令和6年4月放送分

4月30日(火曜日)放送内容

テレビやラジオで紹介されていたあの本が気になるの!でも図書館にあるかしら?そんな時は図書館の蔵書検索を使ってみてください。今日は図書館の蔵書検索と予約の方法についてご案内します。

 

図書館のホームページで、読みたい本を図書館が所蔵しているか、借りられるか調べることができます。すべてひらがなまたはカタカナで検索すると読みで検索しますが、漢字で検索すると完全に一致するもののみヒットします。たとえば「わたなべ」とひらがなで検索すると「辺(へん)」の渡辺さんも「部(ぶ)」の渡部さんもヒットします。

検索窓の下にある「県内図書館で探す」を使うと県内の図書館の所蔵を一度に検索することができます。

 

検索結果一覧から気になる資料のタイトルをクリックすると資料詳細画面になります。この画面では所蔵館や貸出中かどうかの状態、予約件数などが確認できます。「館」は市立図書館本館、金木分館、市浦分館のどこで所蔵しているかを表しています。「禁帯区分」が「帯出可」となっているものが個人の方が借りられる資料です。「禁帯出」となっているものは館内での閲覧しかできないものや団体登録、バリアフリーサービス利用登録者のみ借りられるものです。「状態」が「貸出可」になっていれば所蔵館の書架にあります。利用者の方が自由に資料を手に取れる状態の書架を「開架」、直接は手に取れず、見たい資料を請求して職員が書庫から取り出してくる場合を「閉架」というのですが、「場所」が「書庫」や「作業室」、「勤労青少年ホーム」となっているものは「閉架」です。閉架の資料を利用したい場合や場所がわからないときは職員にお声掛けください。

 

読みたい本が貸出中の時はホームページから本の「予約」をすることができます。検索結果から読みたいものをクリックします。気になるものがあれば【予約かごに追加】ボタンをクリックします。ログイン画面になるので貸出券番号とパスワードを入力してログインします。パスワードの初期設定は生年月日8ケタです。ログイン後に変更してください。予約かごへは最大1,000冊登録することができます。この時点ではまだ予約は完了していません。予約を完了するにはページ下部の【予約かご】をクリックし、本当に予約したい本にチェックをいれて【予約】ボタンをクリック、連絡方法と受取館を選択して【予約】ボタンをクリック、内容に間違いがないか確認をし【送信】をクリックします。「予約申込を受け付けました。」と表示されると予約完了です。予約は図書5冊までできます。

本の用意ができたら、選択した方法で連絡をします。連絡がきたら、5開館日以内にご来館ください。取り置き期限を過ぎると、予約が取り消されてしまいます。ご注意ください。

 

蔵書検索をして図書館に所蔵がなかった場合はリクエストをすることもできます。ほかの図書館から取り寄せたり購入したりして提供します。お時間を要する場合や提供できない場合もありますのでご了承ください。リクエストサービスを利用できるのは市内にお住いの方、市内に通勤・通学されている方です。図書のみ、予約と合わせて5冊までリクエストできます。雑誌や視聴覚資料などはリクエストできません。

 

また、青森県立図書館の利用者登録をすると県立図書館の本を市内3館で受け取れるオンライン貸出サービスや電子書籍を利用することもできます。郵送や電子申請でも登録をすることができるので、より多くの資料を利用したい方は館内の広報物や県立図書館ホームページをご確認ください。

 

昨日、29日は昭和の日でした。そのため、今日は火曜日ですが、市立図書館は休館日となっております。本を返却したい方は返却ポストをご利用ください。ほかの図書館から借りた本や壊れやすいCDなどは直接、カウンターに返却をお願いします。金木分館・市浦分館は通常通り開館しておりますので、どうぞご利用ください。

 

4月23日(火曜日)放送内容

4月23日から5月12日はこどもの読書週間です。今年のテーマは「ひらいてワクワク めくってドキドキ」です。今日は児童室で行っている展示についてです。

展示「司書のおすすめ24」

市立図書館児童室にて、図書館司書がおすすめしたい24冊の児童書を紹介しています。絵本、読み物、知識の本、郷土の本など多種多様です。様々な本を開いて、新しいワクワクドキドキと出会うきっかけになればいいなと思います。いくつかご紹介します。

『どうなっているの?だんめん図鑑』 断面マン/製作・監修 小学館 2016年発行

ふだんの生活で、家庭で、街で、学校で、見ている、知っている、使っている小さなモノ、大きなモノ、巨大なモノ。見ることもなかった「モノ」の断面を次々と見せる図鑑風の写真絵本です。折りたたみページをめくると、そのモノの断面を見ることができます。中がどうなっているかわからないものを切断することで、そのものの工夫や仕組みが解明できる!いろいろなモノの中身を“覗き見”してみましょう。

『虫ガール:ほんとうにあったおはなし』 ソフィア・スペンサー/文 マーガレット・マクナマラ/文 ケラスコエット/絵 岩崎書店 2020年発行

ちいさな頃から虫が大好きなソフィア。幼稚園の間は人気者でしたが、小学校に入ると、虫が好きなことが原因でいじめにあうようになります。すっかり落ち込んでしまったソフィアを見かねたお母さんが、ソフィアをはげまそうと昆虫学者のグループに1通のメールを出しました。すると、世界中の昆虫学者から、ソフィアに続々とメッセージが!好きなことを貫く大切さを描く実話をもとにした絵本です。

『だれのほね?:切り絵の絵本 1』 たけうち・ちひろ/文・切り絵 西澤真樹子/監修 出版ワークス 2020年発行

骨には体の秘密が隠れています。かっこいい骨、かわいい動物がたくさん登場!ページをめくって、じっくり、ゆっくり骨と体を見比べてみましょう。白黒のコントラストとカラフルな動物の世界が楽しめる切り絵の絵本です。2巻の恐竜編も所蔵しています。

『ノンタンボールまてまてまて(ノンタンあそぼうよ10)』 キヨノサチコ/作絵 偕成社 1982年発行

ぽーんとにげていったノンタンの大事なボールは、お空で風船にまぎれたり、ねずみさんの穴に入ったり。ノンタンはぶたさんといっしょに大切なボールを追いかけます。小さなお子さんたちから愛され続けているノンタンは1976年にデビューしました。キャラクターは知っていてもお話は読んだことないよ!という方も意外といらっしゃるのでは?ぜひ読んでみてください。

『わすれもの』 豊福まきこ/作 BL出版 2017年発行

ミナちゃんは、パパとママと大好きなひつじのぬいぐるみと一緒に公園に遊びに行きました。ベンチにひつじを座らせたミナちゃんは、遊びに夢中になり、公園にひつじを忘れてしまいます。ひつじはカラスにつつかれたり、ベンチから転げ落ちながらも、迎えが来てくれると信じています。けれどあたりが暗くなり、その夜は雨も降ってきて…。切なくてあたたかい、小さな「わすれもの」の気持ちを描いた絵本です。

『おすしのずかん』 大森裕子/作 藤原昌高/監修 白泉社 2016年発行

まぐろ、サーモン、タイ、ヒラメ。タコ、イカ、たまごに照り焼きチキンロール。みんなが大好きなお寿司と、お寿司になるお魚、たまにお魚じゃないものの図鑑ができました。楽しみながらお魚の色や形や名前が覚えられます。おなかを空かせたいときにおすすめの図鑑絵本です。

 

本を借りる際に必要な貸出券は0歳から作ることができます。貸出をするときにセルフ端末で貸出券をピッと読み込むと今まで何冊借りたかが表示されます。保護者の方の名前でいっしょに借りていたという方は、ぜひお子さんの貸出券もつくって、これからたくさんのワクワクドキドキを貯金していきませんか?

 

4月16日(火曜日)放送内容

今日は電子申請についてです。

暮らしに必要な水道の届けや子育て、介護などの届けなど、市役所に行かなくてもオンラインで手続きができることをご存じですか。図書館で本を借りる際に必要な貸出券もオンラインで申し込むことができます。

オンラインでできる手続きは、持っていない方の「新規申込」、昔作ったことがあるが、失くしてしまった方の「再交付申込」、申し込んだ時と住所や連絡方法などが変わった方の「変更届」です。新規申込・再交付申込をオンラインでできるのは五所川原市内に在住・在勤・在学している方、五所川原圏域定住自立圏内(つがる市、中泊町、鶴田町、鰺ヶ沢町、深浦町)に在住の方です。

 

新規・再交付の場合の手続き方法についてご案内します。

まず、図書館ホームページを開きます。[利用案内]をクリックすると「貸出券をつくる」というページが開きます。下にスクロールすると「インターネット(五所川原市電子申請・届出システム)から申請することができます。」という項目があります。[図書館貸出券交付申込]というリンクをクリックしてください。「五所川原市電子申請・届出システム」のページが開きます。

1.電子申請サービスの利用登録

過去に電子申請・届出システムを利用し、すでに利用登録をしている方は利用者IDとパスワードを入力してください。利用登録をすると貸出券申請以外の手続きをする際に住所などの入力を省略できるようになります。利用登録をせずに利用することも可能です。その場合は[利用登録せずに申し込む方はこちら]をクリックしてください。

2.連絡先メールアドレスの登録

手続き説明、利用規約を読んでいただき、ご理解いただけましたら[同意する]をクリックします。連絡が取れるメールアドレスを入力してください。

3.貸出券交付申込に必要な情報を入力

登録したメールアドレスに申込画面へのURLが送信されます。送信されたURLをクリックし、名前や生年月日、住所などを入力してください。

4.申込完了

「申込完了通知メール」が届いたら、申込は完了です。免許証など生年月日や住所などが確認できる証明書をもって図書館にご来館ください。貸出券をお渡しいたします。貸出券は金木分館、市浦分館で受け取ることも可能です。

「申込完了通知メール」には貸出券番号とパスワードが記載されているので、来館前に読みたい本の予約をすることもできます。予約方法については図書館ホームページ〉利用案内〉予約・リクエストについて〉Web予約で紹介しています。予約した本が用意できたら、申請時に登録した方法で連絡するので、取り置き期限までにご来館ください。

電子申請で申し込み、ホームページから事前に予約しておくとこで、時間がない方もスムーズに利用できます。五所川原市以外にお住まいの場合でも転勤などで市内で働くことになった方も電子申請をご利用いただけます。ぜひ活用してみてください。

 

最後に今週末のおはなし会のお知らせです。

4月20日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「入園・入学おめでとう」です。どんなお話が聞けるかはお楽しみに!また、今回から新しく「作ってあそぼうコーナー」ができます。いっしょに楽しく作りましょう。ぜひお友達やお家の方と一緒に遊びにきてください。申し込みは必要ありません。

 

4月9日(火曜日)放送内容

今日は今月の展示、おはなし会についてです。

展示「KANAGI」

5月15日(水曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、芦野公園のさくらまつりや津軽三味線全日本金木大会など、春の金木地域で行われるイベントや、110年ぶりの快挙を成し遂げた尊富士をはじめとした金木町出身の有名人を紹介するほか、金木分館の所蔵資料を展示・貸出します。

 

展示「若い人に贈る読書のすすめ2023」

4月21日(日曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、「若い人に贈る読書のすすめ2023」に選ばれた図書を紹介する展示を行っています。「若い人に贈る読書のすすめ」は、成人式・卒業式など新たな人生の一歩を踏み出す若い人にぜひ読んでもらいたい本を紹介する、読書推進運動協議会が行っている運動です。毎年、この1年に出版され、全国から推薦された「若い人にぜひ読んでもらいたい本」の中から読書推進運動協議会の事業委員会が24冊を選定、リーフレットが制作されています。県立図書館から2023年のセットをお借りして展示・貸出しているので、市立図書館の蔵書にはないものもあります。この機会にぜひお楽しみください。

 

展示「司書のおすすめ24」

4月23日から5月12日はこどもの読書週間です。今年のテーマは「ひらいてワクワク めくってドキドキ」です。市立図書館児童室にて、図書館司書がおすすめしたい24冊の児童書を紹介しています。絵本、読み物、知識の本、郷土の本など多種多様です。様々な本を開いて、たくさんのドキドキを集めてみてください。いくつかご紹介します。

『みずとはなんじゃ?』 かこさとし/作 鈴木まもる/絵 小峰書店 2018年発行

朝起きて、顔を洗う水。うがいをしたり、飲んだりする水。水とは、いったいどんなものなのでしょうか?暮らしの中で出会う水を通して水の不思議な性質を知り、自然環境に目を向けるきっかけとなるような、科学する心をはぐくむ知識絵本です。

『おうさまのこどもたち』 三浦太郎/作 偕成社 2019年発行

王家に生まれた10人の子どもたち。成長してどんな王・女王になりたいか問われ、それぞれ、すし屋、サッカー選手、農家、など、自分の好きな仕事で人々を幸せにしたいと考えます。さて、王さまのあとをついだのは…?可能性は無限大!将来を考えるきっかけにもぴったりな絵本です。

『わかったさんのクッキー(わかったさんのおかしシリーズ1)』 寺村輝夫/作 永井郁子/絵 あかね書房 1987年発行

「わかったさんのおかしシリーズ」はゆかいなお話とおいしいお菓子の作り方が一冊で楽しめる児童書です。クリーニング屋さんのわかったさんが、配達の途中でまきこまれる不思議な世界。お話のなかに、お菓子作りのカギがちりばめられています。わかったさんといっしょに、いろいろなお菓子を作ってみましょう!

 

4月20日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「入園・入学おめでとう」です。どんなお話が聞けるかはお楽しみに!また、今回から新しく「作ってあそぼうコーナー」ができます。いっしょに楽しく作りましょう。ぜひお友達やお家の方と一緒に遊びにきてください。申し込みは必要ありません。

 

今週末、4月13日(土曜日)と14日(日曜日)は図書館がある菊ヶ丘運動公園で、第1回五所川原市菊ヶ丘運動公園桜祭りが開催されます。三味線や吹奏楽のステージやりんご娘のステージ、キッチンカーやフードブースもあるようです。市立図書館では桜や春にちなんだ本を児童室などで紹介しています。祭りに来られた際はぜひ図書館にも足を延ばしてみてください。なお、周辺道路や駐車場の混雑が予想されますので、車の方は気をつけてお越しください。

 

4月2日(火曜日)放送内容

新年度最初の今日は、図書館のご案内と展示・イベント、今週末のおはなし会についてです。

まずは図書館を紹介します。市内には菊ヶ丘運動公園の中にある「五所川原市立図書館」、金木総合支所の中にある「金木分館」、市浦総合支所の中にある「市浦分館」の3つの図書館があります。休みの日は、市立図書館が月曜日と毎月第3木曜日、金木分館が月曜日と祝日と毎月第3木曜日、市浦分館が土日と祝日です。市立図書館は祝日も開いているため、月曜日が祝日のときは次の平日に休みます。開いている時間は、市立図書館は平日:午前9時30分から午後6時まで、土日・祝日:午後5時までです。金木分館と市浦分館は午前9時30分から午後5時までです。

図書館の中では自由に本を利用できます。図書館の外へ借りていきたいときは「貸出券」で貸出の手続きをします。本を借りるのにお金はかかりません。貸出券を作るときは高校生以上の方は学生証や免許証など名前・誕生日・住所を確認できるものが必要です。はじめて図書館に行くときは念のため持っていきましょう。貸出券は市内3館共通です。電子申請で作ることもできます。

本を返すときは、市内3館ならどこでも返せます。また、つがる市立図書館と中泊町図書館に返したり、2館で借りた本を市内3館に返すこともできます。

借りられる冊数は、本が10冊まで、雑誌が3冊まで、CD・DVDが2本まで、デジタル資料が5本までで、15日間借りられます。次に待っている人がいなければ、1週間延長することができます。

春、なにか新しいことを始めたくなる季節です。これまで図書館を利用したことがない方や最近ご無沙汰だなという方も、お花見のついでなどに気軽にお越しください。

 

自閉症啓発デー発達障害啓発週間in五所川原

4月2日は国連が定めた世界自閉症啓発デーです。そして、4月2日から8日は発達障害啓発週間となっています。これに合わせて図書館では今日から7日(日曜日)まで、青森県発達障害者支援センター「わかば」(津軽地域)主催で、自閉症や発達障害に関する展示を行います。

内容は1階ロビーにて、発達障害の方たちが作った作品や発達障害に関する書籍、啓発パネルの展示をします。当館所蔵資料の展示・貸出もします。

また2階おはなしの部屋では、発達障害に関するDVDや動画の上映をします。自閉症啓発デーのシンボルカラーになっている青い色のペーパーフラワーを作ってフラワーボードを飾るコーナーもあります。DVD上映は2日から5日(金曜日)の10時から17時まで行います。詳しい上映内容は館内掲示物や青森県発達障害者支援センター「わかば」(津軽地域)ホームページをご確認ください。

シンボルカラーの青色は「癒し」や「希望」を表すと言われ、4月2日は東京タワーや自由の女神、青森ではアスパムなど、世界中あちらこちらの建物が青い色でライトアップされたり、イベントなどが開催されています。自閉症や発達障害について知る機会になればと思いますので、ぜひ図書館へ足を運んでみてください。

 

4月7日(日曜日) すてっぷ広場ブックトーク

市立図書館2階「対面朗読&おはなしのへや」でNPO法人子どもネットワーク・すてっぷさんによる「すてっぷ広場」が毎週火曜日・水曜日・毎月第1日曜日の10時から15時まで開催されています。「すてっぷ広場」は市の地域子育て支援拠点事業の一環として、子育て中のお父さん・お母さんと主に乳幼児などの子どもたちが、いつでも気軽に参加でき、うち解けた雰囲気の中で交流する場を提供することを目的として開催されています。利用料金はかかりません。第1日曜日には、図書館司書による本の紹介を行っています。ぜひお気軽にご参加ください。