令和4年11月放送分

11月30日(水曜日)放送内容

今日は現在行っている展示、資料検索、おはなし給食についてです。

企画展「戦争と大火をくぐり抜けて~津軽鉄道俳句会70年のキセキ~」

12月28日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーにて、津軽鉄道前社長三和満(みわ みつる)氏の旧蔵品から確認された、昭和初期の貴重な俳誌やゆかりの俳人たちの色紙・短冊などを展示します。三和満はみずから社内俳句会「水車吟社」の代表を努め、長年にわたって俳誌『水車』の編集・発行に尽力しました。遺された蔵書や記録からは、俳句のほか書道や歴史・民俗学などの練達に努め、地域文化の活性化を支援し続けたことがうかがわれます。今回、昭和初期の俳誌『山葵』(ワサビ)や昭和10年から発行された『水車』の存在が確認され、その一部を公開します。昭和16年に勃発した太平洋戦争の最中にも、『水車』は絶えず回り続けました。俳句は当地に生きた人々の証です。この機会に現存した俳誌をじっくりご鑑賞ください。本展示は、昨年12月に創刊された「アオモリ文藝」を編集されている齋藤美穂さんが行ってくださいました。

市立図書館ホームページから本の検索ができます

市立図書館では、ホームページを公開しています。まだ、知らないという人も多いかと思いますが、市立図書館ホームページでは、利用案内や図書館で行われるイベント紹介のほかに、資料の検索もできるようになっています。

図書館に来館することなく、いつでも読みたい本が図書館にあるかどうかを調べることができ、さらには、読みたい本の予約をすることもできます。太宰治に関する本が読みたい!赤ちゃん向けの本を借りたい!という、読みたい本が決まっていない場合には、「テーマ別検索」という便利な検索方法もあります。テーマ別検索には、「太宰治」「五所川原」「大型絵本・大型紙芝居」「大活字」「津軽三味線」「赤ちゃん」「成田千空」のテーマがあります。それぞれのテーマをクリックすると、テーマの資料をまとめて見ることができるようになっています。また、新しい本を読みたい場合は、「新着資料検索」から見ることができます。このほかにも、貸出や予約のランキングも見ることができますので、ぜひチェックしてみてください。

市立図書館に読みたい本が置いていないという場合には、諦めないでください!青森県内の図書館や他県から本を取り寄せて貸出をする「相互貸借サービス」があります。市立図書館ホームページのトップにある「県内図書館で探す」から自分で県内図書館の蔵書を検索することもできます。

12月8日(木曜日)は「おはなし給食の日」

おはなし給食とは、絵本やアニメに出てくる料理をイメージして作られた給食のことです。第2弾となる今回は、宮崎駿原作の『天空の城ラピュタ』から、パズーがお店のおじさんに注文したミートボールスープを再現したそうです。また、市内の小中学校と市立図書館では、おはなし給食にあわせて、『天空の城ラピュタ』のほかに、ジブリの本や、ジブリの原作となった本を展示していますので、ぜひ読んでみてください!

「スタジオジブリの食べものがいっぱい」 徳間書店 2017年2月発行

『天空の城ラピュタ』で、パズーとシータがわけあって食べるパンと目玉焼き、『千と千尋の神隠し』のハクが、千尋のためにつくってくれたおにぎり、『崖の上のポニョ』でポニョがほおばるハム、『耳をすませば』で雫が食べた鍋焼きうどん、『思い出のマーニー』からは、マーニーと杏奈が食べたクッキーとジュースなど、おいしそうな食べものを一挙に紹介しています。こちらの本は、市立図書館にあります。

 

11月23日(水曜日)放送内容

今日は現在行っている展示と本の紹介についてです。

企画展「戦争と大火をくぐり抜けて~津軽鉄道俳句会70年のキセキ~」

12月28日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーにて、津軽鉄道前社長三和満(みわ みつる)氏の旧蔵品から確認された、昭和初期の貴重な俳誌やゆかりの俳人たちの色紙・短冊などを展示します。三和満はみずから社内俳句会「水車吟社」の代表を努め、長年にわたって俳誌『水車』の編集・発行に尽力しました。遺された蔵書や記録からは、俳句のほか書道や歴史・民俗学などの練達に努め、地域文化の活性化を支援し続けたことがうかがわれます。今回、昭和初期の俳誌『山葵』(ワサビ)や昭和10年から発行された『水車』の存在が確認され、その一部を公開します。昭和16年に勃発した太平洋戦争の最中にも、『水車』は絶えず回り続けました。俳句は当地に生きた人々の証です。この機会に現存した俳誌をじっくりご鑑賞ください。本展示は、昨年12月に創刊された「アオモリ文藝」を編集されている齋藤美穂さんが行ってくださいます。

11月29日(火曜日)は「小さな相談室」があります。

11月29日(火曜日)10時から14時まで市立図書館2階対面朗読&おはなしの部屋にて「小さな相談室」が行われます。小さな相談室とは、メンタルケアスペシャリスト(精神対話士)の方が、みなさんの心配ごとや、悩みに寄り添ってお話をがうかがうというものです。どなたでも無料で利用することができます。予約は不要ですが、予約希望の方は、五所川原市役所健康推進課健康推進係まで申し込みください。電話35-2111(内線2389)

次に新しく入った本を紹介します。

○一般書

「日本で力士になるということ」 飯塚 さき/著 ホビージャパン 2022年9月発行

大相撲の世界を彩る外国出身力士たち。彼らはなぜ国を離れて海を渡り、角界という道を選んだのでしょうか。外国出身力士のパイオニア・高見山から、現役力士、親方衆、元力士までを取材し、それぞれの軌跡と思いを紐解きます。

○児童書

「もしも深海でくらしたら」 山本 省三(やまもと しょうぞう)/作 WAVE出版 2022年9月発行

ほんの少し、未来のおはなしです。瑛仁(えいと)のお父さんは、深さ250メートルにある深海ステーションで働いています。お母さんと、いとこのななみちゃんといっしょに、その深海ステーションに泊まりにいきます。光が届かない深海で、空気はどうするのでしょうか?なぞに包まれた深海の世界を紹介します。

○郷土の本

「妙な線路大研究 東北・北海道・上越・北陸新幹線篇」 竹内 正浩(たけうち まさひろ)/著 実業之日本社 2022年9月発行

線路の形にはすべて理由があります。なぜ青函トンネルは津軽半島を通るのか?なぜ大清水トンネルは上越線から離れているのか?「妙な線路」に隠された真相を、地形と歴史を糸口に解明します。

「鬼どんと弥十郎」 高森 美由紀(たかもり みゆき)/文 東奥日報社 2022年8月発行

むかしむかし、岩木山の奥深くには、相撲が大好きな鬼がすんでいました。ある時、山に入った弥十郎(やじゅうろう)という男が、鬼から「すもう、とるべ」と誘われ、がっぷり組むことになりました。力が強くて、びくともしない鬼ですが、ふいに、ぺたんとしりもちをつき…。弘前市の鬼沢地区に伝わる鬼伝説を絵本化したものです。小山隆秀(おやま たかひで)さんの解説「津軽の鬼たちの系譜」も収録しています。このほかにも、鬼に関する資料が当館にございますので、興味がありましたらぜひ、読んでみてください。

 

11月16日(水曜日)放送内容

今日は展示とおはなし会について紹介します。

読書週間展示「この一冊に、ありがとう」

11月16日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーと金木分館にて、本を購入したときについてくる「帯」から本を選ぶ展示をしています。図書館では、帯を外して貸出をしているため、利用者の方が帯を見ることはありません。しかし、帯に書いてある出版社からのメッセージは、とてもインパクトが大きく、読みたくなるものばかりです。そこで、今回、その帯をぜひ利用者の方にも見てもらいたいと思い展示をすることにしました。展示されている本は、袋に入って見えないようになっており、その袋を帯でくるんでいます。帯から読みたい本を選んでみませんか。今日が最終日です。

明日は館内整理のため市立図書館と金木分館は休館日です。

休館日明けの18日から始まる展示をご紹介します。

企画展「戦争と大火をくぐり抜けて~津軽鉄道俳句会70年のキセキ~」

11月18日(金曜日)から12月28日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーにて、津軽鉄道前社長三和満(みわ みつる)氏の旧蔵品から確認された、昭和初期の貴重な俳誌やゆかりの俳人たちの色紙・短冊などを展示します。三和満はみずから社内俳句会「水車吟社」の代表を努め、長年にわたって俳誌『水車』の編集・発行に尽力しました。遺された蔵書や記録からは、俳句のほか書道や歴史・民俗学などの練達に努め、地域文化の活性化を支援し続けたことがうかがわれます。今回、昭和初期の俳誌『山葵』(ワサビ)や昭和10年から発行された『水車』の存在が確認され、その一部を公開します。昭和16年に勃発した太平洋戦争の最中にも、『水車』は絶えず回り続けました。俳句は当地に生きた人々の証です。この機会に現存した俳誌をじっくりご鑑賞ください。本展示は、昨年12月に創刊された「アオモリ文藝」を編集されている齋藤美穂さんが行ってくださいます。

最後に今週末のおはなし会のご案内です。

11月19日(土曜日) 「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。11月のテーマは「紙のふしぎ」です。申し込みはいりません。お友達やご家族でぜひ聞きに来てください。

紙に関する本を紹介します。

「追跡!ごみのゆくえ 古紙」 吉田 忠正/文・写真 ほるぷ出版 2020年2月発行

家庭から出された「古紙」はどこへ行くのでしょうか? 集積所から、古紙回収車での回収、中継施設での選別、古紙の圧縮、製紙工場での再生までの過程を、写真とともにわかりやすく解説します。

「本のことがわかる本 1 調べよう!文字のはじまりと本の歴史」 稲葉 茂勝/文 ミネルヴァ書房

2015年7月発行

図書館資料の大部分を占める「本」。紙の歴史は本の歴史、図書館の歴史に密接に関わってきます。これを読めば本がよくわかる! 本ができる前の時代の文字の歴史、文字が記された書写材料の変遷やヨーロッパや日本の印刷技術、本の定義などを、豊富な写真でわかりやすく解説します。

「びりびり」 中新井 純子(なかあらい じゅんこ)/作 童心社 2021年6月発行

三角の赤い紙を、びりびりとやぶったら、なにができる?卵の形のピンクの紙を、びりびりとやぶったら、なにができる?びりびり、びりびりびりびり、びりりりりり…。とっても楽しい紙をびりびりにする絵本ですが、絵本はびりびりされたら泣いちゃうので気をつけてね。

 

11月9日(水曜日)放送内容

今日は現在行っている展示についてと本の紹介をします。

読書週間展示「この一冊に、ありがとう」

11月16日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーと金木分館にて、本を購入したときについてくる「帯」から本を選ぶ展示をしています。図書館では、帯を外して貸出をしているため、利用者の方が帯を見ることはありません。しかし、帯に書いてある出版社からのメッセージは、とてもインパクトが大きく、読みたくなるものばかりです。そこで、今回、その帯をぜひ利用者の方にも見てもらいたいと思い展示をすることにしました。展示されている本は、袋に入って見えないようになっており、その袋を帯でくるんでいます。帯から読みたい本を選んでみませんか。

今日はどんな本を読もうかな?と悩んだときは、「今日」にまつわる本を探してみてはいかがでしょうか。ということで、11月9日から14日に関する本を紹介します。

11月9日 119番の日

国民の消防全般に対する正しい理解と認識を深め、住民の防災意識を高めるために1987年に消防庁が制定しました。

「むかしのしょうぼういまのしょうぼう」山本 忠敬(やまもとただよし)/作 福音館書店 2019年4月発行

延焼を防ぐためにまわりの家をこわすだけだった江戸時代の火消しから、消防自動車が発達した現代の消防まで、1冊でわかります。時代を超えて、火事から人を救う消防の仕事とさまざまな消防自動車を、乗り物絵本の第一人者が描きます。

11月10日 ハンドクリームの日

「いい(11)て(10)」の語呂合わせと、例年ハンドクリームの需要が高まるのがこの頃ということから2000年に有名ハンドクリームメーカーのユースキン製薬が制定しました。

「ukaが教える大人のハンド&ネイルケア」渡邉 季穂(わたなべきほ)/著 主婦の友社 2021年8月発行

手や指、爪は、ていねいなケアをすれば見違えるほど美しくなる。人気ネイルサロン「uka」の代表・渡邉季穂さんが、日常的にできる手や爪の基本的なお手入れの仕方を写真とともに紹介します。簡単で効果抜群なフットケアも収録しています。頻繁な手洗いとアルコール消毒で手が荒れてしまっている方や手元のおしゃれを楽しみたい方にもおすすめです。

11月12日 作家・ミヒャエル・エンデの誕生日

『はてしない物語』などの著者であるドイツの作家、ミヒャエル・エンデさんが生まれた日です。

「モモ」ミヒャエル・エンデ/作 大島 かおり/訳 岩波書店 2005年6月発行

廃墟のような円形劇場にやってきた、小さな女の子モモ。町の人たちは、モモに話を聞いてもらうだけで幸せな気持ちになり、子どもたちはモモと遊ぶことがとても好きでした。でも、この町に人の時間を盗む灰色の男たちが忍び寄ってきて…。1973年に出版されて以来、世界中で愛されています。

11月11日 宝石の日

1909年11月11日に農商務省令で宝石の重量の表示に200mgを1ct(カラット)とする国際単位が採用されたことから、日本ジュエリー協会が1986年に制定しました。

11月14日 いい石の日

「いい(11)いし(14)」の語呂合わせで、墓石で先祖を供養する文化、伝統を守ること、石組みで美しく趣のある庭を築くことなど、石を加工、配置する技術の巧みさをアピールする日として1999年に山梨県の石材加工業協同組合が制定しました。

「鉱物・宝石のひみつ(調べる学習百科)」松原 聰(まつばらさとし)/監修 岩崎書店 2017年10月

くらしに役立つ鉱物、不思議な形をした鉱物、きらびやかな宝石になる鉱物など、様々な鉱物を豊富な写真で紹介します。鉱物を表す化学組成式や地球の構造と岩石、鉱物の分類について解説し、探し方、調べ方と保存方法も説明していて、児童書ですが、大人も楽しめる1冊です。

 

11月2日(水曜日)放送内容

今日は現在行っている展示、ブックトーク、おはなし会、本の紹介についてです。

読書週間展示「この一冊に、ありがとう」

11月16日(水曜日)まで市立図書館1階ロビーと金木分館にて、本を購入したときについてくる「帯」から本を選ぶ展示をしています。図書館では、帯を外して貸出をしているため、利用者の方が帯を見ることはありません。しかし、帯に書いてある出版社からのメッセージは、とてもインパクトが大きく、読みたくなるものばかりです。そこで、今回、その帯をぜひ利用者の方にも見てもらいたいと思い展示をすることにしました。展示されている本は、袋に入って見えないようになっており、その袋を帯でくるんでいます。帯から読みたい本を選んでみませんか。

11月6日(日曜日) すてっぷ広場ブックトーク

市立図書館2階「対面朗読&おはなしのへや」でNPO法人子どもネットワーク・すてっぷさんによる「すてっぷ広場」が毎週水曜日・毎月第1日曜日に10時から15時まで開催されています。

「すてっぷ広場」は市の地域子育て支援拠点事業の一環として、子育て中のお父さん・お母さんと主に乳幼児などの子どもたちが、いつでも気軽に参加でき、うち解けた雰囲気の中で交流する場を提供することを目的として開催されています。利用料金はかかりません。第1日曜日には、図書館司書によるブックトーク(本の紹介)を行います。どんな本を読んだらいいの?こんな本はある?などの相談も受け付けています。ぜひお気軽にご参加ください。

11月19日(土曜日) 「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。11月のテーマは「紙のふしぎ」です。

紙に関する本を1冊紹介します。

「かみのおとどんなおと?」 谷内 つねお/作 福音館書店 2022年10月発行

紙を1枚持ってきて、揺らしてみるとどんな音?もっと速く揺らすと、どう?今度は折り紙、新聞紙、ティッシュペーパー、いろんな紙を破ってみたら、どんな音が聞こえてくるかな?紙から生まれる多彩な音に耳をすます絵本です。読み終わったら、ぜひとも子どもたちと一緒に紙と遊んでみてください。今まで聞き逃していた紙の音に、きっと夢中になるはずですよ。

11月15日は「七五三」「着物の日」

七五三と着物の本を紹介します。

「七五三だよ一・二・三」 長野 ヒデ子/作・絵 佼成出版社 2016年10月発行

もうすぐ、七五三。お姉ちゃんが7歳、ゆうちゃんは5歳、ゆりちゃんは3歳のお祝いをします。お祝いの日は、着物を着て、お仕度をします。お支度ができたら、お参りに出発!元気に大きくなりました、ありがとうございますって、神様にお参りしましょう。

「子どもの着物大全」 似内 惠子(にたない けいこ/著 誠文堂新光社 2018年5月発行

本書では、着物を着る機会が少なくなった現代だからこそ知っておきたい子どもの着物の知識、歴史や由来を、さまざまな着物を紹介しながら解説しています。

子どものかわいさを引き立たせ、子どもも喜んださまざまな文様やグッズ、丈夫に育つようにという親の願いがどのように着物に反映され今日に至っているか、日本ならではの「かわいい」のルーツ、「子どもの着物」を専門につくる京都の職人さん、着まわしの知恵など、子どもの着物をさまざまな角度から紹介しています。