令和3年6月放送分

 

6月30日(水曜日)放送内容

今日は、図書館クイズ、本の紹介についてです。

6月29日(火曜日)から「図書館クイズ」はじまりました!

図書館からの挑戦状!あなたは全問正解できますか?現在開催中の図書館クイズは、一般的なことから、郷土に関すること、著作権のことなど全部で10問あります。今日はその中の2問を紹介します。

Q 夏の風物詩の昆虫、セミ。『広辞苑 第4版』には「〇〇蝉」と最後に「蝉」がつく単語は何語収録されているでしょう?

皆さんは何セミ言えますか?

 

Q 太宰治の作品で津軽弁で描かれている作品のタイトルは?

冒頭は「長え(なげえ)長え(なげえ)昔噺(むがしこ)、知らへがな。」となっています。

 

答えがわかっていても、必ず図書館のどの本に掲載されていたかも答えてもらいます。

正解するまで何度も挑戦することができます。

全問正解した方には『五所川原市の地名』をプレゼントいたします!全問正解を目指して頑張ってください!

6月21日はミッフィーの誕生日でした。ミッフィーは、1955年にオランダの絵本作家であるディック・ブルーナによって誕生しました。日本では1964年に『ちいさなうさこちゃん』(福音館書店刊)が出版されました。以来、世代を超えて世界中の人々に愛され続けています。

うさこちゃんのもともとの名前は、オランダ語で「ナインチェ」といいます。「ナインチェ」はうさちゃんといった意味です。日本語訳では、「ナインチェ」という音の響きとその意味から、児童文学者である石井桃子さんが「うさこちゃん」と名付けました。ミッフィーというのは、絵本がオランダ語から英語に翻訳されたときに付けられた名前です。うさこちゃんは、世界中でその国の子どもたちに一番親しまれる名前がつけられているのだそうです。

ここで当館にある資料を紹介します。

「MOE(モエ) 2021年6月号」 白泉社

ミッフィーを見ていると、どうしてこんなに幸せな気持ちになるのでしょう。

その秘密は、ミッフィーの生みの親ディック・ブルーナさんがつくり出した絵本の中にありました。

ページを開けば、子どもの頃に感じていた家族とのあたたかい日常や、身のまわりへの好奇心、夢見ることの喜びが、あざやかによみがえってきます。大人になった今、ミッフィーの絵本とじっくり向き合う時間を過ごしてみましょう。

ディック=ブルーナ∥絵 「どうぶつ」 講談社

厚紙のジャバラ折りの形でつくられた、おもちゃのように親しめるはじめての絵本です。あかちゃんの目でもとらえやすい、はっきりとした色と形で描かれています。

 

6月16日(水曜日)放送内容

今日の放送は、本の紹介、おはなし会、イベントについてです。

6月16日は、甘党、なかでも和菓子派の方には嬉しい「嘉祥(かじょう)の日」。和菓子やお餅を食べて災厄を祓(はら)い、福を招きます。一説には848(嘉祥元)年6月16日、仁明(にんみょう)天皇が16個のお菓子を神前に供え、健康を願ったのが起源とされています。江戸時代には幕府の年中行事となり、庶民にも広まりました。この習わしを守り伝えていこうと、多くの和菓子屋が嘉祥菓子を販売します。16日にちなみ6種類や16種類、または1と6を足して7種類の和菓子をセットにしたものが多いようで、旬の青梅やビワをかたどった涼しげな練り切りが店頭に並ぶようです。「嘉祥」は、おめでたいしるしを意味する縁起の良い言葉。今日は甘い和菓子に除災招福を願いましょう。

(出典:本間 美加子(ほんま みかこ)『日本の365日を愛おしむ』東方出版)

そこで、おすすめの和菓子の本を紹介します。

坂木 司(さかき つかさ)∥著 『和菓子のアン』 光文社

デパ地下の和菓子屋を舞台にしたほの甘いミステリー小説です。シリーズ第2弾『アンと青春』、第3弾『アンと愛情』もあります!

勝木 友香(かつき ゆうか)、清水 かをり∥著 『おうちで作れる野菜の和菓子』 マイナビ出版

トマトの水ようかん、ビーツの練り切り、小松菜の串団子、にんじんのかすてら…。季節の野菜を素材にした、彩り豊かな和菓子38品を紹介します。あんの作り方、ラッピングアイデアなども掲載しています。

淡交(たんこう)社編集局∥編 『干菓子(ひがし)250』 淡交社

茶道とともに発展してきた干菓子。春夏秋冬、花鳥風月、年中行事といったさまざまなテーマから生み出された、繊細で奥ゆかしい干菓子約250種を紹介します。

6月19日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。6月のテーマは「スポーツ」です。児童室でテーマに関する本を展示していますので、ぜひそちらもご覧ください。今月も楽しいおはなしがみなさんを待っています。ぜひお友達やお家の方と一緒に聞きにきてください。申し込みは必要ありません。

6月26日(土曜日)から「2021年度(第6期)五所川原市子ども司書養成講座」申込受付開始!

今年度も五所川原市子ども司書養成講座を開催することが決定しました。

第6期目となる講座は、7月22日(木曜日)、23日(金曜日)、26日(月曜日)から29日(木曜日)の6日間で行います。26日(月曜日)は板柳町民図書館へ見学に行く予定となっていますが、新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては見学の中止、内容を変更して実施する場合がありますので、予めご了承ください。

申込受付期間は、6月26日(土曜日)から7月11日(日曜日)までです。

各学校から配布された申込用紙に必要事項を記入して、市立図書館または金木分館までお持ちください。定員が10名となっていますが、今年度は申込者が10名を超えた場合は抽選とします。申込受付期間終了後、申込者全員に図書館から連絡いたします。子ども司書になって学校やおうち、図書館で活躍してみませんか?みなさんの参加をお待ちしています。

 

6月9日(水曜日)放送内容

今日の放送は、展示、イベント、おはなし会についてです。

6月27日(日曜日)まで 展示「読んで楽しみ、上達する(?)スポーツの本」

新型コロナウイルスの影響で聖火リレーが中止になってしまいましたが、市立図書館1階ロビーにてスポーツに関する本やスポーツがテーマになっている小説などを展示しています。この機会に得意なスポーツをより一層極めたり、苦手なところを克服してみませんか?また、読書でスポーツを楽しんでみてはいかがでしょうか。ここで展示している本をいくつか紹介します。

『スポーツを仕事にするという選択』池上 達也(いけがみ たつや)∥著

スポーツ業界というフィールドで、ビジネスマンとしてプレーする! スポーツ業界専門の転職・採用支援サービスを立ち上げた著者が、スポーツの世界を支えている人たちと、どうすればそういう人たちになれるのかを紹介しています。

『あと少し、もう少し』 瀬尾 まいこ(せお まいこ)∥著

あの手に襷をつないで、力を振りしぼって、ゴールまであと少し。寄せ集めメンバーと頼りない先生の元で、最後の駅伝にのぞむ中学生たちの夏を描く青春小説です。

『ノーサイド・ゲーム』 池井戸 潤(いけいど じゅん)∥著

大手自動車メーカーのエリート社員・君嶋は工場の総務部長に左遷され、ラグビー部のゼネラルマネージャーを兼務することに。ラグビーの知識も経験もない君嶋が、お荷物社会人ラグビーチームの再建に挑むおはなしです。ドラマにもなりました。

『うっかりオリンピック』こざき ゆう∥著

あまりに長すぎてヘトヘトになった開会式、優勝候補がまさかの食中毒、美しすぎるカンペキな演技なのに最低点…。真剣勝負のオリンピックのなかで本当にあった、うっかりエピソードを多数紹介しています。

6月29日(火曜日)から 図書館からの挑戦状!「図書館クイズ」

司書が考えた「図書館クイズ」を6月29日(火曜日)から市立図書館にて行います。クイズは全部で10問です。答えがわかっていても、必ず図書館のどの本に掲載されていたかということも答えてもらいます。正解するまで何回でも挑戦できます。対象は大人ですが、できるという方なら誰でも参加できます。全問正解した方には『五所川原市の地名』をプレゼントします。『五所川原市の地名』は五所川原市の成り立ち、市内の地名の由来について解説しています。由来を調べる中で、その地域の歴史についても学ぶことのできる本です。非売品ですので、調べ物に必要な方は是非クイズに挑戦してください。1発全問正解を目指して頑張ってください!

6月19日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。6月のテーマは「スポーツ」です。児童室でテーマに関する本を展示していますので、ぜひそちらもご覧ください。今月も楽しいおはなしがみなさんを待っています。ぜひお友達やお家の方と一緒に聞きにきてください。申し込みは必要ありません。

 

6月2日(水曜日)放送内容

今日の放送は、本の紹介とイベントについてです。

みなさんは、SDGs(持続可能な開発目標)をご存知ですか。2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

ここで当館にあるSDGsの本を紹介します。

『図解SDGs入門』 村上 芽(むらかみ めぐむ)∥著

数あるSDGsの指標やターゲットの中から、「今すぐ」取り組める65テーマを集めて紹介しています。1項目2ページの読み切りスタイルで、イラストや図表を使ってわかりやすく解説しています。

『気温が1度上がると、どうなるの?』 クリスティーナ・シャルマッハー・シュライバー∥文

気温が1度上がると、何が起こるのでしょう?「気候変動」とはどういうことなのかを、豊富なイラストで幅広く紹介しています。なぜ地球上に異なる気候帯があるのか、人間のさまざまな活動は自然環境にどう影響しているのか…。わたしたちの未来と地球を守ることについて考えます。

『お笑い芸人と学ぶ13歳からのSDGs』 たかまつ なな∥著

政府、企業、学校などが取り組むSDGsについて「難しくて、よくわからない」「何をしたらいいの?」「自分に関係あるの?」と感じてはいないでしょうか?本書は、単にSDGsを「知る」ためだけの本ではありません。SDGsを自分ごととして「行動する」「議論する」という、アクティブに取り組める内容も掲載されています。

6月29日(火曜日)から 図書館からの挑戦状!「図書館クイズ」

司書が考えた「図書館クイズ」を6月29日(火曜日)から市立図書館にて行います。クイズは全部で10問です。答えがわかっていても、必ず図書館のどの本に掲載されていたかということも答えてもらいます。正解するまで何回でも挑戦できます。対象は大人ですが、できるという方なら誰でも参加できます。全問正解した方には『五所川原市の地名』をプレゼントします。『五所川原市の地名』は五所川原市の成り立ち、市内の地名の由来について解説しています。由来を調べる中で、その地域の歴史についても学ぶことのできる本です。非売品ですので、調べ物に必要な方は是非クイズに挑戦してください。1発全問正解を目指して頑張ってください!すでに第2弾も計画中です…

世界各国で世代を超えて親しまれている絵本「はらぺこあおむし」を描いたアメリカの絵本作家、エリック・カールさんが5月23日亡くなりました。91歳でした。エリック・カールさんは1929年にアメリカ、ニューヨーク州で生まれ、ドイツで美術を学んだあと、「ニューヨーク・タイムズ」のグラフィックデザイナーを経て、1967年に出版された絵本「くまさんくまさんなにみてるの?」で絵本作家としてデビューしました。動物や虫といった生き物を豊かな色彩で描く作風で人気を集め、中でも幼いあおむしの成長を描いた「はらぺこあおむし」は1969年にアメリカで出版されたあと60以上の言語に翻訳され、5000万部以上発行されて、世界各地で世代を超えて親しまれています。市立図書館児童室でも追悼展示を行っています。みんなでエリック・カールさんの作品を読んで、ありがとうの気持ちを伝えましょう。