平成30年8月放送分

 

8月29日(水曜日)放送内容

今日は、霊界図書館の実施報告と9月のおはなし会についてです。

8月17日(金曜日)18日(土曜日)「霊界図書館」実施報告

8月17日(金曜日)18日(土曜日)に夏休み特別企画として怪談朗読会「霊界図書館」が行われました。初日は中学生以上向けが行われ32名が参加しました。中学生以上ということでじ~んわりとくる怖さのお話を朗読しました。2日目は、小学校低学年向けと高学年向けが行われました。低学年向けには、子ども司書養成講座受講生7名が講座の一環として読み聞かせをしました。参加者は45名で、かわいらしいおばけが出てくる『おばけのてんぷら』や台所の片隅ですっかり古くなった野菜たちが怒って出て行ってしまう『ぞろりぞろりとやさいがね』などちょっぴり怖いお話を読みました。受講生たちははじめての読み聞かせにもかかわらず、大きな声でしっかりと読むことができていました。最後の高学年向けには一番多い70名が参加しました。実話怪談短編集『怪談5分間の恐怖』などを朗読して、参加した子どもたちを怖がらせることができました。朗読会の後には「夜の図書館探検」も行われ、ふだんとは違った雰囲気の図書館を楽しんでいたようでした。この霊界図書館の様子は、図書館フェイスブックでも紹介していますので、ぜひそちらも見てみてください。

9月8日(土曜日)「だっこでいっしょおはなし会」

10時30分から30分程度、市立図書館2階「おはなしの部屋」で「だっこでいっしょおはなし会」があります。0歳から3歳くらいまでのお子さん向けで、絵本の読み聞かせの他に手遊びや歌などを一緒にやって楽しむアットホームなおはなし会となっています。

おはなし会は申し込み不要ですので、気軽にご参加ください。

おはなし会の後は、午後1時まで会場をそのまま開放しています。お子さんや保護者の皆様の交流の場として、また子どもと一緒にくつろぎの場としてもご利用ください。また、会場の中に授乳室もありますので、ご利用になりたい方はお気軽に職員までお声がけください。また、図書館ホームページでは毎月のおはなし会の様子をまとめたものを見ることができます!

次回はどんなお話が聞けるのか楽しみにしていてくださいね♪

9月15日(土曜日)  「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間程度、市立図書館2階「おはなしの部屋」で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。9月のテーマは「こわーいお話」です。図書館の霊界図書館に参加できなかったという人はぜひこちらに参加してみてはいかがでしょうか。今月も楽しいお話がみなさんを待っています。ぜひお友達やお家の方と一緒に聞きにきてください。申し込みは要りません。

 

8月22日(水曜日)放送内容

今日は、社会教育課が主催して行われたイベント「ふるさと再発見」についてです。

8月10日(金曜日)開催「ふるさと再発見」実施報告

社会教育課が主催した小学生向けのイベント「ふるさと再発見」が8月10日(金曜日)に行われました。このイベントは、自分たちが生まれ育った五所川原市について実際にその土地を訪れ、地元の歴史や文化を学び、ふるさとの魅力を見つけるというものです。今回で4回目の実施となり、参加者は19名でした。4回目は金木地区について学びました。このふるさと再発見の講師の一人として、図書館司書の長尾さんが金木地区の地名について説明をしました。その内容を少し紹介します。

「金木」は、490年くらい前、金木八幡宮の初代神官になった笹木さんが江州(ごうしゅう:今の滋賀県)から津軽へ来て金木あたりを開発したことに始まります。村ができたのは450年くらい前だとされています。その後代官所が置かれ、金木新田の中心となり発展してきました。金木の名前の由来にはいろいろな説があります。

(1)金木山の奥に金山があるから、金木というようになった

(2)戦国時代1555年くらいに金城というお城があり、その城主が金木弾正忠という人だったから

(3)弘前藩三代目・津軽信義(つがるのぶよし)の頃、金木のひばが新田開発をするためのたくさんのお金になり、「金の木」だと言われたから

いろいろありますが、決まったものはありません。また、金木には通称地名がたくさんあります。上町(うえまち)・下町(したまち)という通称地名は98年前の地図ですでに使われています。大正時代、上町と下町で大綱引きをしていたそうです。本町の山源(やまげん)前、今の太宰治記念館「斜陽館」前が境界線で、上町 対 下町の勝負をしていました。長さ130メートル、直径6尺(約20メートル)の綱を引きあいました。江戸時代から昭和の始めまで続いた行事でした。

地名の由来について、『五所川原市の地名』(五所川原市:発行)、『津軽の歴史』(西郡小学校教育研究会社会科:発行)などの本を参考にしました。図書館にある本です。

このほかにも、スイカの収穫体験で合同会社農すてーしょんの畑に行ったり、かなぎ元気村「鄙屋」(ひなや)で郷土料理を堪能したり、地元の有名人太宰治が書いた『津軽』に出てくる芦野公園駅の見学をしたそうです。

参加した子どもたちは、はじめて見るスイカ畑で市場に出荷するスイカの収穫をしたり、津軽三味線会館ではじめての津軽三味線演奏をしたり、元気よく楽しんでいました。

最後にこのイベント担当者からみなさんにコメントを預かってきました!「皆さんが住んでいる五所川原市は、本当に魅力があふれている街です。そんな魅力を皆さんに見て、感じてもらいたいと思い、この事業を行っています。今年度は金木で行いましたが、来年度は市浦地区について行う予定ですので、皆さんの参加をお待ちしています!」

 

8月15日(水曜日)放送内容

今日は、「本故知新」4号の発行と霊界図書館についてです。

五所川原市立図書館だより 「本古知新(ほんっこちしん)」4号発行

図書館だより『本古知新』4号が発行されました。

4号の表紙は、第1期五所川原子ども司書の荒関さんです。荒関さんは子ども司書の活動として夏休みに伊藤忠吉記念図書館でカウンターのお仕事や本の登録などをしてくれました。そんな荒関さんが紹介してくれた本は、「5分後に意外な結末」シリーズの『「悩み部」の栄光と、その慢心。』です。

4号の内容を少しだけお知らせします。

知ってた!知らなかった?これで1つ天才に ファイル5

今回は当館の事例ではなく、国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している調べ物のためのデータベース「レファレンス協同データベース」の中から夏にぴったりの事例を紹介しています。テーマはズバリ「セミの抜け殻」についてです。図書館の周りにもたくさんのセミがいるので、自由研究にも役立つ内容です。

教えて市職員 パート4

学校給食センターで栄養士として働いている鳴海さんにインタビューを行いました。夏バテ対策について、学校給食センターと図書館でコラボして行った「おはなし給食」について、学校給食センターについて、鳴海さんのふだんのお仕事についてお話を聞きました。鳴海さんおすすめの夏バテ対策メニューも紹介しています。

他にも絶賛発売中の図書館オリジナルブックバックや本の探し方などを紹介しています。夏らしい本古知新になっていますので、読んで、知って、笑ってください。

最後に、「本古知新」を配布している場所をお知らせします。五所川原市内の図書館、伊藤忠吉記念図書館、市浦分館、五所川原市役所、中央公民館、つがる市立図書館、中泊町図書館、エルム、ごしょがわらエフエムとなっております!どうぞ手にとって、ご自由にお持ち帰りください。

夏休み特別企画怖い話の朗読会「霊界図書館」 申込受付中!

昨年大好評だった怖いお話の「霊界図書館」がいよいよ今週末に開催されます。申し込みの受付は当日まで可能なのでまだまだ間に合いますよ!飛び入りもOKです。開催場所は市立図書館2階で、開催日時は以下のとおりです。

中学生以上向け 8月17日(金曜日) 19時から20時

小学校高学年向け 8月18日(土曜日) 19時から20時

また、第3期五所川原子ども司書をめざして勉強中の小学校4年生から6年生の7名が読み手として参加する小学校低学年向けの「子ども司書養成講座受講生が読むこわい話の朗読会」が8月18日(土曜日) 15時から行われます。こちらは申し込み入りませんので練習の成果をぜひ見に来てください。

 

8月8日(水曜日)放送内容

今日は、展示、おはなし会、霊界図書館についてです。

明日8月9日(木曜日)まで 立佞武多関連展示

市立図書館1階ロビーでは「五所川原が1番あつくなる日 立佞武多祭」と題して、立佞武多の展示を明日8月9日(木曜日)まで行っています。立佞武多の歴史や、製作方法について書かれている本、立佞武多DVD、貸出はしていませんが歴代立佞武多が掲載されているパンフレット等を展示しています。あわせて、図書館に寄贈された立佞武多の写真も展示しております。昭和初期の立佞武多の写真、1998年の「親子の旅立ち」、1999年の「鬼が来た」などの写真を見ることができます。さらに階段のところには、祭の歴代ポスターも展示しています。

そして今日は立佞武多祭り最終日です!図書館で立佞武多について学んでから今年最後の立佞武多を楽しんではいかがでしょうか。

8月11日(土曜日)「だっこでいっしょおはなし会」

10時30分から30分程度、市立図書館2階「おはなしの部屋」で「だっこでいっしょおはなし会」があります。0から3歳くらいまでのお子さん向けのおはなし会で、今月の担当は女子司書2人です!楽しいお話や手遊びなど親子で触れ合いながら楽しめる内容となっています!最後まで聞いてくれた子にはプレゼントがあるかも!?ぜひ来てくださいね♪

申し込みは要りません。おはなし会の後、午後1時まで会場をそのまま開放します。お子さんや保護者の皆様の交流の場として、どうぞご利用ください。

夏休み特別企画怖い話の朗読会「霊界図書館」 申込受付中!

昨年大好評だった怖いお話の「霊界図書館」を今年も開催します!すでに参加申込がぞくぞくときております。申し込みの受付は当日まで可能ですので、お友達などにも声をかけて一緒にご参加ください!

開催場所は市立図書館2階で、開催日時と申込は以下のとおりです。

中学生以上向け 8月17日(金曜日) 19時から20時

小学校高学年向け 8月18日(土曜日) 19時から20時

小学生高学年向けは、夜のため保護者の付き添いが必要です。申込は電話か図書館カウンターでお願いします。当日は開始30分前から受付をします。

そして今回は、小学校低学年向けに「子ども司書養成講座受講生が読むこわい話の朗読会」と題して、第3期五所川原子ども司書をめざして勉強中の小学校4年生から6年生の7名が読み手として参加します!日時は、8月18日(土曜日) 15時から15時30分までで、申込は不要です。練習の成果をぜひ見に来てください。今年もひ~んやりとした夜の図書館で怖いお話を用意してみなさんをお待ちしています!

 

8月1日(水曜日)放送内容

怪談朗読会「霊界図書館」についてです。

夏休み特別企画怪談朗読会「霊界図書館」 申込受付開始

昨年大好評だった怪談の朗読会「霊界図書館」を今年も開催します。開催場所は市立図書館2階で、日時と申込は以下のとおりです。

・中学生以上向け8月17日(金曜日)19時から20時

・小学校高学年向け8月18日(土曜日)19時から20時

対象はあくまでも目安なので年齢関係なくどの部に参加しても結構ですが、夜の部に参加する小学生は保護者の付き添いが必要です。グループで参加する場合は、保護者は一人でも結構です。申込は電話か図書館各館のカウンターでお願いします。当日は開始30分前から受付をします。

また今回は、小学校低学年向けに「子ども司書養成講座受講生が読むこわい話の朗読会」と題して、第3期五所川原子ども司書をめざして勉強中の小学校4年生から6年生の7名が読み手として参加します!日時は、8月18日(土曜日) 15時から15時30分までで、こちらは申込不要です。練習の成果をぜひ見に来てください。

それではここで、朗読会がどんな雰囲気なのか、ちょっとだけ聴いていただきたいと思います。朗読作品は小泉八雲(こいずみ やくも)著、田部隆次(たなべ りゅうじ)訳の「ろくろ首」です。この物語は、元武士の豪胆な僧が主人公で、その僧が旅の途中で化け物が出るという山へ迷い込んだ際に、粗末な身なりをしながらも親切で上品な木こりに一夜の宿の提供を受けました。その木こりの身の上話を聞けば、昔は相当の身分であったものの、罪を犯した末に今は家族共々没落してしまったとのこと。僧は懺悔の日々を過ごす木こりに心を打たれ、その清い魂のために読経を捧げると申し出ました。そして僧は、木こり家族が寝入った後、水を飲もうと外へ出た際にふと木こり家族を見ると、家族の首がきれいに無くなっているのに気づきました。木こり家族の正体が、首が体から離れて飛び廻り、人を襲う、「ろくろ首」という化け物だということを見抜いた僧は、離れた首が元に戻れぬように細工をすると、静かに外へ出てみました。

如何でしたか?皆さんのお申し込みをぜひ、お待ちしております。