令和5年8月放送分

8月29日(火曜日)放送内容

市立図書館ではこども園や小学校の見学や中学校、高校、大学の職場体験・インターンシップを受け入れています。8月17日、23日から25日の4日間インターンシップに来ていた明の星短期大学の学生さんに、在籍する学科専攻の紹介と進路に悩む中高生におすすめしたい本を選んでもらいました。

子ども福祉未来学科コミュニティ福祉専攻とは

まず、明の星短期大学(通称:アケタン)は保育専攻とコミュニティ福祉専攻のふたつの専攻に分れています。その中で、コミュニティ福祉専攻には介護福祉士資格の取得を目指す「介護福祉コース」、公務員・一般企業など様々な場面で活躍できる人材の育成を目指した「キャリアビジネスコース」のふたつのコースがあります。「介護福祉コース」では、介護福祉の勉強や実践的な学習を通して、「人の生きる」を支え、社会や地域に貢献できる人材の育成を目指しています。「キャリアビジネスコース」は、基本的なビジネスマナーに加え、TOEICやMOS検定、日商簿記など社会に有用な実践的なスキルを学ぶことができるほか、四年制大学への進学という道もあります。アケタンで力を入れている学習の一つである日商簿記は2級を取得することで、就職ではとても有利になります。アケタンの学生であれば、他の専攻・コースでも取得を目指すことが可能です。

保育に介護、公務員から一般企業への就職も強い。進路に迷っている高校生の皆さん、自分に合った多種多様な進路が選べる明の星短期大学で一緒に学びませんか?ぜひ、お待ちしております。

『やりたいことが見つからない君へ』 坪田 信貴/著 小学館 2021年発行

やりたいことがないから進路が決められない、と悩んでいる中高生も少なくないはずです。そんな方々におすすめなのがこの本、「やりたいことが見つからない君たちへ」です。作者は、かの有名な学年ビリのギャルが慶応大学現役合格するまでの物語の書いた「ビリギャル」の作者でもある坪田信貴さんで、悩める若者たちの背中を押してくれます。今すぐにやりたいことがなくても大丈夫、成功には失敗はつきものだ。悩みの尽きない学生たちに前を向けるきっかけをくれる、そんな一冊となっています。

『何のために学ぶのか』 池上 彰/著 SBクリエイティブ 2020年発行

なぜ学校で学ばなければならないのか、ふと疑問に思ったことはないでしょうか。この本では、テレビへの出演もされている、ジャーナリストの池上彰さんがその疑問を解決してくれます。どうして勉強しなくちゃならないのか。勉強は好きじゃなくてもいいのか、ということを実体験や実際の出来事を交えながら教えてくれます。学びとはけっして人から盗まれることのない財産だ。学ぶことに遅いということはない。生きることとは学び続けることだ。学生だけではなく、今を生き、これからを生きていくわたしたちへと向けられた一冊です。

『カッコいい資格図鑑』 鈴木 英明/監修 主婦の友社 2018年発行

自分のやりたいことが見つからない、そんなときは資格から探してみませんか。この本は、世界に存在する様々な資格400種をイラスト付きで分かりやすく紹介してくれます。メジャーなものからマイナーなものまで、受験資格や合格率、試験内容まで知ることができます。アケタンで取得可能な資格も数多く紹介されていました。幅広い分野の資格が紹介されているため、まだ何も決まっていない人は自分のやりたいことを見つけるきっかけにもなりますし、進みたい分野がある程度決まっている人も、より具体的に自分に合った、もっともやりたいことが見つけられるかもしれません。

 

8月22日(火曜日)放送内容

今日は展示についてです。

展示「敬老の日読書のすすめ2022」

9月20日(水曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、「敬老の日読書のすすめ2022」に選ばれた図書を紹介する展示を行っています。「敬老の日読書のすすめ」は、「心ゆたかに生涯読書」を目標に、中・高年の方々に読書を楽しんでいただくために、読書推進運動協議会が行っている運動です。毎年、全国から推薦された「敬老の日に薦める本」の中から読書推進運動協議会の事業委員会が24冊を選定し、リーフレットが制作されています。県立図書館から2022年のセットをお借りして展示・貸出しているので、市立図書館の蔵書にはないものもあります。この機会にぜひお楽しみください。

展示「植物学者・牧野富太郎」

9月20日(水曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、現在放送中のNHK朝ドラ「らんまん」の主人公・万太郎のモデルである「牧野富太郎」とはどんな人なのか、その生涯や業績がわかる資料や植物の資料を展示・貸出しています。また「国立国会図書館デジタルコレクション」でだれでも閲覧できる牧野富太郎さんの著作なども紹介しています。あわせてお楽しみください。展示している資料をいくつかご紹介します。

『原色牧野日本植物図鑑 1 コンパクト版」 牧野 富太郎/著 北隆館 1985年発行

「原色牧野植物大図鑑」の、持ち運びに便利なポケットサイズ版です。日本の山野でふつうにみられる野生植物,および公園や店頭でみられる園芸植物から1,216種が収録されています。付録の植物用語図解や植物用語解説、植物標本の作り方も充実しています。

『牧野富太郎の人生:朝ドラ「らんまん」がもっと楽しくなる」 メディアソフト2023年発行

多くの人に愛され支えられ、時に裏切られながらも失わなかった情熱と笑顔…。数多くの新種の植物を発見し、「日本植物学の父」と呼ばれた牧野富太郎の、波乱に満ちた94年の人生を紹介します。直筆のスケッチ資料も多数収録されています。

『牧野富太郎:植物研究ひとすじに(伝記を読もう29)」 松原 秀行(まつばら ひでゆき)/文 あかね書房 2023年発行

「日本の植物学の父」と言われた牧野富太郎。幼い時から草木がいちばんの親友で、どんなに苦しいときも、大好きな植物研究ひとすじだったその人生と、彼をとりまく人びとを紹介する児童書です。「伝記を読もう」シリーズは「伝記を読んで、夢や人生について考えてほしい」という思いで様々なジャンルの人が取り上げられています。市立図書館では「かこさとし」さんなどほかの方の巻も所蔵しているので、児童室で「289(に・はち・きゅう)」の本がある棚を探してみてください。

 

最後に、現在開催中のイベントのお知らせです。

「五所川原市×大塚製薬第3回包括連携協定記念共同イベント~熱中症を防ぎましょう~」

8月31日(木曜日)まで、市立図書館と金木分館にて熱中症に関する資料の展示と熱中症予防の津軽弁標語コンテストを行っています。熱中症の怖さや熱中症にならないようにする方法などをわかりやすく伝えられる標語を、津軽弁を使って作ってください。スマートフォン等からの電子応募も受け付けています。標語コンテストに来館して応募いただいた先着100名の方にポカリスエット1本を差し上げます!優秀作品の発表は9月9日(土曜日)に図書館ホームページとFacebookで行います。令和3年度優秀作品より、ひとつご紹介します。

「気いつけへ 家(え)の中(なが)だばって 水分補給」

たくさんのご応募、お待ちしております!

 

8月15日(火曜日)放送内容

今日は子ども司書養成講座についてです。

7月23日(日曜日)から29日(土曜日)まで行われた2023年度(第8期)五所川原市子ども司書養成講座で、新たに9名の児童が五所川原子ども司書として認定されました。7月25日以降の内容を簡単にご紹介します。

第5回「レファレンスってなあに?(1)調べてまとめよう」

調べもののお手伝いをするレファレンスサービスについて学んだあと、レファレンスツールの一つである『総合百科事典ポプラディア』を使って調べる演習に取り組みました。

第6回「図書館に行ってみよう」

五所川原市立図書館以外にも行ってみて、図書館それぞれに特徴があることを知ってもらうために、昨年開館したばかりの黒石市立図書館と「子ども」に特化した黒石ほるぷ子ども館へ見学に行ってきました。受講生はどちらの図書館もはじめての訪問だったようで、それぞれのすごいところ、素敵なところをたくさん学んできました。

第7回「めざせ!本のお医者さん」

破れたり、ページがとれてしまったりした本の直し方を学びました。図書館での修理で大事なことはセロハンテープを使わないこと。修理を実際にやってみて、その大変さを感じてもらいました。

第8回「読み聞かせにちょうせん!」

本を紹介する方法の一つである読み聞かせについて、その期待される効果や本を選ぶ際のポイントなどを学びました。そして最終回でやる「プレおはなし会」に向けて読む本を選び、練習しました。

第9回「レファレンスってなあに?(2)調べたことを発表しよう」

講座を受講するだけでは五所川原子ども司書として認定されません。第5回の演習でやった内容をより発展させて、『総合百科事典ポプラディア』や図書館の本を使ってキーワードについて調べ、まとめる最終課題に取り組んでもらいました。第9回では各自が調べてわかったことを発表しました。

第10回「プレおはなし会・修了式・認定式」

講座で学んだことの成果を発表する機会としてプレおはなし会を実施しました。聞き手は教育長と教育部長、館長、保護者の方々です。練習期間は短かったのですが、しっかり読み聞かせができました。そして無事全員が五所川原子ども司書として認定されました!

 

今週末には早速、五所川原子ども司書夏休みの活動があります。

8月19日(土曜日) 五所川原子ども司書夏休みの活動『図書館こども夏まつり』

午後2時30分ごろから市立図書館にて、「図書館こども夏まつり」を開催します。子ども司書が年齢やテーマに沿って選んだ本をセットにして貸し出す「わくわくどくしょバッグかしだし」や子ども司書による読み聞かせなどがあります。子ども司書に興味がある方もそうでない方も、夏休み最後に楽しみましょう!

夏まつりの前には毎月のおはなし会もあります。

 

8月19日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「ほのお」です。ぜひお友達やお家の方と一緒に聞きにきてください。申し込みは必要ありません。

 

8月8日(火曜日)放送内容

つらい暑さの日々ですが、元気にお過ごしですか。食欲がわかない、暑くて料理なんてしたくない、という方もいらっしゃると思いますが、しんどい時期だからこそ、しっかりと栄養を摂取したいところです。そこで今日は夏におすすめの料理本を紹介します。

『ラク旨!無限そうめんレシピ:好きな食材を組み合わせて、一生飽きない!』 ソーメン二郎/監修 扶桑社2021年発行

夏といえば!な食べもの・そうめんですが、続くとだんだん飽きてくることも。つゆや薬味、トッピングの組み合わせを変えるだけで、そうめんのバリエーションは驚くほど増やせます。麺をゆでるだけですぐ作れるラク旨そうめんや、一年中楽しめるそうめんを使ったレシピなどを紹介します。

『うちのカレー:懐かしの味も、本格スパイスカレーも』 細川 亜衣/ほか著 主婦と生活社 2014年発行

つづいてはこれも夏といえば!なカレーの本です。お店で食べるカレーもいいけれど、家で作るカレーは格別。昔ながらの母の味から本場インドの王道カレーまで、9人の料理家とシェフがいつも食べているカレーと、カレーに合うおかずやドリンク、デザートのレシピを紹介します。

『夏めし100:さっぱり&スパイシー』 高橋 雅子/著 池田書店 2019年発行

食欲を刺激する夏野菜・肉・魚介料理を中心に、夏だからこそおいしいレシピ9パターン100種を掲載。夏めしの紹介の他、夏をおいしく過ごすための素材や調味料、調理法、夏の作り置きレシピも紹介します。暑い日にうれしい電子レンジを使うレシピもあります。

『ひんやり夏和菓子:電子レンジで簡単!』 鳥居 満智栄/著 淡交社 2018年発行

つづいても電子レンジで簡単にできるレシピです。 器ごと食べられる寒天「夢の器」、幸せの飲むゼリー「ハーバリウム」、涼を誘うカラフルな葛まんじゅう「夏牡丹」など、ひんやり冷やして食べられて、見た目も涼しげな夏和菓子を紹介します。

『超かんたん!段ボール・空き缶・牛乳パックでキャンプめし:楽しい・安全・超おいしい!段ボールでオーブン料理に挑戦!!』 長谷部 雅一/監修 コスミック出版 2021年発行

身近な材料と知恵を使って、DIYとアウトドアめしに挑戦しよう! 段ボールや空き缶、牛乳パックを使った工作と料理を写真とともにわかりやすく紹介します。後片付けや応急措置、マナーについても解説しているので、これからキャンプを予定している方におすすめの1冊です。

『強い体の基礎を作るスポーツキッズの毎日のごはん:小学校中学年~中学生の成長期に』 古池 久美子/著 誠文堂新光社 2019年発行

小学校中学年から中学生のスポーツをがんばるキッズには、成長に必要な栄養とプラスαの栄養が必要。主菜、副菜、汁物のグループから選んで組み合わせるだけで、栄養計算なしにバランスのよい献立が完成するレシピを紹介します。部活やクラブ活動でスポーツをがんばるお子さんを応援したい保護者の方へおすすめの1冊です。

『こどもオレンジページ:楽しく食べれば生きるチカラが身につく! No.5』 オレンジページ 2023年発行

こどもの「生きるチカラ」をはぐくむレシピや情報が満載の『こどもオレンジページ』の第5弾は「はじめてのお料理」特集で、こどもと楽しく料理するときのコツやおすすめメニューが紹介されています。キッチンでできるわくわくの実験は自由研究にぴったり。夏休みに親子で料理に挑戦してみませんか。

 

8月1日(火曜日)放送内容

今日は今月の展示、イベントについてお知らせします。

展示「ありがとう!金木高校」

8月16日(水曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、展示「ありがとう!金木高校」を行っています。金木高校は令和5年3月31日をもって、71年の歴史に幕を閉じました。その歴史を振り返るとともに、金木高校から譲渡された資料や当館所蔵の学校資料を紹介します。

展示「立佞武多運行25周年記念 立佞武多ポスター展」

市立図書館の階段と2階ロビーにて、所蔵しているこれまでの立佞武多ポスターを古い順に展示しています。また、1階一般室「五所川原の今を知る」コーナーでは過去のガイドマップやDVDなど関連資料を展示しています。まもなく祭り本番!思い出を振り返りつつ、盛り上がっていきましょう!

展示「植物学者・牧野富太郎」

8月18日(金曜日)から9月20日(水曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、現在放送中のNHK朝ドラ「らんまん」の主人公・万太郎のモデルである「牧野富太郎」とはどんな人なのか、その生涯や業績がわかる資料や植物の資料を展示・貸出します。

「五所川原市×大塚製薬第3回包括連携協定記念共同イベント~熱中症を防ぎましょう~」

8月31日(木曜日)まで、市立図書館と金木分館にて熱中症に関する資料の展示と熱中症予防の津軽弁標語コンテストを行っています。熱中症の怖さや熱中症にならないようにする方法などをわかりやすく伝えられる標語を、津軽弁を使って作ってください。スマートフォン等からの電子応募も受け付けています。標語コンテストに来館して応募いただいた先着100名の方にポカリスエット1本を差し上げます!優秀作品の発表は9月9日(土曜日)に図書館ホームページとFacebookで行います。たくさんのご応募、お待ちしております。

8月6日(日曜日) すてっぷ広場ブックトーク

市立図書館2階「対面朗読&おはなしのへや」でNPO法人子どもネットワーク・すてっぷさんによる「すてっぷ広場」が毎週火曜日の10時から12時、毎週水曜日・毎月第1日曜日の10時から15時まで開催されています。「すてっぷ広場」は市の地域子育て支援拠点事業の一環として、子育て中のお父さん・お母さんと主に乳幼児などの子どもたちが、いつでも気軽に参加でき、うち解けた雰囲気の中で交流する場を提供することを目的として開催されています。利用料金はかかりません。第1日曜日には、図書館司書によるブックトーク(本の紹介)を行います。どんな本を読んだらいいの?こんな本はある?などの相談も受け付けています。ぜひお気軽にご参加ください。

8月19日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「ほのお」です。ぜひお友達やお家の方と一緒に聞きにきてください。申し込みは必要ありません。

8月19日(土曜日) 五所川原子ども司書夏休みの活動『図書館こども夏まつり』

ぽぽんたさんのおはなし会のあと、午後2時30分ごろから市立図書館にて、「図書館こども夏まつり」を開催します。子ども司書が年齢やテーマに沿って選んだ本をセットにして貸し出す「わくわくどくしょバッグかしだし」や子ども司書による読み聞かせなどがあります。子ども司書に興味がある方もそうでない方も、夏休み最後に楽しみましょう!