の読書週間に行った相撲関連展示について、報告しています。配布場所は五所川原市内の3図書館のほか、市役所、中央公民館、五所川原エフエム、ELM、つがる市立図書館、中泊町図書館です。また図書館ホームページやFacebookでも公開中です。
4月9日(水曜日)すてっぷ広場ブックトーク
市立図書館2階「対面朗読&おはなしのへや」でNPO法人子どもネットワーク・すてっぷさんによる「すてっぷ広場」が毎週火曜日・水曜日10時から15時まで開催されています。利用料金はかかりません。第2水曜日の11時頃からは、図書館司書がテーマを決めて赤ちゃん絵本や保護者の方におすすめしたい本を紹介するブックトークを行いますのでお気軽にご参加ください。