令和4年12月放送分

12月14日(水曜日)放送内容

今日は、蔵書点検による休館、現在行っている展示、おはなし会についてです。

12月15日(木曜日)まで 蔵書点検による休館

明日まで、蔵書点検と資料移動・除籍作業のため、市立図書館と金木分館は休館しております。

お店の棚卸しのように、行方不明になっている本がないかチェックしたり、みなさんがより使いやすくなるように本の移動や整理をしたりしています。ご不便をおかけしますが、ご理解のほどをお願いいたします。休館中に本を返却したい方は、「返却ポスト」をご利用ください。

期間中、職員はおりますので、なにかございましたら、市立図書館へお電話ください。

企画展「戦争と大火をくぐり抜けて~津軽鉄道俳句会70年のキセキ~」

12月28日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーにて、津軽鉄道前社長三和満(みわ みつる)氏の旧蔵品から確認された、昭和初期の貴重な俳誌やゆかりの俳人たちの色紙・短冊などを展示しています。三和満はみずから社内俳句会「水車吟社」の代表を努め、長年にわたって俳誌『水車』の編集・発行に尽力しました。遺された蔵書や記録からは、俳句のほか書道や歴史・民俗学などの練達に努め、地域文化の活性化を支援し続けたことがうかがわれます。今回、昭和初期の俳誌『山葵』(ワサビ)や昭和10年から発行された『水車』の存在が確認され、その一部を公開します。昭和16年に勃発した太平洋戦争の最中にも、『水車』は絶えず回り続けました。俳句は当地に生きた人々の証です。この機会に現存した俳誌をじっくりご鑑賞ください。本展示は、昨年12月に創刊された「アオモリ文藝」を編集されている齋藤美穂さんが行ってくださいました。

12月17日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。12月のテーマは来年の干支の「うさぎ」です。

うさぎに関する本を紹介します。

「おばけのてんぷら」 せな けいこ/作・絵 ポプラ社 1976年発行

うさこは山で、こねこくんがお弁当を食べているのに出会いました。おかずは、美味しそうな天ぷら。うさこはさっそく、自分でもつくってみることにしました。「ああおいしい。てんぷらってだーいすき。」うさこがごきげんで天ぷらを揚げていると、においに誘われて、山のおばけがそっとやってきました。せなけいこさんの作品は、独特の貼り絵の手法で描かれています。主人公のうさこは白い紙をちぎって輪郭を出してあり、紙の持つやわらかい手触りと温かさが絵本から伝わってきます。

「フラニーとメラニー もりのスープやさん」 あいはら ひろゆき/文 講談社 2006年8月発行

「くまのがっこう」シリーズで大人気の絵本作家あいはらひろゆきさんの作品です。

かわいいうさぎの姉妹が、季節のスープでおもてなしをします。かわいいうさぎのスープ屋さんへようこそ!フラニーとメラニーが作るスープは、森の仲間たちの評判です。そんな2人に、今日はある出来事が…。シリーズで「フラニーとメラニー すてきなおんがくかい」もあります。

「うさぎとかめとあり」 きしら まゆこ/作・絵 教育画劇 2020年10月発行

うさぎとかめが、山のてっぺんまでかけっこで勝負をすることになりました。それを聞いていたありも、ついていくことに。よーい、どん!うさぎとかめがスタートします。ありは、うさぎの足にしがみつき…。イソップ物語の「うさぎとかめ」のおはなしと、そこにありが加わる新しいおはなしが楽しめる、しかけ絵本です。

今月も楽しいおはなしがみなさんを待っています。ぜひお友達やお家の方と一緒に聞きにきてください。申し込みは不要です。

 

12月7日(水曜日)放送内容

今日はクリスマスの絵本、現在行っている展示、おはなし給食についてです。

12月に入りました!12月の一大イベントといえば、いくつになっても心がときめく「クリスマス」ですね。「今年はどんなプレゼントにしようかな」と考えたり、「欲しいものを決めなくちゃ」とワクワクしたり、心が踊っている方も多いと思います。図書館からは、「多くの方が素敵なクリスマスをすごせますように」と願いをこめて、おすすめのクリスマス絵本を紹介します。

「メリークリスマス、にじいろのさかな」 マーカス フィスター/作 講談社 2022年10月発行

「メリークリスマス!」キラキラな気持ちを、みんなに少しずつプレゼント。寂しそうな、たこおばあちゃんにも、ちょっとゴキゲンななめな、うつぼおばさんにも、クリスマスのごあいさつを届けます。みんな、ちょっぴりうれしくて、ほっこり笑顔に。海のなかのクリスマスに、にじうおとともだちが、じんわりと光をともします。「にじいろのさかな」は、キラキラと虹色に輝く、美しいうろこを持った魚、にじうおと仲間たちの心温まるおはなしで、世界中で愛されている大ベストセラーシリーズです。

「サンタクロースってほんとにいるの?」 てるおか いつこ/文 福音館書店 1982年10月発行

「サンタクロースって本当にいるの?」「いるよ」煙突がなくても、ドアに鍵がかかっていても?お風呂に入りながら親子が話しています。「どうしてぼくのほしいものがわかるの?」「子どものほしがっているものがわかるひとだけがサンタになれるんだよ。」お風呂から出たあとも子どもたちの問いかけは続きます。「どうしてそんなにたくさんおくりものができるの?」親子の会話と愉快なイラストで、サンタの謎に迫ります!

「ぐりとぐらのおきゃくさま」 中川 李枝子(なかがわ りえこ)/作 福音館書店 1967年6月発行

森で雪合戦をしていたぐりとぐらは、雪の上に大きな足跡を見つけました。足跡は森をぬけ、原っぱを通り、ぐりとぐらの家まで続いていました。ドアを開けると玄関には大きな長靴、壁には真っ赤なオーバーと白いマフラー、そして赤い帽子がかかっています。いったい誰?そのときいい匂いがしてきたので、台所にいってみると、そこにはまっ白なひげのおじいさんが焼きたてのケーキを作って、待っていました…ぐりとぐらの絵を描いている山脇百合子(やまわきゆりこ)さんは、10月に亡くなりました。「ぐりとぐら」のシリーズをはじめ、たくさんの作品が世の中に残されていますので、みんなで読んでありがとうを伝えましょう!

企画展「戦争と大火をくぐり抜けて~津軽鉄道俳句会70年のキセキ~」

12月28日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーにて、津軽鉄道前社長三和満(みわ みつる)氏の旧蔵品から確認された、昭和初期の貴重な俳誌やゆかりの俳人たちの色紙・短冊などを展示しています。三和満はみずから社内俳句会「水車吟社」の代表を努め、長年にわたって俳誌『水車』の編集・発行に尽力しました。遺された蔵書や記録からは、俳句のほか書道や歴史・民俗学などの練達に努め、地域文化の活性化を支援し続けたことがうかがわれます。今回、昭和初期の俳誌『山葵』(ワサビ)や昭和10年から発行された『水車』の存在が確認され、その一部を公開します。昭和16年に勃発した太平洋戦争の最中にも、『水車』は絶えず回り続けました。俳句は当地に生きた人々の証です。この機会に現存した俳誌をじっくりご鑑賞ください。本展示は、昨年12月に創刊された「アオモリ文藝」を編集されている齋藤美穂さんが行ってくださいました。

12月8日(木曜日)は「おはなし給食の日」

おはなし給食とは、絵本やアニメに出てくる料理をイメージして作られた給食のことです。第2弾となる今回は、宮崎駿原作の『天空の城ラピュタ』から、パズーがお店のおじさんに注文したミートボールスープを再現したそうです。また、市内の小中学校と市立図書館では、おはなし給食にあわせて、『天空の城ラピュタ』のほかに、ジブリの本や、ジブリの原作となった本を展示していますので、ぜひ読んでみてください!