令和7年10月放送分

10月7日(火曜日)放送内容

今日は今月の展示、おはなし会についてご案内します。

展示「知る・備える・考える認知症」

10月15日(水曜日)まで、市立図書館1階ロビーで行っています。9月は認知症月間(世界アルツハイマー月間)です。令和6年1月に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行され、9月が「認知症月間」、9月21日が「認知症の日」と定められました。また、今年4月には「五所川原市認知症の人とともに生きるまちづくり条例」も施行されました。認知症の基礎知識、ケア、治療法や予防に役立つ図書、体験記など、幅広く展示しています。認知症への理解を深め、家族で、地域で、だれもが安心して暮らせるように考えていきましょう。

展示している本を1冊紹介します。

『いっしょにあるく』 うえのみえこ/さく・え みらいパブリッシング 2022年6月発行

ずうっとがんばって生きてきたわたし。でも最近、わからないこと、できないことが増えてきた。そんな自分を認めたくなくて、必死になってなんとかしようとするのですが…。現役介護職員による、認知症がある人の気持ちを描いた絵本です。

 

展示「絵本屋さん大賞2024」

12月14日(日曜日)まで、市立図書館児童室で、「第17回MOE絵本屋さん大賞2024」に選ばれた図書を紹介する展示を行っています。「MOE絵本屋さん大賞」は月刊誌『MOE』(白泉社)が全国の絵本専門店・書店の児童書売り場担当者3000人にアンケートを実施し、もっとも支持された絵本30冊を決定する年間絵本ランキングです。県立図書館から2024年のセット39冊をお借りして展示・貸出しているので、市立図書館の蔵書にはないものもあります。展示期間も長めなのでこの機会にぜひお楽しみください。

 

第111回全国図書館大会愛媛大会協賛展示「文豪読みくらべ 愛媛の漱石 青森の太宰」

10月17日(金曜日)から11月3日(月曜日)まで、市立図書館1階ロビーで行います。全国図書館大会とは、全国の図書館および地域において読書活動に携わる関係者が集い、図書館を柱とする地域社会の活性化を図ることを目的として毎年開催され、今年度111回を迎える歴史ある大会です。111回を記念し「111事業47都道府県からの事業参加」を目指し行われる「トリプルワン・プロジェクト」に当館も協賛し、愛媛の文豪「漱石」と青森の文豪「太宰」の人と作品の魅力に触れる資料展示を行います。どちらも教科書に作品が掲載されるような日本を代表する作家です。読書の秋、遠く離れた愛媛と青森の文豪の世界に気軽に、あるいはどっぷりと浸かってみてください。

 

10月8日(水曜日)すてっぷ広場ブックトーク

市立図書館2階「対面朗読&おはなしのへや」でNPO法人子どもネットワーク・すてっぷさんによる「すてっぷ広場」が毎週火曜日・水曜日10時から15時まで開催されています。利用料金はかかりません。第2水曜日の11時ごろからは、図書館司書がテーマを決めて赤ちゃん絵本や保護者の方におすすめしたい本を紹介するブックトークを行いますのでお気軽にご参加ください。

 

10月18日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「米・豆」です。どんなお話が聞けるかはお楽しみに!お話のほかに簡単な工作をする「作ってあそぼうコーナー」もありますので、いっしょに楽しく作りましょう。ぜひお友達やお家の方と一緒に遊びにきてください。