令和5年1月放送分

1月25日(水曜日)放送内容

今日は、今月の展示、本の紹介についてです。

あおもり冬の読書週間企画展「ユニバーサルな社会をめざして」

1月31日(火曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、あおもり冬の読書週間の企画展を行います。障害や年齢、国籍などさまざまな理由で生きづらさを感じている人たちがいます。「だれもが暮らしやすい社会」とはどんな社会でしょうか。「心のバリアフリー」を実現するためにできることはどんなことでしょうか。「ユニバーサル社会」の実現に向けて考えてみませんか。読書のバリアフリー実現のための当館所蔵資料や機器類もあわせて展示しています。

展示している資料を紹介します。

「障害をしゃべろう!」 青土社 2021年10月発行

障害についてかかわりをもつ。「当事者」の声に耳をすませて聞き取ってみる。すると、自分の「当事者」性すら浮かび上がってくるのだ…障害者と健常者が障害について語り合います。障害者の生きることと働くことをテーマにした雑誌『コトノネ』の連載をもとに単行本化されました。上下巻あります。

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 ブレイディみかこ/著 新潮社

優等生の「ぼく」が通う元・底辺中学は、毎日が事件の連続。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子とパンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。落涙必至の等身大ノンフィクションです。

大活字本が増えました!

大活字本とは、大きい文字(14~22ポイント)を使った本のことです。小さな文字が読みにくい高齢の方に好評です。大活字本はどなたでもご利用できます。

新しく入った作品は、小杉健治(こすぎ けんじ)の風烈廻り与力・青柳剣一郎(ふうれつまわり よりき あおやぎ けんいちろう)シリーズ、森村誠一(もりむら せいいち)の「悪道」、原田マハの「太陽の棘」、門井慶喜(かどい よしのぶ)の「かまさん」などがあります。

図書館ホームページ「テーマ別検索」からも大活字本の一覧をみることができます。

2月3日(金曜日)は節分です

節分に関する本を紹介します。

「わいわい!せつぶん」 チャイルド本社 2020年12月発行

節分は子どもが主役! ユニークな鬼のお面が大集合! 節分を盛り上げる豆入れやおりがみ、かわいい飾りもまとめて紹介しています。行事をモチーフにした年齢別のあそびやシアターも掲載されていて、この一冊で節分行事もバッチリです!楽譜、コピー用型紙集も掲載しています。

「おばあちゃんのえほうまき」 野村たかあき/作・絵 佼成出版社 2010年1月発行

きりちゃんは、節分の日に、おばあちゃんと一緒に「恵方巻き」を作ることになりました。

「恵方巻き」って何?どんな意味があるの?家庭で行事食を手作りする楽しさと、みんなで一緒に食べるうれしさを、温もりある版画で伝える絵本です。巻末にレシピが付いています。

「すがたをかえる食べもの 大豆がへんしん!」 学研プラス 2016年2月発行

食べものの世界は、のぞいてみると、じつはとても奥深くて面白い世界!さあ、みんなで食べものを楽しんでみましょう。大豆が、とうふ、油あげ、豆乳、ゆば、きなこ、豆もやし、しょうゆ、みそ、納豆などに「へんしん」していく様子を、たくさんの写真やイラストを使って紹介します。緑豆、あずき豆など、大豆以外の豆の変身も掲載しています。

 

1月18日(水曜日)放送内容

今日は、今月の展示、本の紹介、おはなし会についてです。

あおもり冬の読書週間企画展「ユニバーサルな社会をめざして」

1月31日(火曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、あおもり冬の読書週間の企画展を行います。障害や年齢、国籍などさまざまな理由で生きづらさを感じている人たちがいます。「だれもが暮らしやすい社会」とはどんな社会でしょうか。「心のバリアフリー」を実現するためにできることはどんなことでしょうか。「ユニバーサル社会」の実現に向けて考えてみませんか。読書のバリアフリー実現のための当館所蔵資料や機器類もあわせて展示しています。

さて、市内の小・中学校では、3学期がはじまりました。久しぶりの学校で、友だちと会えて嬉しいとは思いますが、体調管理はしっかりできているでしょうか。市内でも新型コロナウイルスのほかにインフルエンザや胃腸炎などが流行っています。そこで、感染症や予防について学べる本を紹介します。

「感染症サバイバル1 インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症」 日本図書センター 2021年1月発行

クイズに答えて、感染症対策をしましょう!感染症にかかったときの対処法や注意点などをクイズ形式で紹介しています。問題を解くことで、正しい感染症の知識が身につけられます。1巻は、熱・せき・くしゃみなどをおこすインフルエンザと新型コロナウイルス感染症をテーマに、発症から治るまでの流れを時系列で解説しています。実際に感染したときのことをイメージしやすく、感染症を「自分事」として考えられますよ。

「くちからはいりやすいウイルスのはなし」 大久保 祐輔/作 岩崎書店 2022年1月発行

口にウイルスが入ってきた!食道というところを通って、胃までたどり着くと、ちくっ、ちくっと悪さをします。お腹痛くなるのは、こういう時なのです。胃はいつものように食べものを溶かせなくなり、下のほうにも流れにくくなります。そうすると、胃のなかがいっぱいになって、食べものが口に戻ってしまい…。「お腹のかぜ」といわれる急性胃腸炎をモチーフにしたストーリーで、感染症についての理解を深められる絵本です。このほかに、「はなからはいりやすいウイルスのはなし(鼻かぜ)」「めからはいりやすいウイルスのはなし(アデノウイルス)」があります。

紙芝居「ウイルスにまけないぞ!」 童心社 2021年7月発行

手洗いをしないカンちゃんのところに、現れたのはマモリンマン。いつも体を守ってくれているというマモリンマンが見せてくれたのは、手にいっぱいのウイルスたち!びっくりしたカンちゃんは手洗いにいきますが、ウイルスたちはあっちにも…。そしてカンちゃんの様子もおかしくなってきて…。手洗い、換気、咳エチケットの大切さを伝え、子どもたちをウイルスから守ります。保育者・保護者向けのポイント解説も掲載しています。

「洗浄と殺菌のはなし」 同文舘出版 2020年11月発行

衛生管理・感染予防に特効薬はありません。コロナにしてもインフルエンザにしても、ノロウイルスにしても、治療では特効薬が存在することはありますが、予防となるとなかなか難しいのが現実です。なぜなら、微生物は人間を乗り物として、あの手この手で広がろうとするからです。そこで私たち人間は、その「乗り物」にならないように、手を洗う、消毒をする、マスクをするなどの複数の方法を駆使しながらリスクを下げていくことが大事です。洗浄・殺菌は、われわれの日常生活に身近なものであるだけに、正しく行なわないと、食中毒事故や感染につながります。医療、食品、介護に関わる人から一般の人にまで、「洗浄・殺菌」についての正しい知識をわかりやすく解説しています。

1月21日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。1月のテーマは「モンゴル」です。

申し込みは不要です。ぜひ、聞きに来てください!

 

1月11日(水曜日)放送内容

今日は、今月の展示、おはなし会についてです。

あおもり冬の読書週間企画展「ユニバーサルな社会をめざして」

1月31日(火曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、あおもり冬の読書週間の企画展を行います。障害や年齢、国籍などさまざまな理由で生きづらさを感じている人たちがいます。「だれもが暮らしやすい社会」とはどんな社会でしょうか。「心のバリアフリー」を実現するためにできることはどんなことでしょうか。「ユニバーサル社会」の実現に向けて考えてみませんか。読書のバリアフリー実現のための当館所蔵資料や機器類もあわせて展示しています。

図書館のバリアフリーサービスを紹介します。

「マルチメディアデイジー図書」

パソコンで音声を聞きながら、絵や文字を見ることができます。文字の大きさや背景の色、文字を読み上げるスピードなどが変えられるので、文字が苦手なお子さんや印刷された文字が読みにくい方におすすめです。マルチメディアデイジー目録もありますので、ご覧になりたい方はお知らせください。また、マルチメディアデイジー図書を利用するには、事前にバリアフリーサービスの登録が必要ですので、カウンター、電話、FAX、メールなどで登録の申し込みをお願いいたします。

「布えほん」

すべて布で製本されています。ボタン、スナップ、マジックテープなどを使って、はずす、はめる、取る、つける、ほどく、結ぶなど手や指を動かしながら、言葉も楽しく学習できる絵本です。

布えほんの利用は、バリアフリーサービス登録者のほかに特別支援学級や社会福祉施設にも貸出しています。布えほんは全部で31タイトルあります。

「読書補助具」

文字や写真を画面に大きく映して読める拡大読書器、印刷された文字(墨字)を自動音声で読み上げてくれる「よむべえスマイル」があります。また、老眼鏡、虫眼鏡、読みたい行を集中して読むリーディングトラッカーもご用意しております。どの補助具も利用できますので、字が読みにくくなったという方は、ぜひご利用ください。

1月21日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。1月のテーマは「モンゴル」です。モンゴルに関する本を紹介します。

「モンゴルの黒い髪」 バーサンスレン ボロルマー/絵・文 石風(せきふう)社 2004年11月発行

モンゴルの遊牧民の所に悪い人たちがやってくるのを知った遊牧民たちは、自分たちで知恵を絞ってその悪者を撃退します。遊牧民モンゴル人への理解が深まる絵本です。

「こんな家にすんでたら」 ジャイルズ ラロッシュ/作 偕成社 2013年2月発行

世界各地の特色のある家々をペーパークラフトで紹介した絵本です。それぞれの家に住む人々のくらしに想像が広がります。モンゴルといえば、家畜とともに草原を移動して生活する遊牧民が住む、モンゴル語で「ゲル」と呼ばれる移動式の住居があります。

「ビジュアル大相撲図鑑」 汐文社 2018年1月発行

いま大相撲では、元横綱の白鵬や横綱の照ノ富士、豊昇龍などモンゴル出身の力士が活躍しています。大相撲のルール、本場所の一日の流れ、力士になる方法、82の決まり手など相撲に関するあらゆる情報を、写真とイラストでわかりやすく解説したビジュアル図鑑を読んで、すでにはじまっている1月場所の大相撲を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

1月4日(水曜日)放送内容

今日は、今月の展示、おはなし会についてです。

あおもり冬の読書週間企画展「ユニバーサルな社会をめざして」

明日、1月5日(木曜日)から31日(火曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、あおもり冬の読書週間の企画展を行います。障害や年齢、国籍などさまざまな理由で生きづらさを感じている人たちがいます。「だれもが暮らしやすい社会」とはどんな社会でしょうか。「心のバリアフリー」を実現するためにできることはどんなことでしょうか。「ユニバーサル社会」の実現に向けて考えてみませんか。読書のバリアフリー実現のための当館所蔵資料や機器類もあわせて紹介します。

関連図書を何冊かご紹介します。

『耳の聞こえない人、オモロイやん!と思わず言っちゃう本』 大谷 邦郎(おおたに くにお)/編著 星湖舎 2019年7月発行

耳の聞こえない人はみんな「電話できない」「音楽を聴かない」「全員手話を使う」…。それって実は思い込み! 聴覚障害者へのインタビューをとおして、とっても奥深い「聞こえない人の世界」を案内します。

『弱い力でも使いやすい頼もしい文具たち』 波子(なみこ)/著 小学館クリエイティブ 2022年10月発行

握る力が半分でいいホッチキス、丸いフォルムで握りやすいカッター、親指を動かすだけで切れるはさみなど、車椅子ライターが厳選した、誰でも使いやすいデザインの文具を紹介します。おしゃれな文具、かわいい文具、おもしろい文具など、気になる文具がたくさんあります!

『4羽のめんどりと1羽のおんどり』 レーナ・ランドストローム/文 オロフ・ランドストローム/絵 解放出版社 2020年12月発行

4羽のめんどりと小さな1羽のおんどりがいっしょに住んでいました。横暴にふるまうおんどりに、めんどりたちはおびえて意見が言えません。でも、「めんどりの学校」で知識と体力を蓄えた彼女たちは、おんどりに果敢に立ち向かいます。「男女の平等」を考えるのに最適な絵本です。

『いろいろかえる』 きくち ちき/作 偕成社 2021年6月発行

食べるのが好きな緑色のかえる。跳ねるのが好きな黄色のかえる。色鮮やかなかえるたちが次々にやってきて、楽しい1日を過ごします。色もいろいろ、個性もいろいろ。どんな個性も受け止めてもらえる、安心感と愛情にあふれた絵本です。

『福祉用具の図鑑:目や耳の働き・発達障害を助ける』 徳田 克己(とくだ かつみ)/監修 金の星社 2021年3月発行

福祉用具は、障害のある人や、高齢で介護が必要な人などの日常生活を手助けする道具のことです。点字機器、補聴器など、目や耳が不自由な人、発達障害のある人の不便を軽くするための福祉用具を使用場面やジャンルごとに写真たっぷりで紹介します。

最後に、今月のおはなし会のお知らせです。

1月8日(日曜日)「おはなし会&ブックトーク」

11時から30分くらい、市立図書館のすてっぷ広場会場内でおはなし会&ブックトークがあります。0~3歳くらいのお子さんと保護者の方に、テーマにそった絵本などを紹介します。

1月21日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。1月のテーマは「モンゴル」です。