令和4年9月放送分

9月28日(水曜日)放送内容

今日は展示と本の紹介についてです。

市立図書館×弘前大学連携企画展示

「現役大学生に聞いた!進路・学部選びはこうすべき!~未来のジブンがみえてくる~」

10月19日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーにて、市立図書館と弘前大学との連携企画展示を行っております。内容は、中高生とその保護者に向けて、大学の学部・学科紹介と進路決定の参考となるような意見、体験談、さらには、進路決定の参考になる本を現役の弘前大学生が紹介するというものです。紹介する学部・学科は、「人文社会科学部 文化創生課程」、「教育学部 学校教育教員養成課程小学校コース」、「教育学部 学校教育教員養成課程中学校コース」、「理工学部 地球環境防災学科」、「理工学部 電子情報工学科」、「農学生命科学部 生物学科」、「農学生命科学部 食料資源学科」、「医学部 保健学科放射線技術科学専攻」です。今日はその中の、農学生命科学部生物学科2年のしのみやさんの紹介文を紹介します。

(1)学部学科紹介・進路決定理由

もともと生物が好きだったため、生物の勉強をしようとここに来ました。受験時の科目数が少ないのも魅力の一つ。受験方法も、進学先を決めるひとつの方法だと思います。二年間分子生物科学科にいましたが、転学科試験を受けて生物学科に入ることができました。

自然の近さを生かした学びが魅力。実際に白神山地に赴いて実習をやりました。自然の美しさや先生・先輩との交流も素晴らしかったです。

(2)本の紹介

「生物と無生物のあいだ」 福岡伸一(ふくおか しんいち)/著 講談社 2007年5月発行

生物という学問自体が大好きだったのですが、生物も細分化されていきます。そんななかで、現在の進路を決めたきっかけがこの本です。学校で学んだことを少し深めてくれる内容で、生物が好きな人にぜひ読んでほしい一冊です。

「ウイルスの意味論」 山内一也(やまのうち かずや)/著 みすず書房 2018年12月発行

教科書や便覧のコラムが大好きだったのですが、その感覚で楽しく読める本です。タイトルで怖気づかずに、まずは開いてみることが大切です!

弘前大学生が紹介してくださった本、学部学科に関する本、職業に関する本も展示しておりますので、ぜひ、ご覧ください。

次は、新しく入った郷土の本を紹介します。

「映画バクテン!!ノベライズ」 四ツ木えんぴつ∥原作 講談社 2021年6月発行

「男子新体操」に魅せられ、いつしか“チーム”となった個性豊かなアオ高部員たち。次の舞台はインターハイ。青春のすべてをかけてアツくひた走る彼らの最後の挑戦が始まります。アニメ映画「バクテン!!」は、青森山田高校男子新体操部が監修しており、今年7月に全国公開されました。主人公が通う高校やライバル校のモデルは、同部など青森にゆかりあるチームだそうです。

「修羅奔る夜(しゅらはしるよる)」 伊東 潤(いとう じゅん)/著 徳間書店 2022年7月発行

東京で働く紗栄子に、青森でねぶた師として活動する兄・春馬が病に倒れたとの知らせが入ります。帰郷した紗栄子は春馬を手伝う決意を固めるが、ねぶた祭が迫る中、春馬は入院してしまい…。

「ねぶた師であった亡き父から兄へと継がれた魂を、形にできるのは私しかいない。」

女ねぶた師・紗栄子は瞬刻の輝きを青森の夜空に描くことはできるのでしょうか。

時代を駆けて筆を揮う稀代の歴史小説家が、令和を舞台に女ねぶた師を描きます。

 

9月21日(水曜日)放送内容

今日は展示についてです。

市立図書館×弘前大学連携企画展示

「現役大学生に聞いた!進路・学部選びはこうすべき!~未来のジブンがみえてくる~」

10月19日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーにて、市立図書館と弘前大学との連携企画展示を行っております。内容は、中高生とその保護者に向けて、大学の学部・学科紹介と進路決定の参考となるような意見、体験談、さらには、進路決定の参考になる本を現役の弘前大学生が紹介するというものです。紹介する学部・学科は、「人文社会科学部 文化創生課程」、「教育学部 学校教育教員養成課程小学校コース」、「教育学部 学校教育教員養成課程中学校コース」、「理工学部 地球環境防災学科」、「理工学部 電子情報工学科」、「農学生命科学部 生物学科」、「農学生命科学部 食料資源学科」、「医学部 保健学科放射線技術科学専攻」です。今日はその中の、人文社会科学部文化創生課程2年の有馬(ありま)さんの紹介文を紹介します。

(1)学部学科紹介

弘前大学の人文社会科学部は2課程5コースに分かれており、コースの中にも多くのゼミが存在するため、「自身の学びたい!」を叶えることができます。2課程(文化創生課程、社会経営課程)は入試の時に募集が分かれているため、進路決定の際に決める必要がありますが、それぞれ文化創生課程の2コースと社会経営課程の3コースは入学後、2年に進級するタイミングで自身の希望に合わせて選択します。

(2)体験談

元々考古学を学びたいと考えており、高校2年の時に訪れた弘前大学のオープンキャンパスで、日本考古学ゼミの体験講義を受けました。弘前大学では、実際の遺跡で発掘調査をしたり、実物の遺物を使った研究ができると知り、是非自分もやりたいと思い、弘前大学を目指し始めました。元々姉が通っていたのもあり、身近な大学だったのもありますが、オープンキャンパスの参加はその大学の雰囲気を感じることもできるため、オンラインでも多くの大学のオープンキャンパスに参加した方がより自分に合った大学を見つけることができると思います。

(3)進路決定の参考になる本

「人間失格」 太宰 治/著

文豪の小説は試験に出ることも多く、あらかじめ有名所は読んでおくと試験の時に有利になるだけでなく、教養も深められます。

「とりかへばや物語」 作者未詳 田辺聖子/訳

古典作品です。一作品でも古典作品で好きな作品があると、その作品で使われている文法を頭に入れることができ、その時代に対する興味も生まれ、国語、日本史への勉強への意欲が湧いてきます。

「ぼくは勉強ができない」 山田 詠美(やまだ えいみ)/著 新潮社

国語便覧にも紹介されている本だと思います。高校生が主人公で、思春期の悩みや生きづらさが描かれているため、学生にも親しみを持ち、自分に通ずる所を見つけながら読むことができると思います。

弘前大学生が紹介してくださった本、学部学科に関する本、職業に関する本も展示しておりますので、ぜひ、ご覧ください。

 

9月14日(水曜日)放送内容

今日はりんご、展示、おはなし会についてです。

青森県はりんごが有名ですが、地元のりんごに関する資料で子ども向けのものは、ほとんどありませんでした。そこで、市や県に問い合わせてみると、五所川原の特産品である赤~いりんごについて学べる「五所川原市名産 実の中まで“赤~いりんご”の話」、子ども向けに作られた「青森りんご出前授業」という冊子があることがわかりました。貴重な郷土資料として、当館はもちろん、市内の小学校にも置くことにしました。

この他に、一般社団法人青森県りんご対策協議会のサイト「青森りんご」も、青森りんごの品種やレシピ、最新情報などりんごに関する情報がたくさん紹介されています。県内の小学生を対象に、ネットによる調べ学習ができように作られた「あおもりりんごforキッズ」もあり、楽しくりんごについて学べるようになっています!当館ホームページにリンクを掲載していますので、ぜひご覧ください。

市立図書館×弘前大学連携企画展示

「現役大学生に聞いた!進路・学部選びはこうすべき!~未来のジブンがみえてくる~」

9月17日(土曜日)から10月19日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーにて、市立図書館と弘前大学との連携企画展示を行います。内容は、中高生とその保護者に向けて、大学の学部・学科紹介と進路決定の参考となるような意見、体験談、さらには、進路決定の参考になる本を現役の弘前大学生が紹介するというものです。紹介する学部・学科は、「人文社会科学部 文化創生課程」、「教育学部 学校教育教員養成課程小学校コース」、「教育学部 学校教育教員養成課程中学校コース」、「理工学部 地球環境防災学科」、「理工学部 電子情報工学科」、「農学生命科学部 生物学科」、「農学生命科学部 食料資源学科」、「医学部 保健学科放射線技術科学専攻」です。名前だけを見ても実際にやっている内容はよくわかりません。先輩方のお話を読んで、気になるな、同じことをやってみたい、やりたいことはこれじゃないなと思うことができるだけでも将来の夢への一歩につながるはずです。

やりたいことが決まったら、その目標に向かってたくさん調べてください。その時はぜひ、図書館もご活用ください。知ることは、楽しいし、自分を強くします。

9月17日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。9月のテーマは「長い」です。

皆さんは、長いといったら何を想像しますか?お鼻がながーいあの動物の秘密がわかる本を紹介します。

「ゾウの長い鼻には、おどろきのわけがある!」 山本 省三(やまもと しょうぞう)/文 くもん出版

2008年3月発行

「ゾウはむかし、海を泳いでいた」海の近くや浜辺だったところから見つかるゾウの祖先の化石。

海にすむ動物と同じ特徴をもつ奇妙な形の腎臓など、残された手がかりは多くあります。

この本の監修をした遠藤秀紀(えんどう ひでき)さんは、自分の目で動物の体を実際に確かめながら、体の謎や進化のひみつを解き明かしていく解剖学者で、「あの長い鼻を、シュノーケルとして使っていたのだろうか?」と想像しています。みなさんは、どう考えますか?

おはなし会は、申し込み不要です。ぜひ、おうちの方やお友だちと聞きに来てください。

 

9月7日(水曜日)放送内容

今日は展示、おはなし会についてです。

展示「9月19日は敬老の日です」

9月14日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーにて敬老の日に関する展示を行っています。

展示資料の紹介をします。

「婦人公論 2022年5月号」 中央公論新社 2022年4月号

「婦人公論」は、内面・外面ともに美しく年を重ねる女性たちのために、豊かな人生のヒントを詰めこんだ雑誌です。2022年5月号の特集は、「可能性は無限大!やりたいことは何歳からでも」です。その特集の中に紹介されているのが、95歳の笹餅屋さん、桑田ミサオさんです。75歳で一念発起して起業し、津軽鉄道の車内で民謡を歌いながら笹餅を販売したり、地元で講習会を開いたりと、「餅ばあちゃん」として奮闘してきた人生について紹介されています。

「もったいないばあさん」 真珠(しんじゅ)まりこ/作・絵 講談社 2008年2月発行

ほらほら、お皿の上の食べ残し、お茶碗についたご飯粒。そのままにしてるとくるよ、あの人が来るよ。「こんなに のこして もったいない」ほらね。やって来たのは、もったいないばあさん。お団子頭にもんぺをはいて、杖をつきながら言うのです。「もったいないから私が食べる」って。「顔についているご飯粒まで食べさせろ」って… でも、「もったいない」ってなんだろう?

「このあとどうしちゃおう」 ヨシタケ シンスケ/作 ブロンズ新社 2016年4月発行

死んだおじいちゃんの部屋を掃除していたら、おじいちゃんが書いた「このあと どうしちゃおう」ノートが出てきた。「自分が将来死んだらどうなりたいか」が、書いてある。「生まれ変わったらなりたいもの」「こんな神様にいてほしい」…なんだかおじいちゃん、楽しそう。でも、もしかしたら逆だったのかもしれない。ぼくだったら、どうしちゃおうかな。いま、生きている間に、考えてみよう!

また、9月23日(金曜日)にオルテンシアで「認知症フォーラム」が行われます。ポスターと一緒に認知症を理解する本も展示しています。

市立図書館×弘前大学連携企画展示

「現役大学生に聞いた!進路・学部選びはこうするべき!~未来のジブンがみえてくる~」

9月17日(土曜日)から10月19日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーにて、市立図書館と弘前大学との連携企画展示を行います。内容は、中高生とその保護者に向けて、大学の学部・学科紹介と進路決定の参考となるような意見、体験談、さらには、進路決定の参考になる本を現役の弘前大学生が紹介するというものです。

進学をする際に文系と理系のどちらにしようか考えたり、どういうきっかけで先輩方はその学部を選んだのかを知ることで、自分の将来をより具体的にイメージすることができると思います。

まだ早いと思う人もいるかもしれませんが、今から色々なことに興味を持ち、調べたり知ることで、自分が本当にやりたいことを見つけられるはずです。

図書館には、世の中に関する様々な本があります。簡単なものから、マニアックなものまでありますので、自分に合った内容の本を手に取って読んでみてください。

9月17日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。9月のテーマは「長い」です。

長い絵本を紹介します。

「100かいだてのいえ」 いわい としお/作 偕成社 2008年5月発行

トチくんがやってきたのは、100階建ての家。どうやらこの家、10階ごとに違う動物が住んでいるみたい!? 縦に開いて長くなったページを見るたびに、「次はどんな部屋かな」とドキドキ、ワクワクする絵本です。この他に、地下や海、空の100階建ての家もあります!

申し込みは不要です。ぜひ、おうちの方やお友だちと聞きに来てください。