令和元年6月放送分

6月26日(水曜日)放送内容

今日はおすすめの本の紹介と展示についてお知らせします。

図書館では活字の本だけでなくマンガ本も所蔵しています。今日はその中からいくつかおすすめのものを紹介します。

埜納タオ(ののう たお):著 双葉社:発行 「夜明けの図書館」

市立図書館で働き始めた新人司書の葵ひなこ。念願かなって憧れの司書になったひなこに立ちはだかるのは、図書館ならではの難問過ぎる仕事の数々でした。利用者のどんなに小さなクエスチョンにも答えていく図書館司書のお仕事を紹介するマンガです。お話ももちろん面白いのですが、図書館や司書、図書館サービスについて知ることもできる内容です。ひなこのように常に成長できる司書でありたいと読むたびに思います。一般室壁際のティーンズコーナーにあります。

羅川真里茂(らがわ まりも):著 講談社:発行 「ましろのおと」

青森県出身の著者が描く、津軽三味線を題材にしたマンガです。師である祖父を亡くして自分の音を見失ってしまった主人公・雪(せつ)は、津軽三味線を背負い青森から東京へ出ました。東京で出会った人や再編した高校で参加することとなった津軽三味線同好会のメンバーと接していく中で様々な葛藤を抱えながら自分と向き合う方言系男子の物語です。主人公やその家族、青森の人は方言で会話をしています。文字として表現された方言を読むのは大変ですが、弘前や金木も少しですが登場するのでおすすめです。一般室壁際のティーンズコーナーにあります。また、15巻と21巻の特装版についていた吉田兄弟による演奏CDもあります。こちらも貸出できるので、目からだけでなく耳からもお楽しみいただけます。

雲田はるこ:著 講談社:発行 「昭和元禄落語心中」

2018年10月から12月までNHK総合「ドラマ10」で放送されたドラマの原作本です。孤独・孤高な男と対照的な立場・才能の持ち主とが同門で出会い、落語の将来不安とそれぞれの芸を追求する流れの中で、男達の話芸・落語への存在のかけ方が描かれる作品です。落語についてよく知らない方でも楽しむことができ、読めば読むほど落語を聞きたくなる、落語について知りたくなること間違いなしです。落語関連の図書がある一般室「779(ナナ・ナナ・キュー)」の棚にあるので、他の落語の本といっしょにお楽しみください。落語のCDや絵本になった落語のお話もあります。

最後にまもなく終了する展示についてお知らせします。

特別展「男女共同参画」

毎年6月23日から6月29日は男女共同参画週間です。

今年度の男女共同参画週間のキャッチフレーズは、「学び」を通じて、男性も女性も、ひとりひとりが、多様なライフキャリアの形成と選択ができる社会の実現に向け、「男女共同参 「学」 」、「知る 学ぶ 考える 私の人生 私がつくる」の2つに決定しました。

職場で、学校で、地域で、家庭で、それぞれの個性と能力を発揮できる「男女共同参画社会」を実現するためにはみなさん一人ひとりの取組が必要です。

6月29日(土曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、男女共同参画に関する展示を行います。関連図書のコーナーの設置や、過去に発行した男女共同参画情報紙「さんかく」の展示を行います。この機会に、私たちのまわりの男女のパートナーシップについて考えてみませんか?

 

6月19日(水曜日)放送内容

今日は現在行われている展示とよく問い合わせのある資料についてお知らせします。

特別展「男女共同参画」

毎年6月23日から6月29日は男女共同参画週間です。

今年度の男女共同参画週間のキャッチフレーズは、「学び」を通じて、男性も女性も、ひとりひとりが、多様なライフキャリアの形成と選択ができる社会の実現に向け、「男女共同参 「学」 」、「知る 学ぶ 考える 私の人生 私がつくる」の2つに決定しました。

職場で、学校で、地域で、家庭で、それぞれの個性と能力を発揮できる「男女共同参画社会」を実現するためにはみなさん一人ひとりの取組が必要です。

6月29日(土曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、男女共同参画に関する展示を行います。関連図書のコーナーの設置や、過去に発行した男女共同参画情報紙「さんかく」の展示を行います。この機会に、私たちのまわりの男女のパートナーシップについて考えてみませんか?

「全国の図書館で太宰治資料展」

今年で生誕110年を迎える金木町出身の文豪、太宰治。市全体で110年を記念した様々なイベントを行っていますが、図書館では全国の図書館に協力を仰ぎ、「全国の図書館で太宰治資料展」を開催します。太宰治作品や関連施設の積極的な情報発信を行うことで太宰治の魅力を全国の皆さんに広くお伝えしたいと、北海道から沖縄まで、「まちじゅう図書館」から「国会図書館」まで全国47都道府県のいろいろな図書館に協力をお願いしています。お時間ある方は他の図書館にはどのような太宰治の資料があるのか、どのような展示を行っているのか見に行ってみるのも楽しいと思います。図書館のフェイスブックやホームページでも各図書館での展示の様子、参加する図書館を紹介していますので、どうぞご覧ください。

当市では伊藤忠吉記念図書館で展示を行っています。

最後に利用者の皆さまからよく問い合わせのあるゼンリンの住宅地図についてご案内します。

当館には株式会社ゼンリンで発行している住宅地図の所蔵があります。本館には2018年11月に出版された「五所川原市1」、金木地区の「五所川原市2」、市浦地区の「五所川原市3」の最新版のほかに青森市や鰺ヶ沢町のものなどもあります。最近のものは1階一般室入ってすぐの右側、館内OPAC端末の向かいにあります。どの地域のものを所蔵しているのか、何年に出版されたものがあるのか詳しくお知りになりたい方は電話でお問い合わせいただくか、図書館ホームページの左側にある蔵書検索の検索窓に「ゼンリン」と入力して検索すると所蔵している資料を調べることができます。1981年や1982年に出版された五所川原の住宅地図もあるので最新版のものと比較して町の変化の様子を調べることもできます。ゼンリンの住宅地図は貸出していません。本館では「見開き半分まで」「調査研究のため」「一人1部」などの条件を満たすと著作権法の範囲内で複写をすることができます。白黒1枚10円でA3サイズまで複写できます。

また、「すぐに住宅地図のコピーがほしい」「見たいけど図書館に行くのは大変」という方や図書館にない地域の住宅地図を見たい方はコンビニで印刷ができる「ゼンリン住宅地図プリントサービス」というものもあります。こちらのサービスの詳しい利用方法はゼンリンのホームページをご覧ください。

 

6月12日(水曜日)放送内容

今日はおすすめ本の紹介と展示についてお知らせします。

長い梅雨が始まります。じめっとした空気が嫌な方も、もたらされる静けさが好きな方もいらっしゃるでしょう。雨の日は外で活動できないので、読書にぴったりです。そんな雨の日におすすめしたい本を紹介します。

高橋順子:文 佐藤秀明:写真 小学館:発行 「雨の名前」

五月雨、慈雨、天気雨、村雨・・・。雨に関する言葉、雨を表す言葉は季節、降り方、地域によって様々あります。たくさんある雨の名前422語を季節ごとに、美しい写真とともに解説する1冊。最後には索引も付いているので、文学作品をより味わうのにも役立つと思います。

松谷みよ子:文 中谷千代子(なかたに ちよこ):絵 講談社:発行

「ちいさいモモちゃん 3 あめこんこん」

モモちゃんは真っ赤なカサと長靴を買ってもらいました。すてきなカサと長靴なので自慢したいモモちゃんはおにわであめふりごっこをします。すると、ガマガエルやかたつむりが「いれて」と言ってきました。そうしているうちに本当に雨が降ってきます。いいものを買ってもらった子どものころを思い出すことができるやさしい1冊です。

斉田 季実治(さいた きみはる):監修 PHP研究所:発行 「天気のふしぎえほん」

どうして雨や雪が降るの? 「高気圧」「低気圧」ってなに? 台風はどこからくるの? どうやって天気を予想するの? 天気の「なぜ?」にこたえる絵本です。天気のしくみや異常気象のなぞ、雲の種類、天気図の見かたを子ども向けにわかりやすく解説しています。ニュースのお天気コーナーをより理解できるようになります。

最後に、現在行われている展示についてお知らせします。

環境月間特別展「写真展 津軽白神の自然」

6月は環境月間です。6月16日(日曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて「写真展 津軽白神の自然」を開催しています。津軽白神森林生態系保全センターからお借りした、津軽白神の動物、植物、風景等の生態系を紹介する写真や環境について考えるきっかけとなるような本を展示しています。展示期間が残りわずかとなっています。すてきな写真がたくさんありますので、ぜひ見に来てください。

「全国の図書館で太宰治資料展」

今年で生誕110年を迎える金木町出身の文豪、太宰治。市全体で110年を記念した様々なイベントを行っていますが、図書館では全国の図書館に協力を仰ぎ、「全国の図書館で太宰治資料展」を開催します。太宰治作品や関連施設の積極的な情報発信を行うことで太宰治の魅力を全国の皆さんに広くお伝えしたいと、北海道から沖縄まで、「まちじゅう図書館」から「国会図書館」まで全国47都道府県のいろいろな図書館に協力をお願いしています。お時間ある方は他の図書館にはどのような太宰治の資料があるのか、どのような展示を行っているのか見に行ってみるのも楽しいと思います。図書館のフェイスブックでも各図書館での展示の様子を発信しますので、どうぞご覧ください。

当市では伊藤忠吉記念図書館で展示を行っています。

 

6月5日(水曜日)放送内容

今日は今月の展示とイベントについてお知らせします。

環境月間特別展「写真展 津軽白神の自然」

6月は環境月間です。6月16日(日曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて「写真展 津軽白神の自然」を開催しています。北海道、青森県、岩手県、秋田県は共同で「テレビなどを消して読書・読み聞かせに取り組もう!~読書で育む、環境にやさしいこころ~」をテーマに、環境のことを学ぶきっかけとして、環境に関する図書の読書やテレビ・ゲーム・パソコン等を消して消費電力を減らす取り組みを呼び掛けています。その取り組みの一環として、津軽白神森林生態系保全センターからお借りした、津軽白神の動物、植物、風景等の生態系を紹介する写真を展示しています。世界遺産にも登録されている白神山地の生態系について改めて知り、環境について考えてみましょう。他にも環境について考えるきっかけとなるような本を、一緒に展示・貸出しています。すてきな写真がたくさんありますので、ぜひ見に来てください。

特別展「男女共同参画」

毎年6月23日から6月29日は男女共同参画週間です。

今年度の男女共同参画週間のキャッチフレーズは、「学び」を通じて、男性も女性も、ひとりひとりが、多様なライフキャリアの形成と選択ができる社会の実現に向け、「男女共同参 「学」 」、「知る 学ぶ 考える 私の人生 私がつくる」の2つに決定しました。

職場で、学校で、地域で、家庭で、それぞれの個性と能力を発揮できる「男女共同参画社会」を実現するためには みなさん一人ひとりの取組が必要です。

6月18日(火曜日)から29日(土曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、男女共同参画に関する展示を行います。関連図書のコーナーの設置や、過去に発行した男女共同参画情報紙「さんかく」の展示、関連図書の展示・貸出を行います。この機会に、私たちのまわりの男女のパートナーシップについて考えてみませんか?

「全国の図書館で太宰治資料展」

今年で生誕110年を迎える金木町出身の文豪、太宰治。市全体で110年を記念した様々なイベントを行っていますが、図書館では全国の図書館に協力を仰ぎ、「全国の図書館で太宰治資料展」を開催します。太宰治作品や関連施設の積極的な情報発信を行うことで太宰治の魅力を全国の皆さんに広くお伝えしたいと、北海道から沖縄まで、「まちじゅう図書館」から「国会図書館」まで全国47都道府県のいろいろな図書館に協力をお願いしています。お時間ある方は他の図書館にはどのような太宰治の資料があるのか、どのような展示を行っているのか見に行ってみるのも楽しいと思います。図書館のフェイスブックでも各図書館での展示の様子を発信しますので、どうぞご覧ください。

最後に、現在行われているイベントについてお知らせします。

太宰治生誕110年記念「DAZAIスタンプラリー」

8月25日(日曜日)まで、金木観光物産館マディニーさんと伊藤忠吉記念図書館がコラボし、スタンプラリーを開催しています。マディニーと伊藤忠吉記念図書館にある太宰治四字熟語クイズに挑戦しスタンプをもらいましょう。2か所のスタンプを集めた先着20名の方にすてきな記念品を差し上げます。なくなり次第終了しますので、お早めにどうぞ。