令和7年11月放送分

11月25日(火曜日)放送内容

冬の足音がひたひたと近づいてきました。寒くなると外にでるのも億劫になりますよね。お出かけも最低限・短時間で済ませたい方もいると思います。図書館で読みたい本をサッと借りてパッと帰りたい方は事前の予約が便利です。今日は図書館の蔵書検索と予約の方法についてご案内します。

 

図書館のホームページで、読みたい本を図書館が所蔵しているか、借りられるか調べることができます。すべてひらがなまたはカタカナで検索すると読みで検索しますが、漢字で検索すると完全に一致するもののみヒットします。たとえば「わたなべ」とひらがなで検索すると「辺(へん)」の渡辺さんも「部(ぶ)」の渡部さんもヒットします。

 

検索結果一覧から気になる資料のタイトルをクリックすると資料詳細画面になります。この画面では所蔵館や貸出中かどうかの状態、予約件数などが確認できます。「館」は市立図書館本館、金木分館、市浦分館のどこで所蔵しているかを表しています。「禁帯区分」が「帯出可」となっているものが個人の方が借りられる資料です。「禁帯出」となっているものは館内での閲覧しかできないものや団体登録、バリアフリーサービス利用登録者のみ借りられるものです。「状態」が「貸出可」になっていれば所蔵館の書架にあります。

 

次は「予約」の方法です。検索結果から読みたいものをクリックします。気になるものがあれば【予約かごに追加】ボタンをクリックします。ログイン画面になるので貸出券番号とパスワードを入力してログインします。パスワードの初期設定は生年月日8ケタです。ログイン後に変更してください。予約かごへは最大1,000冊登録することができるので、気になった本は忘れないように予約かごへ入れておくことをおすすめします。予約かごに入れた時点ではまだ予約は完了していません。予約を完了するにはページ下部の【予約かご】をクリックし、本当に予約したい本にチェックをいれて【予約】ボタンをクリック、連絡方法と受取館を選択して【予約】ボタンをクリック、内容に間違いがないか確認をし【送信】をクリックします。「予約申込を受け付けました。」と表示されると予約完了です。予約は図書5冊までできます。

本の用意ができたら、選択した方法で連絡をします。連絡がきたら、5開館日以内にご来館ください。取り置き期限を過ぎると、予約が取り消されてしまいます。ご注意ください。

 

本棚を眺めながら心惹かれるものを探すブラウジングも楽しいですが、時間がないときは事前に予約をして時短してみてください。

 

最後に休館日のお知らせです。おととい23日は勤労感謝の日で祝日、昨日は振替休日でした。そのため、今日は火曜日ですが、本館は休館日です。金木分館と市浦分館は通常通り開館しています。休館中に本を返したい方は返却ポストをご利用ください。CD・DVDなどの視聴覚資料や、付録にDVD等がついている図書、ほかの図書館から取り寄せた図書などは開館日に直接カウンターに返却してください。

 

11月18日(火曜日)放送内容

今日は図書館が行っている学校図書館サポートや連携についてお話しします。

 

市立図書館では子どもたちの読書活動を推進するために様々な学校図書館のサポートを行っています。子どもたちの学びを豊かにする活動ができるような学校図書館を目指して、当館司書が定期的に市内の全小中学校を訪問して、蔵書の更新・整理のお手伝いや授業に使用する本の配本、図書館の利用指導、見学対応などを行っています。また学校で子どもたちが制作したおすすめ本のポップなどをお借りして図書館で展示、逆に図書館の所蔵資料を紹介する展示を学校でしたり、先生方の研修会に参加したりするなど、相互に協力し合っています。

 

今月4日は西北五地区の中学校の先生方の学校図書館研修会に参加してきました。県外の公立図書館による学校図書館支援の様子を知ることができ、有意義な時間でした。聞くだけでなく、五所川原第一中学校図書委員会活動のサポート事例の報告もしてきました。委員会活動を充実させたいと学校から依頼があり、当館司書が委員会活動の時間におじゃまし、図書だよりの作り方や気軽に続けやすい・取り組みやすい本の紹介の仕方などを教えています。

 

また、先週11日には五所川原小学校の6年生が国語の授業の一環で、12日には松島小学校の1・2年生が校外学習の一環で図書館に見学にきました。学年や学習のねらい、学校の希望にあわせてメニューを考え、図書館とはどういう施設か、司書の仕事、貸出・返却だけではない図書館のサービス、使い方などを教えたり、読み聞かせや本の貸出を行いました。両日ともに、時間ぎりぎりまで借りる本を楽しそうに探している姿が印象的でした。五所川原小6年生は今回借りていった本を紹介するポップを作る事後活動を行うとのことだったので、そちらも楽しみです。

 

今後は今月末27日には木造高校生のインターンシップ受け入れ、来月は五所川原小・松島小・東峰小での移動図書館を予定しています。それぞれの活動・体験が、子どもたちの将来に少しでも役に立てばいいなと願っています。

 

現実を生きるのに役に立つようなことを学んだり、現実ではできない冒険・体験ができたり、これまで知らなかった世界に出会えたり、本の中には無限の世界が広がっています。おはなしの本を読むことだけが読書ではありません。昆虫や料理、ゲーム、スポーツについての本などもあります。これらの本を読むことも素敵な「読書」です。文字の本だけでなく、図鑑から情報を得ることも「読書」です。市立図書館は、子どもたちの読書環境の充実を目指してこれからも全力でサポート、協力していきたいと思っています。市立図書館で行っている学校への支援についてもっと詳しく知りたいという方は、図書館ホームページに「学校支援」というページがあるのでご覧ください。

 

最後に休館日のお知らせです。明後日、20日(木曜日)は館内整理のため、市立図書館と金木分館は休館日となっております。毎月第3木曜日は、間違ったところに本が返却されていないか書架の整頓をしたり、レイアウトを使いやすいように少し変えたり、職員の研修をしたりするために、お休みしています。休館中に本を返却したい方は返却ポストへ、こわれやすいCDやほかの図書館から取り寄せて借りた本などは開館日にカウンターへ返却をお願いします。なお、市浦分館は開館しているので、通常通りご利用いただけます。

 

11月11日(火曜日)放送内容

1が4つ並んでいる今日は、いろいろな想像が働くのか、記念日が多いようです。今日は今日の記念日とそれに関する本を紹介します。
【宝石の日】『美しい鉱物:レアメタルから宝石まで鉱物の基本がわかる!』 松原聰/監修 Gakken 2023年4月発行
1909年に宝石の国際重量単位として「カラット」が採用されたことを記念して、日本ジュエリー協会が制定しました。
本書では、世界中に産出する鉱物・宝石から約200種類を選び、標本の写真や、化学組成式、原子番号・原子量などの詳細データとともに紹介しています。ダイナミックな地球史の記憶が宿る鉱物の入門書です。
【おりがみの日】『宝石おりがみ:キラキラにかがやく』 KARATZ/宝石監修 日本文芸社/編 日本文芸社 2024年12月発行
1を4つ組み合わせると折紙の正方形になることにちなんで、日本折紙協会が制定しました。
ダイヤモンドカットの宝石やカルサイトの原石、真珠貝など、キラキラと美しいかがやきを放つ宝石おりがみの作り方を写真で紹介します。折り方の動画を視聴できるQRコードもついています。
【サッカーの日】『サッカードリブル解剖図鑑:相手を抜くための論理的思考』 三笘薫/著 エクスナレッジ 2025年2月発行
サッカーが11人対11人で行うスポーツであることから、スポーツ用品会社が制定しました。
本書ではサッカー日本代表・三笘薫選手が自身のドリブル技術を徹底解剖!反発ステップや切り返し、ターン、予備動作など、世界を魅了する技術を豊富なイラストとともに紹介します。
【世界平和記念日】『僕らは戦争を知らない:世界中の不条理をなくすためにキミができること』 小泉悠/監修 Gakken 2024年2月発行
第一次世界大戦休戦記念日ともいいます。第一次世界大戦が終結した日で、この日を忘れず、大戦争を再び起こさないようにしようと設けられました。
中学3年生の涼太のクラスに、ウクライナから避難してきたアンナが編入。涼太はアンナをきっかけに戦争について考えはじめます。戦争が起こる理由や日本が過去に行った戦争などをイラストをまじえてわかりやすく解説し、争いのない世界にするためにできることを伝えます。

 

最後に、今週行われるおはなし会のお知らせです。
11月12日(水曜日)すてっぷ広場ブックトーク
市立図書館2階「対面朗読&おはなしのへや」でNPO法人子どもネットワーク・すてっぷさんによる「すてっぷ広場」が毎週火曜日・水曜日10時から15時まで開催されています。利用料金はかかりません。第2水曜日の11時ごろからは、図書館司書がテーマを決めて赤ちゃん絵本や保護者の方におすすめしたい本を紹介するブックトークを行いますのでお気軽にご参加ください。
11月15日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」
午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「すもう」です。どんなお話が聞けるかはお楽しみに!お話のほかに簡単な工作をする「作ってあそぼうコーナー」もありますので、いっしょに楽しく作りましょう。ぜひお友達やお家の方と一緒に遊びにきてください。

 

 

11月4日(火曜日)放送内容

今日は今月の展示、イベント、おはなし会についてご案内します。

2025・第79回読書週間

10月27日から11月9日は読書週間です。今年のテーマは「こころとあたまの、深呼吸。」。日常で息がつまった時、心が疲れてしまったとき、本を開いてちょっと深呼吸してみませんか。

読書週間企画展示「帯に詰められた本の魅力」

11月30日(日曜日)まで、市立図書館1階ロビーで、読書週間の企画展を行います。新刊本によく付いている「帯」には、本の紹介やキャッチコピー、著名人の推薦文が記載されており、帯の宣伝文句がきっかけでベストセラーになったりすることもあるようです。そんな本の魅力がたくさん詰まった「帯」を見て読みたい本を選べるように、帯と本を一緒に展示します。「こころとあたまの深呼吸」できる1冊に出会えますように。

11月8日(土曜日)10時から 読書週間イベント「ブックリサイクル」

受け入れしなかった寄贈図書を次の読者につなぐために、利用者のみなさんに無償で差し上げるイベントを市立図書館で行います。どんなものがあるかは当日までナイショです。取り置きやラインアップの問い合わせには対応できません。その時の出会いをお楽しみください。なくなり次第終了します。持ち帰り用の袋などを忘れずに持参してください。

展示「心ゆたかに生涯読書 敬老の日読書のすすめ2024」

2026年1月12日(月曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、2024「敬老の日読書のすすめ」に選ばれた図書を展示しています。「敬老の日読書のすすめ」は読書推進運動協議会が中高年の方々に読書を楽しんでいただくために進めている運動です。県立図書館から2024年のセットをお借りして展示しています。展示期間が長めなので、ゆっくりたっぷりお楽しみください。

11月12日(水曜日)すてっぷ広場ブックトーク

市立図書館2階「対面朗読&おはなしのへや」でNPO法人子どもネットワーク・すてっぷさんによる「すてっぷ広場」が毎週火曜日・水曜日10時から15時まで開催されています。利用料金はかかりません。第2水曜日の11時ごろからは、図書館司書がテーマを決めて赤ちゃん絵本や保護者の方におすすめしたい本を紹介するブックトークを行いますのでお気軽にご参加ください。

11月15日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「すもう」です。どんなお話が聞けるかはお楽しみに!お話のほかに簡単な工作をする「作ってあそぼうコーナー」もありますので、いっしょに楽しく作りましょう。ぜひお友達やお家の方と一緒に遊びにきてください。

 

最後に休館日についてご案内します。

昨日11月3日は文化の日でした。「国民の祝日に関する法律」では「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日と定められています。当館の通常の休館日は毎週月曜日ですが、月曜日が祝日の場合は開館しており、次の日の平日が休館となります。そのため、今日は本館は休館日です。金木分館と市浦分館は通常通り開館しています。休館中に本を返したい方は返却ポストをご利用ください。CD・DVDなどの視聴覚資料や、付録にDVD等がついている図書、ほかの図書館から取り寄せた図書などは開館日に直接カウンターに返却してください。