令和6年7月放送分
7月30日(火曜日)放送内容
今日は子ども司書養成講座についてです。
7月21日(日曜日)から2024年度(第9期)五所川原市子ども司書養成講座が始まりました。今年は11名の小学4~6年生の児童が受講し、28日(日曜日)に全員が「五所川原子ども司書」として認定されました。23日から最終日までを簡単に振り返ります。
第5回・第9回「レファレンスってなあに?」
図書館司書が利用者の方の調べもののお手伝いをする「レファレンスサービス」について学びました。調べるためのツールやその特徴、使い方などについて、演習問題を解いて理解を深めました。
第6回「めざせ!本のお医者さん」
図書館の本を利用する際、多くの人は大切に扱ってくれていると思います。それでもたくさん利用されているものはページが破れたり、とれたりすることもあります。利用できる寿命をのばし、未来へ繋いでいくための図書館での修理方法について学びました。実際に専用のテープやのりを使って壊れた本の修理をしました。
第7回「読み聞かせにちょうせん!」
本を紹介する方法のひとつである「読み聞かせ」について、その効果や本の選び方、読み聞かせをする際に気をつけるポイントなどを学びました。そして、第10回で行うプレおはなし会に向けてグループに分かれて本を選び、練習しました。
第8回「図書館に行ってみよう」
同じ「図書館」でもそれぞれ資料やサービスなどに違いや特徴があります。五所川原以外の図書館も知ってもらうために、弘前市立弘前図書館と岩木図書館へ見学に行きました。大人になれば利用する図書館の選択肢は広がります。使い分けたり、好みを探したりするのも楽しいです。
第9回「交流会」
深浦町子ども司書養成講座受講生が五所川原市立図書館へ見学にきたため、交流会をしました。自己紹介をしたあと、来月のイベント「図書館こども夏まつり」で使う案内板などをいっしょに制作しながら、交流を深めました。
第10回「最終課題発表・プレおはなし会」
講座のまとめとして最終課題に取り組んでもらいました。最終課題の内容は、キーワードについて『総合百科事典ポプラディア』と図書館の本を使って調べ、わかったことをまとめるというものです。それぞれ違うキーワードについて調べたので、取り組んだ内容を発表してもらいました。
また、第7回で練習した成果として保護者の方や教育長たちに絵本の読み聞かせをするプレおはなし会を行いました。
全10回の講座が終了し、受講生11名全員が「五所川原子ども司書」として認定され、28日の修了式・認定式で教育長より認定証が手渡されました。
また、講座期間中は2階の利用についてご協力いただき、ありがとうございました。来月、8月17日には早速、子ども司書としての活動があります。講座で学んだ知識を発揮して活躍する子ども司書をお楽しみに!
最後に現在開催中の展示の紹介です。
展示「まつり」
市立図書館1階ロビー、階段、2階ロビーにて、歴代の立佞武多ポスターの掲示など、まつりに関連する資料を紹介しています。今年も祭りの季節がやってきました。図書館の資料で気分を盛り上げ、祭りをより楽しんでいただきたいです。8月8日までを予定していましたが、お盆で帰省される方にも見ていただきたいので、15日(木曜日)まで展示期間を延長します。県外から遊びに来た方にもぜひご紹介ください。
7月23日(火曜日)放送内容
今日は子ども司書養成講座についてです。
7月21日(日曜日)から2024年度(第9期)五所川原市子ども司書養成講座が始まりました。「子ども司書」とは、図書館のことや本のことを学び、専門的な知識を得て、学校や家庭、地域で読書の楽しさやおもしろさを伝える読書リーダーで、2023年時点で79名が五所川原子ども司書として認定されています。今年は11名の小学4から6年生の児童が子ども司書認定を目指して講座に取り組んでいます。昨日までの内容を簡単にご紹介します。
第1回「図書館のこと・司書のこと」
図書館とはどんな施設なのか、司書とはどういうことをする人で、どうすればなれるのか、図書館の歴史、市内3図書館についてなど、基本的な内容を学びました。
第2回「本を紹介してみよう」
展示やポップなど本を紹介するいろいろな方法を学びました。また、来月に子ども司書夏休みの活動として実施予定の図書館こども夏まつりで行うおすすめ本を選びました。図書館こども夏まつりについては後日、改めてご案内します。
第3回「NDCってなあに?」
市立図書館や学校図書館、全国各地の図書館で広く使われている図書分類法「日本十進分類法」、NDC(エヌ・ディー・シー)について学びました。図書館の資料は内容で仲間分けをされています。このNDCを覚えておくと、図書館で調べものをしたい時にどの辺の棚を見ればよいのかわかるようになります。全国の公共図書館、大学図書館で広く採用されている分類法なので、どこの図書館に行ってもお目当ての資料をすぐに探せるのです。大人でも理解して覚えるのは大変ですが、受講生のみなさんは一生懸命取り組んでいました。
第4回「カウンターのお仕事にちょうせん!」
図書館の仕事と聞いて真っ先に思い浮かべるのはカウンターでの貸出・返却だと思います。カウンターの仕事はそれだけではありません。そんなカウンターのお仕事について、休館日の図書館でゆっくり、じっくり、しっかり学びました。
今日はレファレンスサービスについて学び、明日は修理と読み聞かせについて学びます。明後日、25日は弘前市の図書館に見学に行く予定です。最終日、28日のプレおはなし会までがんばります。
昨年度までの講座の様子やこれまでの子ども司書の活動などは図書館ホームページで紹介しています。ぜひご覧ください。
また、講座開催期間中、開館から午後1時ごろまで、25日のみ終日、2階閲覧室は利用できません。ご理解・ご協力をお願いします。
つづいて、現在開催中の展示をご紹介します。
展示「まつり」
8月8日(木曜日)まで、市立図書館1階ロビー、階段、2階ロビーにて、歴代の立佞武多ポスターの掲示など、まつりに関連する資料を紹介しています。今年もこの季節がやってきました。1年間、うずうずしていた方も多いでしょう。図書館の資料で気分を盛り上げ、祭りをより楽しんでいただきたいです。
第4回五所川原市×大塚製薬共同イベント 熱中症予防津軽弁標語コンテスト&資料展
8月31日(土曜日)まで市立図書館にて、熱中症を正しく知り、暑い夏を乗り切るための関連資料の展示と熱中症予防津軽弁標語コンテストを開催します。熱中症の怖さや熱中症にならないようにする方法などをわかりやすく伝えられる標語を、津軽弁を使って作ってください。標語コンテストに来館して応募いただいた先着100名の方に、夏の強い味方、ポカリスエット1本を差し上げています。優秀賞10作品は来夏、市内各所と津軽鉄道車内に掲出します。たくさんのご応募お待ちしています!
7月16日(火曜日)放送内容
今日は展示とおはなし会についてです。
展示「7月19日はおはなし給食」
絵本や物語を読んでいると、とてもおいしそうで、食べてみたくなる料理がたくさん登場します。そんな料理を再現して給食として提供し、児童・生徒の食と読書への興味を高めるために、学校給食センターが行っている取り組みが「おはなし給食」です。7月19日の市内小中学校では『ひみつのカレーライス』(井上荒野/作 田中清代/絵 アリス館 2009年)のおはなし給食が提供されます。残念ながら不思議な「カレーの種」は入っていないようですが…。図書館ではカレーがおいしそうな絵本やおはなし、給食に関する本を展示・貸出しています。カレーを食べて暑い夏を元気に過ごしましょう!
関連図書をいくつかご紹介します。
『イチからつくるカレーライス(イチは、いのちのはじまり)』 関野吉晴/編 農山漁村文化協会 2017年発行
「カレーライス」の材料である野菜、スパイス、お肉、お米、塩だけでなく、器やスプーンまで、すべてを「イチ」からつくってみたら…。武蔵野美術大学「関野ゼミ」の授業内容を、写真やイラストとともに紹介します。
『ロアルド・ダールコレクション別巻3 ダールのおいしい!?レストラン』 ロアルド・ダール/著 評論社 2016年発行
「おばけ桃が行く」の生泥バーガー、「チョコレート工場の秘密」のトッフィーアップル…。奇想天外な物語作家ロアルド・ダールさんの作品に出てくる、おいしいけれどゾッとする食べ物のレシピを、楽しいイラストと写真とともに紹介します。作品とあわせてお楽しみください。
展示「日本絵本賞作品」
9月15日(日曜日)まで、金木分館にて、2023・第28回「日本絵本賞」の最終候補作品30冊を展示・貸出中です。「日本絵本賞」は公益社団法人全国学校図書館協議会が絵本芸術の普及、絵本読書の振興、絵本出版の発展を願って、優れた絵本を顕彰するもので、1995年から実施されています。1年間に日本で出版された絵本の中から、特に優れた絵本に「日本絵本賞大賞」、優れた絵本に「日本絵本賞」、翻訳絵本の優れた絵本に「日本絵本賞翻訳絵本賞」を授与しています。県立図書館から2023年・第28回のセットをお借りして展示・貸出しています。図書館の蔵書にはないものもあるので、この機会にぜひお楽しみください。
7月20日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」
午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「フランス」です。どんなお話が聞けるかはお楽しみに!簡単な工作をする「作ってあそぼうコーナー」もあります。いっしょに楽しく作りましょう。ぜひお友達やお家の方と一緒に遊びにきてください。申し込みは必要ありません。
つづいて、休館日と市立図書館2階の利用についてご案内します。
昨日、15日は海の日でした。そのため、今日は火曜日ですが、市立図書館は休館日となっております。金木分館・市浦分館は通常通り開館しています。また、18日(木曜日)は7月の3回目の木曜日なので、館内整理のため、市立図書館と金木分館は休館日です。市浦分館は開館します。休館日に市立図書館・金木分館で本を返却したい方は返却ポストをご利用ください。ほかの図書館から借りた本や壊れやすいCDなどは直接、カウンターに返却してください。
21日(日曜日)から2024年度(第9期)五所川原市子ども司書養成講座が始まります。28日(日曜日)までの講座期間中、開館から午後1時ごろまで、2階閲覧室は利用できません。ご理解・ご協力をお願いします。
7月9日(火曜日)放送内容
7月15日は海の日です。海の日は海に感謝し、海を大切にする日です。今日は海に関する本を紹介します。
『海大図鑑(Newton大図鑑シリーズ)』 倉本圭、藤倉克則/監修 ニュートンプレス 2022年発行
地球に広がる大きな海にはたくさんの顔があります。リゾート地の白い浜辺と真っ青な海、食卓へ多様な海の幸を届けてくれる海、ウミガメなど生き物を育てる海、風力発電の場としての海、陸地の天候へ影響を与える海。一方、光の届かない深海は宇宙と同じくらい未知の世界です。海がいつどうやって生まれたのかも正確にはわかっていません。海のさまざまな側面を科学的知見にもとづいてみていく一冊です。広大で奥深い海の世界をお楽しみください。
『海のゆたかさをまもろう! 4 海をまもるためにわたしたちにできること』 こどもくらぶ/編 岩崎書店 2022年発行
「SDGs目標14海の豊かさを守ろう」を根本からさぐる全4巻のシリーズです。第4巻では海の豊かさを守るためにわたしたちができることを、SDGs目標6・13・14・15・17に関連させて考えます。生命は海から生まれました。しかし環境破壊などによって、海は今、汚れきってしまっています。地球の70%を占める海に今何が起きているのか、どうしたら守れるのかを一緒に考えましょう。
『しんかい6500:海を科学するマシンたち 深海のひみつをさぐれ!』 山本省三/作 友永たろ/絵 くもん出版 2023年発行
「しんかい6500」は深い、深い海中や海底を探り、いろいろな謎を解き明かすために作られた、世界トップクラスの有人潜水調査船です。深海にもぐるための工夫やどうやって深海を調査するのかなど、その全貌をイラストで紹介します。深海に興味がある人、マシン好き、未知なる不思議を解き明かしたい人におすすめです。
『宝島(福音館古典童話シリーズ18)』 スティーブンソン/作 福音館書店 1976年発行
入り江を見下ろす静かな宿屋に、「船長」と呼ばれる老いた船乗りが泊まっていました。ある日、杖をついた男が現れて小さな紙切れを手渡すと、船長は発作を起こして死んでしまいます。船長が遺した一枚の地図は、やがて宿屋の少年ジムを思いもよらない冒険へと誘い出すことになる…!個性的な登場人物と、手に汗握る展開で、多くの子どもたちを魅了してきた冒険物語の名作です。冒険に飛び出したい少年たちはもちろん、大人の皆さんにも改めて楽しんでいただきたい一冊です。
つづいて、イベント・おはなし会のお知らせです。
第4回五所川原市×大塚製薬共同イベント 熱中症予防津軽弁標語コンテスト&資料展
8月31日(土曜日)まで市立図書館にて、熱中症を正しく知り、暑い夏を乗り切るための関連資料の展示と熱中症予防津軽弁標語コンテストを開催します。熱中症の怖さや熱中症にならないようにする方法などをわかりやすく伝えられる標語を、津軽弁を使って作ってください。標語コンテストに来館して応募いただいた先着100名の方に、夏の強い味方、ポカリスエット1本を差し上げます。優秀賞10作品は来夏、市内各所と津軽鉄道車内に掲出します。
たくさんのご応募お待ちしています!
7月10日(水曜日) すてっぷ広場ブックトーク
市立図書館2階「対面朗読&おはなしのへや」でNPO法人子どもネットワーク・すてっぷさんによる「すてっぷ広場」が毎週火曜日・水曜日・毎月第1日曜日の10時から15時まで開催されています。「すてっぷ広場」は市の地域子育て支援拠点事業の一環として、子育て中のお父さん・お母さんと主に乳幼児などの子どもたちが、いつでも気軽に参加でき、うち解けた雰囲気の中で交流する場を提供することを目的として開催されています。利用料金はかかりません。
毎月第2水曜日には、図書館司書が毎月テーマを決めて赤ちゃん絵本や知識の本、保護者の方におすすめしたい本を紹介するブックトークを行っています。ぜひお気軽にご参加ください。
7月2日(火曜日)放送内容
今日は今月の展示、おはなし会、イベントについてです。
展示「夏が来る!」
7月17日(水曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、「夏といえば、これ」と思い浮かぶ、夏を感じる本を展示・貸出しています。年々暑さが厳しくなっているように感じますが、前向きに、夏を思いっきり楽しみましょう!
展示「まつり」
7月19日(金曜日)から8月8日(木曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、歴代の立佞武多ポスターの掲示など、まつりに関連する資料を紹介します。今年もこの季節がやってきました。1年間、うずうずしていた方も多いでしょう。図書館の資料で気分を盛り上げ、祭りをより楽しんでください。
6月29日(土曜日)から「2024年度(第9期)五所川原市子ども司書養成講座」申込受付中!
今年度も五所川原市子ども司書養成講座を開催することが決定しました。第9期目となる講座は、7月21日(日曜日)から28日(日曜日)の8日間で行います。図書館の基本から読みたい本の探し方、破れた本の直し方、図書館の本を使った調べ方などを学びます。25日(木曜日)は、弘前市立弘前図書館と岩木図書館へ見学に行く予定となっており、最終日の28日はプレおはなし会を行います。
申込受付期間は7月7日(日曜日)までで、対象は小学4~6年生、定員は10名です。学校で配布された申込用紙に必要事項を記入して、市立図書館または金木分館にお持ちください。これまで受講したことがある方は申し込みできません。
認定後は夏休みに図書館で実施するイベントのお手伝いや学校図書館での活動などを予定しています。子ども司書になって学校やおうち、図書館で活躍してみませんか?みなさんの参加をお待ちしています!詳しい内容やこれまでの子ども司書の活動についてなどは図書館ホームページ「子ども司書養成講座」のページをご確認ください。
第4回五所川原市×大塚製薬共同イベント 熱中症予防津軽弁標語コンテスト&資料展
8月31日(土曜日)まで市立図書館にて、熱中症を正しく知り、暑い夏を乗り切るための関連資料の展示と熱中症予防津軽弁標語コンテストを開催します。熱中症の怖さや熱中症にならないようにする方法などをわかりやすく伝えられる標語を、津軽弁を使って作ってください。標語コンテストに来館して応募いただいた先着100名の方に、夏の強い味方、ポカリスエット1本を差し上げます。優秀賞10作品は来夏、市内各所と津軽鉄道車内に掲出します。
たくさんのご応募お待ちしています!
7月10日(水曜日) すてっぷ広場ブックトーク
市立図書館2階「対面朗読&おはなしのへや」でNPO法人子どもネットワーク・すてっぷさんによる「すてっぷ広場」が毎週火曜日・水曜日・毎月第1日曜日の10時から15時まで開催されています。「すてっぷ広場」は市の地域子育て支援拠点事業の一環として、子育て中のお父さん・お母さんと主に乳幼児などの子どもたちが、いつでも気軽に参加でき、うち解けた雰囲気の中で交流する場を提供することを目的として開催されています。利用料金はかかりません。
毎月第2水曜日には、図書館司書が毎月テーマを決めて赤ちゃん絵本や知識の本、保護者の方におすすめしたい本を紹介するブックトークを行っています。ぜひお気軽にご参加ください。6月は「おうた、だいすき♪」というテーマで行いました。ブックトークで紹介した本は終了後に児童室赤ちゃんコーナーと2階おはなしの部屋の前で紹介・展示しています。
7月20日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」
午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「フランス」です。どんなお話が聞けるかはお楽しみに!簡単な工作をする「作ってあそぼうコーナー」もあります。いっしょに楽しく作りましょう。ぜひお友達やお家の方と一緒に遊びにきてください。申し込みは必要ありません。