令和6年8月放送分

8月27日(火曜日)放送内容

9月は、「世界アルツハイマー月間」です。当館でも認知症に関する展示を行っています。
展示「読む・知る・考える・行動する 認知症」
9月29日(日曜日)まで市立図書館1階ロビーにて展示を行っています。
認知症は、特別なものではなく誰にでも起こることです。認知症を怖がらず、本人はもちろん子どもや大人などの周りの人も今から正しい知識をつけることが大切です。ぜひこの機会に家族みんなで認知症について話し合いをしてみませんか。ここで、展示している資料をいくつか紹介します。
『認知症の人に寄りそう・伝わる言葉かけ&接し方』 日本文芸社 2024年発行
認知症は、よく理解できない言動を引き起こすことが多い脳の病気です。どのような言葉をかけ、どう接したらいいのか、介護現場のプロの視点と方法で、家庭での認知症介護が少しでもラクになるようなヒントを伝えます。
『認知症が見る世界 ~現役ヘルパーが描く介護現場の真実~』 吉田 美紀子/漫画 竹書房 2023年発行
時間も場所も、目の前の人が誰かさえも分からない。自分はどうして、こんな所にいるのだろう…認知症患者たちの不安・恐怖・孤独感にあふれた「心の内」を、現役ヘルパーである筆者が胸に迫るタッチで描きます。
『認知症予防におすすめ図書館利用術 1フレッシュ脳の保ち方』 結城 俊也(ゆうき としや)/著 日外アソシエーツ 2013年発行
ウォーキングを兼ねて図書館へ。本を読み、様々な活動に参加して脳をリフレッシュ。リハビリのプロが、街の図書館を利用して知らず知らずのうちに認知症を予防する方法を解説します。著者が各地で行った活動も紹介しています。2巻は、「読書・朗読は脳のトレーニング」、3巻は「『調べる力』で脳を活性化」となっています。
『面白くて眠れなくなる脳科学』 毛内 拡/著 PHPエディターズ・グループ 2022年発行
認知症は脳の生活習慣病と言われています。そこで、認知症を理解するとと共に、脳の働きも理解しておきましょう。脳の人間の脳とほかの動物の脳はどう違うの? ひらめきはどこからやってくるの? 歳をとると本当に頭が固くなる? アインシュタインと凡人の脳の違いは? 読みだしたらとまらない脳科学にまつわる面白い話を紹介します。
続いて、新しく入った本を紹介します。
『日本の紙幣と硬貨の歴史』 英和出版社 2024年発行
先月、20年ぶりに新紙幣が発行され、市内でもだいぶ見かけるようになってきたのではないでしょうか。本書では新紙幣で使われている最新の偽造防止技術と、世界に向けたユニバーサルデザインの意図などについて解説しています。また、新紙幣の肖像となる渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎の3人についても詳しく紹介しています。そのほかに、日本の通貨の歴史についても紹介しています。
『絶滅体験レストラン 』 WoWキツネザル(わおきつねざる)/著 岩波書店 2024年発行
絶滅体験レストランは、さまざまな環境問題を体感できる不思議なレストラン。案内人は環境系エンターテナーWoWキツネザルさん。気候変動や生物多様性の危機などの問題を中心に、わたしたちの身近にあるそれらの問題の現実を架空のレストラン13店舗で、「食」を通じて解説します。
大人向けのシニカルでちょっとブラックな環境本です。
『マイペースでいいじゃん!』 外崎 修汰/著 ベースボール・マガジン社 2024年発行
弘前市出身で、埼玉西武ライオンズ選手・外崎修汰の生い立ちから現在までを振り返る一冊です。外崎選手は、実はプロ入りするまでは、野球を知らなかったそうです。そんな野球を知らなかった選手が、なぜプロで長らく活躍できているのか。野球少年はもちろん、保護者や指導者にも人生を生きていくうえで、とても参考になるはずです。源田壮亮選手との対談も収録されています!
『ようこそじごくへ』 広松 由希子(ひろまつ ゆきこ)/文 玉川大学出版部 2024年発行
生きているときに物を盗んだり、人をだましたり、傷つけたり、悪いことをすると、死んだら地獄におちると言われています。 地獄なんてない、という人もいますが、本当にそうでしょうか。12世紀の日本でうまれた絵巻「地獄草紙」から想像をふくらませ、現代によみがえった地獄をめぐり、地獄とはなんなのか考えます。

 

 

8月20日(火曜日)放送内容

9月は、「世界アルツハイマー月間」です。当館でも認知症に関する展示を行っています。

展示「読む・知る・考える・行動する 認知症」

9月29日(日曜日)まで市立図書館1階ロビーにて展示を行っています。

認知症は、特別なものではなく誰にでも起こることです。認知症を怖がらず、本人はもちろん子どもや大人などの周りの人も今から正しい知識をつけることが大切です。認知症はどんな病気なの? お金や介護はどうすればいいの? 本人と家族はどうなるの?親の認知機能が下がっていると思ったら、どうすればいいの?などといった疑問や不安を解決する本を展示しています。ぜひこの機会に家族みんなで認知症について話し合いをしてみませんか。ここで、展示している資料の中から、3冊紹介します。

『家族が認知症になった時の接し方・介護・頼れるサービス』 ナツメ社 2024年発行

認知症になった家族を介護する人に向けて、認知症に関する基本的なことから、認知症の人との接し方、治療の選択肢、必要な介護に関する多岐にわたる情報まで、オールカラーの漫画や図とともにわかりやすく紹介しています。

『わすれないでね ずっとだいすき』 ジーン ウィリス/文 ラケル カタリナ/絵 小学館 2022年発行

「わたしったら、どうして自分の孫がわからなくなったりするのかしら」「泣かないで、おばあちゃん。ぼくはいつもここにいるから」認知症の家族の実話にもとづく、人間にとっていちばん大切なことを教えてくれる絵本です。

『「あれ?なんだっけ」がなくなる!大人のさがし絵』 日東書院本社 2020年発行

脳は何歳からでも鍛えることができます。健康維持のために日頃から食事や運動などの生活習慣に注意して体のケアが必要なのと同じように、脳のケアも習慣にすることが大切です。脳も鍛えないと、加齢とともに能力は落ちていきます。この本は、遊び感覚で楽しく脳を鍛えながら認知症予防もできる、新しいジャンルの「脳トレ」です。同時に、さがし絵を楽しみながら認知症を予防するために気をつけるべき知識を得ることもできます。認知症を防ぐために得た知識を、ぜひ毎日の生活にいかして、認知症を遠ざける暮らし方を始めましょう!

資料の展示のほかに、五所川原市で作成した認知症に関する冊子も置いていますので、ぜひご覧ください。つづいて、先週行われたイベントについての報告です。

8月11日(日)「大相撲爆笑トークショー」が開催されました!

NHKイッツ・ア・スモウ・ワールドでおなじみの能町みね子さんと浪岡出身で相撲史研究家、相撲道研究会会長である今靖行(こん やすゆき)さんのお二人が当館でふたたび爆笑トークショーを開催し、78名の方が参加してくださいました。講師のお二人のお話は途切れることなく続き、笑いの絶えないトークショーとなりました。最後にレコードで1曲「足手まとい」をかけながら質疑応答を行いました。大盛り上がりとなったトークショーは、予定していた時間より15分ほどオーバーして終了しましたが、相撲好きにはとても有意義な時間となりました。能町さん、今さん、本当にありがとうございました。

五所川原子ども司書夏休みの活動「図書館こども夏まつり2024」を行いました!

8月17日(土曜日)、市立図書館児童室と中庭にて子ども司書による「図書館夏まつり」を開催しました。このイベントは、子ども司書になった子たちが自分たちでイベントを実施するというもので、7名の子ども司書が、夏にぴったりな絵本の読み聞かせや講座で学んだ本の修理の実演、年齢やテーマに沿って選んだ本の貸出を行いました。当日は、暑すぎず風が心地よかったので、中庭で本の修理の実演と読み聞かせを行いました。子ども司書が読み聞かせに選んだ本は、お祭りの本や雲の本、アイスクリームの本などで、聞きに来てくれた人も夏らしくていいね!と喜んでいました。本の修理は、講座で学んだことを思い出しながら、夢中になって修理をしていました。夏休みの活動をやってみて、自分たちで準備からイベントを実施することの大変さと目の前の人に喜んでもらえる嬉しさを実感することができたと思います。参加した子ども司書の皆さん、お疲れさまでした。

 

8月6日(火曜日)放送内容

現在開催中の立佞武多を楽しんでいますか?最初はこの展示についてご紹介します。

展示「まつり」

8月15日(木曜日)まで、市立図書館1階ロビー、階段、2階ロビーにて、歴代の立佞武多ポスターの掲示など、まつりに関連する資料を紹介しています。毎年作成されているポスターは、迫力満点で、当館でも貴重な資料として保存しています。今年の立佞武多は今日を入れて残り3日となりましたが、まだまだ気分を盛り上げて楽しみましょう!

立佞武多に関連して、当館では昨年の8月から貸出券のデザインが立佞武多に変わりました。歴代の立佞武多の中からお気に入りの年の立佞武多を選んで貸出券を作成することができます。すでに貸出券を持っている方も、立佞武多デザインの貸出券に変更したいという方は、再発行することができますのでお声がけください。まつり期間終了後も図書館ではまつりの展示を行っております!帰省中の方や、観光でいらっしゃった方も当館で祭りにどっぷり浸っていただきたいです。

今年の夏も30度越えは当たり前で、毎日うだるような暑さですね。祭りに夢中で暑さ対策を忘れていませんか?今年もこちらを実施中です。

第4回五所川原市×大塚製薬共同イベント 熱中症予防津軽弁標語コンテスト&資料展

8月31日(土曜日)まで市立図書館にて、熱中症を正しく知り、暑い夏を乗り切るための関連資料の展示と熱中症予防津軽弁標語コンテストを開催します。熱中症の怖さや熱中症にならないようにする方法などをわかりやすく伝えられる標語を、津軽弁を使って作ってください。標語コンテストに来館して応募いただいた先着100名の方に、夏の強い味方、ポカリスエット1本を差し上げています。優秀賞10作品は来夏、市内各所と津軽鉄道車内に掲出します。たくさんのご応募お待ちしています!

つづいて、おはなし会とイベントについてのお知らせです。

8月14日(水曜日) すてっぷ広場ブックトーク

市立図書館2階「対面朗読&おはなしのへや」でNPO法人子どもネットワーク・すてっぷさんによる「すてっぷ広場」が毎週火曜日・水曜日・毎月第1日曜日の10時から15時まで開催されています。「すてっぷ広場」は市の地域子育て支援拠点事業の一環として、子育て中のお父さん・お母さんと主に乳幼児などの子どもたちが、いつでも気軽に参加でき、うち解けた雰囲気の中で交流する場を提供することを目的として開催されています。利用料金はかかりません。第2水曜日には、図書館司書がテーマを決めて赤ちゃん絵本や知識の本、保護者の方におすすめしたい本を紹介しています。ぜひお気軽にご参加ください。

8月17日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「こわい話」です。どんなお話が聞けるかはお楽しみに!簡単な工作をする「作ってあそぼうコーナー」もあります。いっしょに楽しく作りましょう。ぜひお友達やお家の方と一緒に遊びにきてください。申し込みは必要ありません。おはなし会のあとは、こちらのイベントが行われます。

五所川原子ども司書夏休みの活動「図書館こども夏まつり2024」

8月17日(土曜日)14時30分から16時30分まで市立図書館児童室と中庭にて子ども司書による「図書館夏まつり」を開催します。このイベントは、子ども司書になった子たちが自分たちでイベントを実施するというもので、夏にぴったりな絵本の読み聞かせや講座で学んだ本の修理の実演、年齢やテーマに沿って選んだ本の貸出を行います。イベントへの参加に申し込みは必要ありませんのでお気軽にご参加ください。この活動を通して、子ども司書たちは読書推進リーダーとしての意識を持ち、講座で得た知識を活かす絶好の機会となります。子ども司書ってどんなことをするの?次の子ども司書になりたい!という人は、ぜひ遊びにきてくださいね。