イベントレポート
ライブラリフレッシュ音読講座
ライブラリ(図書館)で心と体をリフレッシュできる「音読」を体験するイベントを行いました。
10月22日(火曜日)から11月10日(日曜日)の期間中には市立図書館1階ロビーにて認知症に関する本の展示やパンフレットなどを紹介しました。
日時:令和元年10月26日(土)10時から11時30分
場所:市立図書館2階閲覧室
講師:株式会社五所川原エフエムアナウンサー 北嶋晴美氏
五所川原市福祉部地域包括支援センター保健師 中嶋真哉氏
参加人数:16人
前半は、Gラジでお馴染みの「はる姉」こと北嶋晴美氏から発声の仕方を学び、参加者全員でことわざや郷土のおはなしなどを音読しました。音読でリフレッシュしたあとは、身近な病気「認知症」について五所川原市福祉部地域包括支援センター保健師中嶋真哉氏からお話を聞き、理解を深めました。
アンケート結果
回収枚数:16枚(回収率100%)
(1)音読は楽しかったですか?
1.とても(14人) 2.ふつう(2人) 3.あまり(0人)
(2)今後も音読をしたいと思いますか?
1.はい(15人) 2.時間があれば(1人) 3.いいえ(0人)
(3)認知症について知ることができましたか?
1.とても(10人) 2.ふつう(5人) 3.あまり(1人)
(4)認知症について、知りたいことはありますか?
「もっと具体的に」
・対応の方法等について具体的に知りたい
・もっと詳しい内容でもよいのでは。時間を長くしての事ですが。
・認知症の予防について、もっと時間を取り、具体的に!
・認知症の検査について。
・具体的事例があれば。対策と。
「さらに知りたい」
・外出に付いて。本人は行きたくない。でも連れ出した方がよい・悪い
・大体何才ぐらいから気にするべきか?
「その他」
・ご近所の人からの情報があり、今は特にないです。
・認知症について、いろんなところで知識を得ていましたが、きょう、整理された形で理解できました。
・今日の説明で大体知ることはできました。
・特に。
⇒「もっと具体的に」、「さらに知りたいこと」については、具体例を知ることのできる機会・パンフレットの案内や回答を中嶋さんに相談してどこかで発信したいと思います。
(5)図書館で今後やってほしいイベントがありましたら
記入をお願いします。
・また、音読と認知症の事も、みなさんに知ってもらいたいので、機会があればと思います。
・ベストセラーと言われている本の上手な方による音読をしていただけたらうれしいです。
・自分に合った本をえらんでもらいたい。本のソムリエ。
・パソコンのあつかい方(はじめての人)
・具体的に今思いつきませんが、今日のような楽しい参加型のイベントはまた…と思います
・Gラジと共同番組をして、出前講座も検討?
・この講座を年1回でも定期的にやってもらいたいなって思いました。
・今回の講座でも。
・認知症や高齢者向けの本など教えてほしいです。
・特にありません。
(6)最後に、講師の北嶋さんと中嶋さんにメッセージがありましたらお願いします。
・FM五所川原を今度聞いてみようと思います。人柄が声に出て楽しかったです。
・アナウンサーですので読みがうまいと思いました。
・プロのアナウンサーのきれいな声がきけてよかったです。中嶋さんのお話は、あまり長くなく、頭の中に入ってよかったです。
・ありがとうございました
・笑顔がステキです
・今日は楽しかったと母が笑顔でした
・とてもきれいな顔と声、これからも頑張ってください。またお目にかかれたら。
中嶋さんへ。たいへん勉強に成ります。また、情報発信お願いします。
・時間があっという間にすぎ、楽しくすごせました。ありがとうございました。また会えるとうれしいね。
・いつもお世話になっています。今後ともヨロシク
・北嶋さん、とても素敵な方でした。笑顔と笑声、今日きいた楽しいお話を大切にします!
Gモーニング、時間のゆるす限り、月曜日からききます。
中嶋さんの認知症についてのお話はとてもわかりやすかったです。
・ありがとうございます。楽しかったです。
・北嶋さんの声でオーラを感じました。ステキでした。
中嶋さん、はじめて知った事がたくさんあって、これからとても役にたちました。ありがとうございました。
・とても楽しく音読をする事ができました。毎朝通勤時に思い出しながら音読しながら楽しみたいと思います。
・とてもよかったです。ありがとうございました。
・とてもわかりやすかったです。おくれてきてすみません。利用者に音読すすめてみます。
ありがとうございました。
意見や質問へのアドバイス
講座後のアンケート「(4)認知症について知りたいことはありますか?」で、あがってきた意見や質問に保健師の中嶋さんが答えてくれました。
「対応の方法等について具体的に知りたい」「具体的事例があれば。対策と。」
ぜひ認知症サポーター養成講座を受講してください。今回お話ししたよりももっと詳しい認知症についての内容に加えて、具体的な対応方法等についても学べる内容となっています。依頼があれば開催を検討いたしますので、お気軽に地域包括支援センターまでご連絡ください。
「もっと詳しい内容でもよいのでは?」
時間の都合上、駆け足となりました。認知症サポーター養成講座は90分で認知症について正しい知識を得ることができる講習となっていますのでぜひご検討ください。
「認知症の予防にもっと時間を取り具体的に。」
現在、「これをやると認知症の予防になるらしい」と言われていることはいくつかあり、それらについて紹介できる場があればと思います。町内会等からの依頼により、出張出前講座を実施することもできますのでご相談ください。
「外出について。本人は行きたくない。でも連れ出した方がよい・悪い」
本人が行きたくない理由があるかもしれません。通常であれば何気なく行っている外出でも、認知症の方は不安を抱え、億劫になっている場合が多くあります。何が不安なのかを理解して、そっと手を差し伸べることができれば、自ら外出したいとおっしゃってくれるかもしれません。
「大体何歳くらいから気にするべきか。」
認知症有病率は、65から69歳で1.5%、70から74歳で3.6%、75から79歳で10.4%、80から84歳で22.4%、85から89歳で44.3%、90歳以上で64.2%となっています(出典:認知症施策推進大綱)。
生活習慣病を予防することも認知症を予防することにつながりますので、予防については今からでも取り組んでいただきたいと思います。そして、65歳を過ぎたら、早期発見のためにも、もの忘れ検診等の受診を定期的にしていただければと思います。