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令和6年新年あいさつ

●「誰ひとり取り残さない持続可能な地域社会」を目指して

 

明けましておめでとうございます。

市民の皆様には、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

さて、昨年は約3年にわたるコロナ禍もようやく収束に向かい、疲弊した地域社会に元気を取り戻すため「コロナからの脱却」をテーマとして市政に取り組んでまいりました。

特に、民間活力が主体となった多くのイベントが開催されるなど、地域社会の再生に向けて大きく前進することができた一年であったと実感しています。

4年ぶりの通常開催となった「五所川原立佞武多」は25周年の節目を迎え、「ごしょがわら めじゃ~ ストリート」といった新たな企画が生まれ、まつりのメインの一つに定着した「親子de立佞武多」も彩りを添えるなど、連日多くの市民や観光客でにぎわい、街全体が熱気と活気に包まれました。

その中で、子どもたちのはつらつとした姿を見て、五所川原市の未来に希望の光が差し込むような思いでありました。運営に携わった皆様、参加、協力いただいた皆様に心より感謝を申し上げます。

本年は、引き続き、こうした明るい兆しの一つ一つを育みながら、市民の皆様と力を合わせ、ともに考え、ともに行動する「市民協働」を進め、子どもから高齢者まで誰もが健康で安心して住み続けられるまちづくりを進めてまいります。

 

○「活動人口」の増加による地域活性化に向けて

昨今の急速に進む人口減少の中で、持続可能な地域づくりを進めるためには、民間主体の活動をより一層活発化させ、子どもから高齢者まで多くの市民が活躍する「活動人口」を増やすとともに、市民と行政がそれぞれの強みを生かしながら、一丸となって取り組んでいく必要があります。

一例を挙げますと「ホコ天マルシェごしょがわら」「しうらグルメカーニバル」「キッズフェスタ」などの各地域で実施している企画は、にぎわいの創出にとどまらず、イベントを通じて、市民、関係団体、市職員が連携して成功体験を共有し、地域の皆が手を取り合い、市民自らが大切なふるさとを持続可能な地域として構築するきっかけとして、大きな意義を持つものであり、たいへん心強く感じています。

本年も、こうした取組に必要な支援を講じ、官と民、多様な主体が連携し、ノウハウを持ち寄って、ともに創っていく社会の構築を目指してまいります。

 

○地域で支え合う共生社会を目指して

市では、子育て世代の経済的負担の軽減、相談体制の強化、コミュニティの拠点となる公園の整備など、子育てを取り巻く環境を充実させることで若い世代の定住を促進してまいりました。

これからも、社会の宝である子どもを「地域全体で育てる」という思いのもと、将来にわたって住み続けたいと思えるような魅力的なまちづくりを進めます。

また、高齢者への支援においては、高齢者の共通課題である認知症予防、介護予防の強化や、元気な高齢者が同じ高齢者目線で支援する互助機能の強化を図るなど元気な高齢者の社会参加を支援する取組を実施してまいります。本年も、地域の高齢者の誰もが積極的に社会参加を行えるよう必要な支援を行い、自分らしく、社会的な役割を持ちながら生まれ育った地域で安心して住み続けられる健康長寿社会の実現を目指してまいります。

 

結びに

目まぐるしく変化する社会情勢により、地方がおかれる状況は厳しさを増しております。しかしながら、先に述べた市民が主体となった地域の活力は、現状を変える兆しであり、新たな五所川原に生まれ変わるチャンスであると思っています。

本年も「誰ひとり取り残さない持続可能な地域社会」に向けて市政運営に努めてまいりますので、引き続き、市民の皆様のご支援ご協力を賜りますとともに、本年が皆様にとってすばらしい年となりますことを祈念申し上げまして、年頭のあいさつといたします。

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担当 秘書課秘書係

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