健康づくりを推進するためには、社会全体で相互に支え合いながら健康を守る環境を整備していくことが重要がですが、まずは、一人ひとりの主体的な取組が必要となります。
自分の健康を守るために、よりよい生活習慣を身につけることで生活習慣病を予防し、早期発見・早期治療のために定期的に健診(検診)を受けましょう。
市は、健康づくりの意識向上のため「五所川原市健康づくり宣言」をしています。
同時に、皆さんがすぐに取り組むことができる「五所川原市7つの健康目標」を掲げました。
皆さんの手で、こころも体も健康で、住み慣れた地域で生き生きと暮らすことができる五所川原市にしましょう。
健康は、自分にとっても、また、家族や社会にとっても最大の財産です。 平成27年7月20日 |
平成27年7月20日、オルテンシアで開催した「ごしょがわら健康フォーラム」にて、五所川原農林高等学校、五所川原商業高等学校、五所川原第一高等学校の生徒の皆さんに「健康づくり宣言」をしていただきました。また、「7つの健康目標」は、地域の保健・医療関係団体を代表して、らぶ・ごしょがわら実行委員会、五所川原市食生活改善推進員会、五所川原市保健協力員協議会、青森県薬剤師会西北五支部、ほほえみの会、西北五医師会、北五歯科医師会の7団体の皆さんに紹介をお願いしました。 |
7つの健康目標には、運動、食生活、飲酒、たばこ、こころの健康、健診、歯の健康と、五所川原市民の健康課題がすべて含まれています。
今現在1つだけ気を付けている方、3つ気を付けている方、7つすべて気を付けている方など、様々な方がいらっしゃると思います。少ない方は1つでも多く、多い方はそれを継続していくことで、健康で元気なまちに一歩ずつ近づいていきます。
無理はしないように。自分にあった運動を。
体を動かす機会が多い、または運動量が多い人は、少ない人と比べて循環器疾患やがんなどの発症リスクが低いことが認められています。
また、高齢者の運動機能、認知機能の低下を予防する効果もあります。
週2回以上歩く距離を増やすなど、日常生活の中で体を動かす機会を増やしましょう。
減塩で高血圧予防。野菜を毎食とろう。
塩分の調整は高血圧予防に、野菜を多く摂ることは脳卒中、心臓病、一部のがんにかかる確率を下げることになります。
塩分を控えるためには、酸味や、だしのうま味などを生かすこと、1日350グラム以上の野菜を食べるためには、野菜に熱を通してかさを減らしたり、3食に分けて摂ることがコツです。
お酒を楽しむためにはお酒を休むことも大事。
がん、高血圧、脳出血、脂質異常症などは、1日の平均飲酒量が多いほど発症リスクが高まります。
また、お酒のカロリーと、脂肪の多いおつまみのセットは内臓脂肪の大敵です。
飲みすぎを控え、休肝日(お酒を飲まない日)を増やして、お酒を楽しみましょう。
そろそろ禁煙しませんか?あきらめず何度でもチャレンジしよう。
たばこは、がん、脳卒中、虚血性心疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、糖尿病、妊娠・出産への悪影響など、多くの健康被害に関連します。
また、副流煙は、たばこを吸わない人への健康被害としても問題になっています。
たばこは吸わないこと、また、あきらめずに何度でも禁煙にチャレンジしましょう。
ストレスを上手にコントロール。しっかりと休養もとりましょう。
現代は、家庭でも社会でも多くのストレスにさらされ、ストレスの多い時代といえます。
ストレスが高い状態が続くと、こころの病気だけでなく、高血圧や糖尿病の発症・悪化につながることが認められています。
自分なりのストレス解消法を見つけ、十分な休養をとり、こころの健康を保ちましょう。
受けてますか?今のからだの状況がわかりますよ。
定期的に体の状況を知ることは、血圧、血糖、コレステロールなどの変化を知ることができ、生活習慣の改善を考えるきっかけとなります。
また、健診を受けることで早期治療につながり、身体的にも金銭的にも負担を軽くすることができます。
歯と歯ぐきの変化に気づくことが第一歩。
歯を失う主な原因は歯周病と虫歯です。特に歯周病は、歯周病菌が歯ぐきの血管から入り込み、全身の様々なところに影響を及ぼすことが分かっています。
ていねいな歯磨きはもちろん、歯と歯ぐきに異常がないかチェックすることが大事です。
歯ぐきの腫れなど異常があったら、早めに歯科医に相談し、自分の歯を守りましょう。
担当 健康推進課健康政策係
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