令和5年6月放送分

6月27日(火曜日)放送内容

今日は子ども司書養成講座、展示、おはなし会についてお知らせします。

7月8日(土曜日)から「2023年度(第8期)五所川原市子ども司書養成講座」申込受付開始!

今年度も五所川原市子ども司書養成講座を開催することが決定しました。第8期目となる講座は、7月23日(日曜日)から29日(土曜日)の7日間で行います。図書館の基本から読みたい本の探し方、破れた本の直し方、図書館の本を使った調べ方などを学びます。26日(水曜日)は、黒石市立図書館と黒石ほるぷ子ども図書館へ見学に行く予定となっており、最終日の29日はプレおはなし会を行います。

申込受付期間は、7月8日(土曜日)から7月16日(日曜日)までです。10日(月曜日)が休館日となっております。各学校から配布された申込用紙に必要事項を記入して、市立図書館または金木分館までお持ちください。今年度は定員が20名となっています!申し込みが20名になり次第、締め切りさせていただきます。これまで受講したことがある方は申し込みできません。

子ども司書になって学校やおうち、図書館で活躍してみませんか?みなさんの参加をお待ちしています。

展示「子ども司書養成講座のあゆみ」

6月28日(水曜日)から7月19日(水曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、これまでの子ども司書養成講座のあゆみを振り返る展示を行います。受講予定の方、子ども司書に興味のある方、受講を迷っている方、ぜひ、参考にしてみてください。

「五所川原市×大塚製薬第3回包括連携協定記念共同イベント~熱中症を防ぎましょう~」

7月1日(土曜日)から8月31日(木曜日)まで、市立図書館と金木分館にて熱中症に関する資料の展示と熱中症予防の津軽弁標語コンテストを行います。熱中症の怖さや熱中症にならないようにする方法などをわかりやすく伝えられる標語を、津軽弁を使って作ってください。今年度からはスマートフォン等からの電子応募も受け付けます。標語コンテストに来館して応募いただいた先着100名の方に、夏の強い味方、ポカリスエット(300mlペットボトル)1本を差し上げます!優秀作品の発表は9月9日(土曜日)に図書館ホームページとFacebookで行います。また、来年の夏に市内各所・津軽鉄道車内に掲出します。たくさんのご応募お待ちしております!

また、昨年度の優秀作品が7月1日から津軽鉄道の風鈴列車車内に飾られます。そちらも合わせてお楽しみください。

7月2日(日曜日) すてっぷ広場ブックトーク

市立図書館2階「対面朗読&おはなしのへや」でNPO法人子どもネットワーク・すてっぷさんによる「すてっぷ広場」が毎週火曜日の10時から12時、毎週水曜日・毎月第1日曜日の10時から15時まで開催されています。

「すてっぷ広場」は市の地域子育て支援拠点事業の一環として、子育て中のお父さん・お母さんと主に乳幼児などの子どもたちが、いつでも気軽に参加でき、うち解けた雰囲気の中で交流する場を提供することを目的として開催されています。利用料金はかかりません。第1日曜日には、図書館司書によるブックトーク(本の紹介)を行います。どんな本を読んだらいいの?こんな本はある?などの相談も受け付けています。ぜひお気軽にご参加ください。

 

6月20日(火曜日)放送内容

青森でも梅雨入りも迎え、日中の暑さも増し、夏がだんだんと近づいているのを感じます。図書館がある菊ヶ丘運動公園でも毎週のようにスポーツの試合が開催されています。そこで今日はスポーツがテーマになっている本をいくつかご紹介します。

『ノーサイド・ゲーム』 池井戸 潤/著 ダイヤモンド社 2019年発行

大手自動車メーカー・トキワ自動車のエリート社員だった主人公は、とある大型買収案件に異を唱えた結果、横浜工場の総務部長に左遷させられ、同社ラグビー部アストロズのゼネラルマネージャーを兼務することに。かつて強豪として鳴らしたアストロズも、いまは成績不振に喘ぎ、鳴かず飛ばず。巨額の赤字を垂れ流していた。アストロズを再生せよ―。ラグビーに関して何の知識も経験もない、ズブの素人である主人公が、お荷物社会人ラグビーの再建に挑みます。

『2.43 清陰高校男子バレー部』 壁井 ユカコ/著 集英社 2013年発行

東京の強豪中学バレー部でトラブルを起こした灰島公誓は、母方の郷里・福井に転居し、幼なじみの黒羽祐仁と再会する。ほとんど活動も行われていないバレー部で、一人黙々と練習を始める灰島だが…。ずばぬけた身体能力を持つがヘタレな黒羽と、圧倒的な情熱と才能ゆえに周囲との軋轢を引き起こす問題児・灰島を中心に、田舎の弱小バレー部の闘いが始まる!純粋で真っ直ぐな青春小説です。

『タスキメシ』 額賀 澪/著 小学館 2015年発行

陸上名門高校の長距離選手である主人公・早馬は大けがを負いリハビリ中。そんな折、調理実習部の都と出会い料理に没頭する。一学年下で同じ陸上部員の弟や陸上部部長の親友、ライバルたちは主人公の復帰を切実に待っている。しかし、早馬は競技からの引退を宣言。それぞれの熱い思いが交錯する駅伝大会がスタートする。そのゴールの先に待っているものとは。高校駅伝、箱根駅伝の臨場感溢れる描写とともに、長距離走に青春を捧げる陸上青年の思いと生き様が熱く描かれています。

『青森ドロップキッカーズ』 森沢 明夫/著 小学館 2010年発行

いじめられっ子の中学生・宏海、中途半端な不良で同級生の雄大、そしてプレッシャーに弱い柚果と楽天的な陽香のアスリート姉妹。何をやってもうまくいかない彼等を結びつけたのはカーリングだった。天才的アイスリンク作りの老人とバツイチの助手・桃子の応援を背に受けて一歩ずつ新たな人生を歩んでいく…。青森を舞台に、見た目もキャラもバラバラな凸凹チームが巻き起こす、爽快でしみじみ泣ける青春カーリング小説です。

『一撃をねらえ!』 あさだ りん/作 金の星社 2022年発行

突風が吹き、奈央のテストはお城の石垣の上に。のぼろうとするが、のぼれない。通りがかった同じクラスの楽がのぼって取ってくれた。楽はボルダリングを習っているのだ。壁をヒョウのようにのぼっていく先生を見た奈央は衝撃を受け、挑戦することになる!ボルダリングをテーマにした児童書です。

 

この他にもトレーニングに関する本やテーピング、プロスポーツ選手の本など、スポーツに関する資料があります。スポーツに関する資料は、本の背に貼られたラベルの1段目の数字が「78(ナナ・ハチ)」で始まるのが目印です。ぜひ図書館で探してみてください。

 

6月13日(火曜日)放送内容

異例の発達により大きな被害をもたらした台風2号。台風3号もやってきました。

そこで今日は災害に関する本を紹介します。被害を減らせるように、事前の備えをしましょう!

『100円ショップ防災手帳:地震豪雨台風津波』龍洪 守人/著 幻冬舎 2023年発行

災害大国ニッポンで、お金をかけずに命を守る!TikTok、YouTubeなどで地震防災などの情報を発信する著者が、 100円ショップのアイテムで防災する方法を紹介します。災害時の判断基準、災害リスクと対処法、防災豆知識、戦争防災の基礎知識も掲載しています。

『消防レスキュー隊員が教えるだれでもできる防災事典』タイチョー/著 KADOKAWA 2022年発行

必ず入れたい防災バッグの中身、カンタン搬送方法、熱中症になったら、電車で火災が起きたら…。消防レスキュー隊員が、自然災害、日常で起こりうる事故・災害、予測不能の人災や対人トラブルなど、あらゆる危険に「どのように対処すればいいのか」をイラストや写真とともに詳しく解説します。

『災害とたたかう大名たち』藤田 達生/著 KADOKAWA 2021年発行

地震、火事、水害、干魃、疫病…。度重なる危機に、江戸時代の大名たちはどう立ち向かったのでしょうか。幕府安定化に尽力した外様大藩・藤堂藩の記録を中心に、藩がいかに領民を守っていったのかを読み解きます。

『極端豪雨はなぜ毎年のように発生するのか:気象のしくみを理解し、地球温暖化との関係をさぐる』川瀬 宏明/著 化学同人 2021年発行

極端な豪雨はなぜ頻発するようになったのか。直近10年の豪雨災害を振り返り、その発生状況を整理。豪雨をもたらす要因、線状降水帯や台風と豪雨の関係などを解説します。地球温暖化の現状と豪雨との関係にも迫ります。

『防災にも役立つ!川のしくみ:源流から海まで流れる水の働きや地形の変化がよくわかる』川上 真哉/著 誠文堂新光社 2021年発行

備えるためには、まず「知る」ことが大事です。身近な「川」が持つ特徴や、自然災害のしくみとその対策を、豊富な写真とイラストでていねいに解説します。ダイナミックな川のすがたを描いた折り込みイラストも収録しています。

『今の空から天気を予想できる本』武田 康男/著 緑書房 2019年発行

あっ、にゅうどう雲! この後の天気は晴れ? 雨? 天気を予想するための観察アドバイスが満載です。実際にあった天気の写真89例を見開きで掲載し、観察のポイントをわかりやすく示して、雲から、光から、風から、季節から今後予想される天気の変化を解説します。

『たいふうどうするの?(やさしくわかるぼうさい・ぼうはんのえほん)』せべ まさゆき/絵 WILLこども知育研究所/編著 金の星社 2017年発行

台風がきたとき命を守るために、子どもたちがどのように行動すればいいのかを、わかりやすく解説する絵本です。台風がくると起きること、避難のしかたと必要な準備などをまとめます。

『どこがあぶないのかな?:危険予測シリーズ 7 水べ』渡邉 正樹/監修 少年写真新聞社 2017年発行

毎日の生活の中にある「このままでは事故が起きるかも」というシーンをイラストで紹介し、事故を防ぐポイントを解説するシリーズ。川や海など、水辺で遊んでいるときの危険を取り上げます。

 

6月6日(火曜日)放送内容

今日は、今月の展示とおはなし会についてです。

展示「tupera tupera展」

6月25日(日曜日)まで、市立図書館1階ロビーにて、「パンダ銭湯」や「しろくまのパンツ」など子どもから大人まで楽しめる絵本で有名な絵本作家「tupera tupera」に関する展示を行っています。6月18日(日曜日)にはイベントがあります。

「tupera tupera絵本の世界 絵本ライブinごしょがわら」

ELM2階 ELMホールにて、「tupera tupera絵本の世界 絵本ライブinごしょがわら」が開催されます。全国各地で開催され、大人気のtupera tuperaさんの絵本ライブが、青森県に初上陸!tupera tuperaの亀山さんご本人が読み聞かせをしてくださいます。午後1時開場で、整理券をお持ちの方がお楽しみいただけます。このイベントはNPO法人子どもネットワーク・すてっぷさんが主催で、五所川原市子育て利用者支援事業の一環で行われます。イベントの詳細は子育てステーション“すてっぷ”さん(080-9254-4342)にお問い合わせください。整理券も残りわずかです。お早めに!

また、市立図書館では、当日会場をにぎやかにするために、みなさんが考えるしろくまさんとねずみさんのパンツを募集しています。用紙は市立図書館にあるので、当日飾ってほしい!こんなパンツはかせたい!という方は、ぜひ図書館に描きに来てください。

 

展示「おすすめします!わたしのすきな本」

市立図書館1階児童室にて、絵本の専門家である認定絵本士を目指す柴田学園大学短期大学部保育科の学生さんが選んだおすすめの絵本を紹介する展示を行っています。先週に引き続き、いくつかご紹介します。

[子どものころ好きだった本Top3]

『ノンタンはみがきはーみー』キヨノ サチコ/作・絵 偕成社 1989年発行

小さい頃にノンタンシリーズを全部読むほど好きでした。特に覚えているのは『ノンタンはみがきはーみー』です。私は歯磨きが大嫌いでしたが、この絵本を読んで歯磨きをするようになったとお母さんに言われました。

『にじいろのさかな』マーカス・フィスター/作 講談社 1995年発行

お母さんが寝る前によく読んでくれました。魚のうろこがキラキラしていてとてもお気に入りでした。家にあるので、今でもたまに読み返したりします。

『あなたをずっとずっとあいしてる』宮西 達也/作絵 ポプラ社 2006年発行

小学生の頃に読んで感動した記憶があります。自分とは違う種類のきょうりゅうを自分の子のように大事に育てているのが心があたたかくなります。家族の絆が描かれていてお母さんに会いたくなります。

 

6月17日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。今月のテーマは「時間」です。ぜひお友達やお家の方と一緒に聞きにきてください。申し込みは必要ありません。