あなたは、薬をいくつ飲んでいますか。薬の使い方・飲み方は守っていますか。
「ポリファーマシー」の『ポリ』は『たくさん』、『ファーマシー』は『薬、調剤』を意味しますが、単に服用する薬剤数が多いことではなく、それに関連して薬物有害事象(好まない・意図しない兆候や症状など)が起きたり、きちんと薬が飲めなくなったりしている状態をいいます。
特に、高齢になると複数の病気を持つ人が増え、受診する医療機関も複数になると薬が増えることがあります。また、高齢者は使っている薬が6種類以上になると副作用を起こす人が増えるというデータもあります。
薬を飲んで、次のような症状が気になることはありませんか?自己判断で勝手に薬をやめたり減らしたりは危険です。必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
高齢になると、薬の種類が多いことだけではなく、肝臓や腎臓の働きが弱くなり、薬の分解や体外への排泄に時間がかかるため薬が効きすぎてしまうことがあります。
日頃から、かかりつけの医師や薬剤師を持ち、処方されている薬の情報を把握してもらいましょう。
自分の処方されている薬がわかるように、「お薬手帳」は1冊にまとめておきましょう。
厚生労働省では、ポリファーマシーについて広く関心を持っていただくため、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会ウェブサイト」(外部リンク)および「日本製薬工業協会ウェブサイト」(外部リンク)
での啓発資材を周知しています。
(PDF/動画 出典:一般社団法人くすりの適正使用協議会ウェブサイト)
動画視聴 (8653KB)files/polymovie-01.mp4(8653KB)
(短編1:10)
一般社団法人くすりの適正使用協議会のウェブサイト(こちら)では、中編(1:52)、長編(3:50)も掲載されています。
担当 国保年金課 後期高齢者医療係 内線2347
国保給付係 内線2351
電話 0173-35-2111