令和元年11月放送分

11月27日(水曜日)放送内容

青森県立図書館は青森市にある青森県民と県内公共図書館・学校図書館をサービス対象とした図書館です。青森県民、県内に通勤・通学している方、県内に帰省先がある方はどなたでも利用することができます。今日はちょっと行くのは大変という方におすすめの、来館しなくても利用できる青森県立図書館のサービスについてお知らせします。

利用者登録をする

貸出などのサービスを利用するには、利用登録が必要です。利用登録は県立図書館カウンターのほかに、郵送でも申し込むことができます。申込書に記入し、氏名・住所を確認できる書類の写し、返信用封筒といっしょに送ると利用者カードが送られてきます。また、更新の際も同様に来館することなく手続きができます。

オンライン貸出サービス

県立図書館で所蔵している図書をホームページから検索・予約をし、県内のお好きな図書館で受け取り、返却することができるサービスです。用意ができると県立図書館からメールが送られるので指定した図書館・公民館図書室へ取りに行ってください。延長もホームページからできます。

遠隔地返却サービス

お買い物やお仕事のついでに県立図書館に寄ったけど、返しに行くのが大変なので借りられないということはありませんか。そんな時は遠隔地返却サービスが便利です。県立図書館カウンターで本を借りる際に「○○の図書館で返します」と伝えると専用の赤い袋にいれて貸してくれます。返却の際はその赤い袋に本を入れて借りる際に指定した図書館・公民館図書室に返却することができます。返却ポストへの返却はできませんので、カウンターへお持ちください。

レファレンスサービス

県立図書館の専門スタッフがみなさんの調べもののお手伝いをしてくれるサービスです。探している本があります。ある事柄や人物について調べたいのですが、どんな本がありますか?調べたいことがあるけれど、どうやって調べたらいいか分からない。どんなアクセス方法がありますか?などといったみなさんの「?」を解決するために県立図書館所蔵の資料や様々な情報を使って答えてくれます。電話、郵便、ファクス、メールからも申し込むことができます。

この他にもいろいろなサービスがあります。詳しいサービスの内容や、様式のダウンロード、県立図書館所蔵資料を調べたい方は青森県立図書館ホームページをご確認ください。

最後に、現在開催中の展示についてお知らせします。

12月8日(日曜日)まで 展示「レファレンスってなあに?」

「レファレンス」とは、司書が図書館での調べものをお手伝いするサービスです。市立図書館1階ロビーにて、2019年度(第4期)五所川原子ども司書が講座で学び、自分で調べたことを紹介しています。また、調べものに役立つ資料やツールについても紹介しています。子ども司書たちは住んでいるところの地名の由来について、自分と同じ誕生日の偉人について、通っている小学校について、生まれた日にあった出来事についてなど様々なことを調べました。みなさんも図書館の資料を使って、「自分」について調べてみませんか。

 

11月13日(水曜日)放送内容

今年の6月に「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」、通称「読書バリアフリー法」が成立、施行されました。この法律は、「視覚等の障害の有無にかかわらず、すべての方々が等しく読書を通じて、文字・活字文化からの恩恵を受けられる社会の実現」を目指すことを目的としています。今日は通常の読書が難しい方でも読書を楽しめる図書館のバリアフリーサービスの中から、様々な資料についてお知らせします。

大活字本(だいかつじぼん)

「大活字本」は大きい文字を使った本のことです。小さな文字が読みにくい高齢の方にも好評です。大活字本はどなたでもご利用できます。10月末現在で1,299冊の大活字本を所蔵しています。

CD

耳から楽しみたい方にはCDがあります。文学作品の朗読、落語、音楽などのCDがあります。どなたでもご利用できます。1人2本まで借りることができます。

録音図書(デイジー図書)

「録音図書(デイジー図書)」は活字を読むのが難しい方のための資料で、専用機器、パソコン、携帯音楽プレーヤーで聞くことができます。バリアフリーサービス利用登録者のみ利用できます。

マルチメディアデイジー図書

「マルチメディアデイジー図書」はパソコンで音声を聞きながら、絵や文字を見ることができる資料です。文字の大きさや背景の色、文字を読み上げるスピードなどが変えられるので、文字が苦手なお子さんや印刷された文字が読みにくい方におすすめです。視覚障害のほかに学習障害、知的障害、精神障害の方に有効であることが国際的に広く認められています。再生するには、専用のソフトが必要な場合もあります。バリアフリーサービス利用登録者のみ利用できます。使ってみたい方のために体験できるパソコンを市立図書館1階バリアフリーコーナーに用意しています。

布の絵本

「布の絵本」は様々な障害のある子どものために作られています。マジックテープやスナップをはめたり外したりするのを楽しむうちに、指先の訓練になるという効果もあります。ご利用いただけるのは、市内在住・在学の障害のあるお子さんや、障害のあるお子さんのいる市内の団体、特別支援学級などです。5冊まで15日間貸出します。

その他、点字付きの資料や日本語が得意ではない方や、知的障がいのある方などだれでも読めるように作られたLL(エルエル)ブック、点字や手話についての本もバリアフリーコーナーにあり、どなたでもご利用できます。バリアフリーサービスの利用案内や関連するチラシなども置いているので、興味のある方はお持ち帰りください。利用案内は図書館ホームページからも確認できます。

最後に、今週末のおはなし会のお知らせです。

11月16日(土曜日) 「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階「おはなしの部屋」で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。11月のテーマは「サーカス」です。お友達やお家の方と一緒にどうぞ聞きに来てください。申し込みは要りません。

 

11月6日(水曜日)放送内容

今日は今月の展示とおはなし会、イベントについてお知らせします。

11月10日(日曜日)まで 展示「「認知症」を知る」

市立図書館1階ロビーにて、身近な病気「認知症」をテーマに、関連する本やパンフレットを紹介します。認知症とはどのような病気なのか?家族が認知症になったらどうすればよいのか?ならないための予防方法は?認知症への理解を深め、より豊かな生活を送れるようにしましょう。

11月12日(火曜日)から12月8日(日曜日)まで 展示「レファレンスってなあに?」

「レファレンス」とは、司書が図書館での調べものをお手伝いするサービスです。市立図書館1階ロビーにて、2019年度(第4期)五所川原子ども司書が講座で学び、自分で調べたことを紹介します。

読書週間特別イベント「本のリサイクル」

10月27日から11月9日は読書週間です。今年のテーマは「おかえり、栞の場所で待ってるよ」です。日々の時間と環境は、時には私を置いて行ってしまうほど早く過ぎ去ってしまうときもあるけれど、ほっと開いた本の世界は、私の帰りを待ってから進んでくれるという思いが込められているそうです。伊藤忠吉記念図書館で寄贈され図書館の蔵書とならなかった本を欲しい方に差し上げるイベントを開催しています。11月9日(土曜日)までですが、なくなり次第終了となります。残りわずかなので興味のある方はお早めにご来館ください。一度は役目を終えた本たちですが、新たな人と出会えることを願っています。

11月9日(土曜日) 「だっこでいっしょおはなし会」

10時30分から30分くらい、市立図書館2階「おはなしの部屋」で「だっこでいっしょおはなし会」があります。3歳くらいまでのお子さん向けのおはなし会で、絵本の読み聞かせ、手遊びなどを楽しめる内容です。会場では、泣いても、途中で抜け出しても大丈夫です。申込は要りません。おはなし会の後、午後1時まで会場をそのまま開放します。お子さんや保護者の方同士の交流の場として、どうぞご利用ください。

11月16日(土曜日) 「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階「おはなしの部屋」で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。11月のテーマは「サーカス」です。お友達やお家の方と一緒にどうぞ聞きに来てください。申し込みは要りません。

最後に、よく問い合わせがある図書館でのコピーについてお話します。

図書館では著作権法第31条第1項第1号の規定の範囲内において図書館資料を複写、つまりコピーすることができます。コピーできる条件は、第一に「図書館資料であること」です。持ち込んだノートなどはコピーできません。第二に「一部分のみ、1部まで」ということです。一部分とは「半分を超えない範囲」とされています。たとえば200ページの図書は100ページまでコピーできます。ひとり1部なので同じものを2部以上コピーすることはできません。他にも条件がいろいろあるのですが、市立図書館では最大A3まで、白黒1枚10円、カラー1枚50円でコピーできます。コピーしたい方、コピーできる条件について詳しく知りたい方はカウンターの職員にお声がけください。