令和6年1月放送分

1月30日(火曜日)放送内容

2月3日は節分です。暦の上ではもう春になるんですね。今日は節分に関する本を紹介します。
『由来からわかる日本と世界の行事図鑑』山田 慎也/監修 スタジオタッククリエイティブ 2020年発行
3歳になったら七五三のお祝い、お正月には初詣に行き、夏には神社のお祭りで盆おどり。ずっと昔から人から人へと受け継がれてきた、年齢や季節に沿って行われるさまざまな行事や風習をイラストや写真で紹介します。「何がきっかけで始まり、どのようにして今に伝わっているのか」という由来もわかります。またハロウィンやクリスマスなど、海外から伝わり日本で定着した行事や、世界各国の有名なお祭り・行事も紹介しています。
『作って楽しい!園行事の製作アイデアBOOK』ポット編集部/編 チャイルド本社 2019年発行
子どもたちがもっと行事を楽しめるよう、手軽に取り組める素敵な製作のアイデアを紹介しています。保育園などの先生向けに作られた本ですが、もちろんご家庭でも楽しめます。身近な素材で作れ、製作の目安となる年齢表示も付いています。節分の豆まきを盛り上げる鬼のお面を様々な素材で作ってみましょう!
『都道府県別にっぽんオニ図鑑』山崎 敬子/文 じゃこめてい出版 2019年発行
節分の主役・オニ。祭りのオニ、神話のオニ、オニがいる公園など、日本各地には様々なオニの伝承が残されています。民俗学講師の著者が、都道府県で大切にされているオニを紹介した図鑑です。知っているようで知らなかったオニの正体がわかる、子どもから大人まで楽しめる一冊です。
『定番おすしと飾り寿司:簡単!楽しい!』世界文化社 2006年発行
お祝い事や人が集まるときの食卓に欠かせない、みんなの人気メニュー「おすし」。恵方巻はもちろん、来月のひな祭りに食べたいちらしずしやおすしケーキなど、遊びごころいっぱいの可愛いおすしを紹介します。お店の豪華な恵方巻もいいですが、好きな具材で手作りも楽しそうです。
『おばあちゃんのえほうまき』野村 たかあき/作・絵 佼成出版社 2010年発行
今日は節分です。きりちゃんはおばあちゃんと一緒に「恵方巻き」を作ることになりました。まずは、ほうれん草を色よくゆでて、次に、厚焼き玉子を焼いて…。「恵方巻き」って何?どんな意味があるの?家庭で行事食を手作りする楽しさと、みんなで一緒に食べるうれしさを、温もりある版画で伝える絵本です。恵方巻きのレシピも付いています。
『おにはそと!ふくはうち!(日本むかしばなし)』いもと ようこ/文・絵 金の星社 2016年発行
鬼のお嫁さんにされてしまったおふくは、菜の花をたよりに村へ逃げ帰ります。追いかけてきた鬼に、おふくの母親は炒り豆をぶつけて「この豆から花が咲いたらおふくを返す」と言いました。鬼は今日も、花が咲くのを待っています。ラストシーンの鬼の表情を見ると少し切なくなってしまう、節分の昔話絵本です。
『納豆の本(調べる学習百科)』全国納豆協同組合連合会/総監修 宮崎 祥子/編 岩崎書店 2020年発行
豆まきに使う福豆は炒った大豆を使うのが一般的なようです。大豆といえば和食には欠かせない素材。醤油、味噌、豆腐、油揚げなどたくさん思い浮かびます。その中のひとつが納豆です。納豆のはじまり、素材・種類・できるまで、納豆料理などなど、様々な角度から納豆を紹介します。
ちなみにみなさんのご家庭では何をまきますか?北日本は落花生をまくおうちも多いようです。

 

最後におはなし会のお知らせです。
2月4日(日曜日) すてっぷ広場ブックトーク
市立図書館2階「対面朗読&おはなしのへや」でNPO法人子どもネットワーク・すてっぷさんによる「すてっぷ広場」が毎週火曜日の10時から12時、毎週水曜日・毎月第1日曜日の10時から15時まで開催されています。「すてっぷ広場」は市の地域子育て支援拠点事業の一環として、子育て中のお父さん・お母さんと主に乳幼児などの子どもたちが、いつでも気軽に参加でき、うち解けた雰囲気の中で交流する場を提供することを目的として開催されています。利用料金はかかりません。第1日曜日には、図書館司書による本の紹介を行っています。ぜひお気軽にご参加ください。

 

1月23日(火曜日)放送内容

今日は図書館の蔵書検索と予約の方法についてご案内します。

 

図書館のホームページで、読みたい本を図書館が所蔵しているか、借りられるか調べることができます。トップページの検索窓から検索すると、本のタイトルや書いた人、内容・あらすじなどに検索語が含まれているものがヒットします。図書館システムに読みの情報が登録されている項目、タイトルや著者名などについては、すべてひらがなまたはカタカナで検索すると読みで検索しますが、漢字で検索すると完全に一致するもののみヒットします。漢字間違いがあると検索されません。たとえば「わたなべ」とひらがなで検索すると「辺」の渡辺さんも「部」の渡部さんもヒットしますが、漢字で検索すると入力したとおりの言葉が含まれているもののみヒットします。

 

検索窓の下にある「県内図書館で探す」を使うと県内の図書館の所蔵を一度に検索することもできます。近隣の図書館で利用できる場合はそちらに足を運ぶのも一つの方法です。つがる市立図書館や中泊町図書館など五所川原圏域定住自立圏内の図書館・公民館図書室は、五所川原市民の方も免許証など氏名・住所・生年月日が確認できるものがあれば利用登録をすることができます。

 

読みたい本があればホームページから本の「予約」をすることができます。検索結果から読みたいものをクリックします。気になるものがあれば【予約かごに追加】ボタンをクリックします。ログイン画面になるので貸出券番号とパスワードを入力してログインします。パスワードの初期設定は生年月日8ケタです。ログイン後に変更することができます。予約かごへは最大1,000冊登録することができます。この時点ではまだ予約は完了していません。予約を完了するにはページ下部の【予約かご】をクリックし、本予約をしたい本にチェックをいれて【予約】ボタンをクリック、連絡方法と受取館を選択して【予約】ボタンをクリック、内容に間違いがないか確認をし【送信】をクリックします。「予約申込を受け付けました。」と表示されると予約完了です。予約は図書5冊までできます。

本の用意ができましたら、選択した方法で連絡をいたします。連絡がきたら、5開館日以内にご来館ください。取り置き期限を過ぎますと、予約が取り消されてしまいます。ご注意ください。

 

蔵書検索をして図書館に所蔵がなかった場合はリクエストをすることもできます。ほかの図書館から取り寄せたり購入したりして提供します。お時間を要する場合や提供できない場合もありますのでご了承ください。リクエストサービスを利用できるのは市内にお住いの方、市内に通勤・通学されている方です。図書のみ、予約と合わせて5冊までリクエストできます。雑誌や視聴覚資料などはリクエストできません。

 

また、青森県立図書館の利用者登録をすると県立図書館の本を市内3館で受け取れるオンライン貸出サービスや電子書籍を利用することもできます。郵送や電子申請でも利用者登録をすることができますので、よりたくさんの資料を利用したい方は館内の広報物や県立図書館ホームページをご確認ください。

 

現在、青森県内の図書館・公民館図書室では「あおもり冬の読書週間県内図書館等一斉展示」を開催中です。「あおもり冬の読書週間」は読書で心温まる青森の冬を過ごしてもらおうと、青森県読書推進運動協議会が毎年独自に実施している読書週間です。今年度は県内全市町村の図書館等で「ウチの推し本」を共通テーマに一斉展示を行うことになりました。各館が収集する特色ある資料や職員がおすすめする「推し本」を展示しています。当館では「ノスタルジック シネマ」と題して、「なつかしの映画パンフレット」3,300冊あまりのコレクションの一部を展示・貸出しています。各図書館のテーマは県立図書館ホームページからもご覧いただけます。この機会にぜひ、県内のいろいろな図書館等に足を運び、それぞれの特色ある「推し」を楽しんでいただきたいです。

 

1月16日(火曜日)放送内容

1月20日は大寒です。大寒は二十四節季の一つで、一年の中でもっとも寒い季節を指します。そこで今日は温まる本を紹介します。

『医者が教える究極にととのうサウナ大全:超絶リラックスとパフォーマンスアップに効く科学的な方法』加藤 容崇/著 ダイヤモンド社 2023年発行

サウナの入り方に戸惑う初心者から、サウナ慣れしてととのいにくくなってきた熟練者まで!日本サウナ学会代表理事を務めるサウナを研究しつくしたサウナー医師が、日常のパフォーマンスをあげ、美と健康をレベルアップする最高のサウナの入り方を紹介します。

『毎日食べたくなる絶品鍋』大庭 英子/著 成美堂出版 2015年発行

寒い日は体を中から温めてくれるお鍋が食べたくなりますね。しゃぶしゃぶ・寄せ鍋・キムチ鍋の人気三大鍋から、2アイテムのシンプル鍋、ご当地鍋まで、毎日食べたくなる64の絶品鍋を鍋あとの〆付きで紹介します。具材を変えて、味を変えて、毎日飽きずに、美味しく食べたいです。

『世界のカレー図鑑:101の国と地域のカレー&スパイス料理を食の雑学とともに解説(地球の歩き方BOOKS)』地球の歩き方編集室/編集 地球の歩き方 2022年発行

汗をかくならカレーもいいですよね。アジアからアフリカ、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアまで、101の国と地域のカレー&スパイス料理を、長年、世界各国の旅行ガイドを出版してきた「地球の歩き方」が、食の雑学とともに解説します。本場の味を体験できる日本のレストランも紹介されています。

『余り毛糸で楽しく編むかわいい小物100点』 ブティック社 2018年発行

編み物を続けているとどんどん溜まってしまう余り毛糸。そんな余った毛糸で編める小物たちを紹介します。くつしたやショール、マフラー、スヌード、帽子、レッグウォーマーなど、日常に役立つアイテムが満載です。

『みかんアート:みかん1コで人気者になれる、かも』笹川 勇/著 主婦の友社 2020年発行

こたつのおとも、みかんで人気者になろう!パンツ、エビフライ、パンダ、こたつ、口、クリスマスツリー、ゴールキーパー、雪の結晶など、カンタンなものから、めちゃムズなものまで、みかんひとつで作れる作品の作り方を、イラストや写真を交えて紹介します。

「ぽかぽかおふろ」シリーズ とよた かずひこ/さく・え ひさかたチャイルド

「ぽかぽかおふろ」シリーズは、ほのぼのとした絵が人気のとよたかずひこさんによる、ちょっとふしぎなおふろやさんの絵本です。シリーズ1作目の『やまのおふろやさん』は2006年に出版されました。しんしんと雪がふる山の中にあるおふろやさんにやってくるお客さんたちの様子を見ると心がぽかぽか温まるでしょう。シリーズの中には時々冷た~いおふろやさんもありますが、おはなしはぽかぽかなので、ぜひ読んでみてください。

 

つづいて、今週末のおはなし会についてお知らせします。

1月20日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「豆」です。ぜひお友達やお家の方と一緒に聞きにきてください。申し込みは必要ありません。

 

最後に休館日のご案内です。1月18日(木曜日)まで、市立図書館と金木分館は蔵書点検のため、休館日となっております。蔵書点検とは、市民の皆様の貴重な財産である図書等がなくなっていないか、実際に資料のある場所と目録に登録してある場所が正しく一致しているかなどを点検することです。期間中はご不便をおかけしますが、ご理解くださるようお願いいたします。本を返却したい方は返却ポストをご利用ください。ほかの図書館から借りた本や壊れやすいCDなどは直接、カウンターに返却をお願いします。市浦分館は通常通り開館しておりますので、どうぞご利用ください。

 

1月9日(火曜日)放送内容

みなさま、明けましておめでとうございます。今年も図書館や本についての情報をたくさんお届けしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
2024年最初の図書館からのお知らせは、今月の展示、イベント、おはなし会についてです。
あおもり冬の読書週間「県内図書館等一斉展示」
市立図書館1階ロビーにて1月31日(水曜日)まで行っています。
「あおもり冬の読書週間」は読書で心温まる青森の冬を過ごしてもらおうと、青森県読書推進運動協議会が毎年独自に実施している読書週間です。今年度は県内全市町村の図書館等で「ウチの推し本」を共通テーマに一斉展示を行うことになりました。各館が収集する特色ある資料や職員がおすすめする「推し本」を展示します。
当館では「ノスタルジック シネマ」と題して、「なつかしの映画パンフレット」3,300冊あまりのコレクションの一部を展示・貸出します。コレクションは1950年代から1990年代の映画パンフレットが中心となっています。想い出の映画を探してみてください。
令和6年1月27日(土曜日) あおもり冬の読書週間イベント「図書館の本でやってみたvol.12 学ぼう!未来につなぐたからもの」
青森県には十三湖のシジミをはじめとした豊かな水産資源が豊富にあります。青森県の漁業などについて興味を持ってもらうためのイベントを開催します。西北地方水産事務所の方をお招きしてお話をきいたり、シジミのすくいどりや十三湖産シジミの貝がらを使ったストラップを作ったりします。日時は1月27日(土曜日)10時から、場所は市立図書館2階で行います。対象は水産に興味のある小学生の親子で、定員は10組です。申込は1月24日(水曜日)までに、市立図書館に来館・電話・メールでお申し込みください。先着順なので、定員になり次第申込を締め切らせていただきます。参加費はかかりません。残りわずかで定員に達します。お早めに!
また、児童室でイベントに合わせて水産や環境に関する本を展示・貸出しています。合わせてお楽しみください。関連する図書をいくつかご紹介します。
『ぼくらの青:おはなしSDGs 海の豊かさを守ろう』佐藤 まどか/作 講談社 2021年発行
剛志の兄・正孝は、息を止めて海に潜る深さを競うフリーダイビングの選手です。まだ20歳になったばかりですが、数々の大会で入賞していて、そんな兄を剛志は尊敬していました。そんなある日、剛志は正孝に誘われて海岸のゴミ拾いをすることになります。ゴミの多さに驚いた剛志は、あらためて海の抱える問題に気づきはじめました。「おはなしSDGs」シリーズは、各児童文学賞受賞作家やベストセラー作家などが、SDGsが掲げる17のゴールのうちの一つをテーマに書き下ろしており、物語を楽しみながらSDGsについてもわかるようになっています。シリーズは全部で18冊あります。
『プロダイバーのウニ駆除クエスト:環境保全に取り組んでわかった海の面白い話』中村 拓朗/著 KADOKAWA 2023年発行
海の砂漠化現象“磯焼け”の原因のひとつとして深刻な問題となっているのがウニの増殖です。長崎の海でウニ駆除はじめ、5年以上にわたって環境保全活動を続けるプロダイバーが綴る、今の“海のリアル”がわかる冒険譚エッセイです。活動を通してわかった海の生態をたっぷりと紹介します。
1月20日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」
午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「豆」です。ぜひお友達やお家の方と一緒に聞きにきてください。申し込みは必要ありません。

 

昨日、8日は成人の日でした。そのため、今日は火曜日ですが、市立図書館は休館日となっております。本を返却したい方は返却ポストをご利用ください。ほかの図書館から借りた本や壊れやすいCDなどは直接、カウンターに返却をお願いします。金木分館・市浦分館は通常通り開館しておりますので、どうぞご利用ください。