令和元年9月放送分

9月25日(水曜日)放送内容

今日は、本の検索についてです。

あの本を読みたい!という時、皆さんはどうしていますか?書店に行く、ネットで注文する、図書館に来て借りるなどがあげられると思います。図書館で本を借りる際には、本を検索して所蔵しているかどうかを調べる必要があります。そこで、今日は本の検索についてご紹介します。

まず、図書館に来館して本を探す方法としては、職員に聞く、館内の検索できる端末機を使うの2つがあげられます。職員に聞く場合には、タイトルや作者がしっかりわかっているとすぐに調べることが可能なのですが、うろ覚えの場合には、何で情報を得たか、いつのものなのかなどタイトル・作者以外にわかっていることをお知らせください。

館内の検索端末機では、五所川原市立図書館3館にある本を検索することができます。

「貸出可」の場合には、本棚に本がある状態で、すぐに借りることができます。

「貸出中」の場合には、他の利用者が借りているため、本棚にはないですが、「予約」をすることで次に借りることができます。「他館利用可」の場合には、本が伊藤忠吉記念図書館や市浦分館にあり、配送に時間がかかるためすぐに借りることはできません。届き次第、借りることができます。こちらも「予約」が必要です。

図書館以外の場所で検索したいという場合には、携帯やパソコンから図書館ホームページにアクセスして検索することができます。「資料をさがす」やトップページの検索窓がありますので、そこにタイトルなどを入力してください。

検索の際には、完璧にタイトルなどが分かっているという場合には、そのまま検索してもきちんと検索できるのですが、漢字が間違っていたりすると検索できないことがあります。その場合には、すべて平仮名またはカタカナで入力をしてください。読みが一致するもので検索されます。

検索したけど当館に本がない!という場合もあります。「ないならいいや…」とすぐに諦めないでください。図書館サービスのひとつに「相互貸借(そうごたいしゃく)」という、所蔵していない本を他の図書館から借りるという図書館同士で協力し合うサービスがあります。当館ホームページのトップページにある検索窓の下に「県内図書館で探す」というところがあります。そこをクリックすると、県内のすべての図書館の本が検索できます。例えば八戸市立図書館でしか所蔵していない本を読みたい場合、八戸まで借りに行くのは大変です。しかし「相互貸借」で取り寄せをすると五所川原市内の図書館で受け取り、返却することができます。料金はかかりません。ただし新しい本や雑誌・CDなど取り寄せできないものもあります。また、市民の方のみ利用が可能なサービスですので、つがる市や中泊町など近隣の方は、お住まいの地域の図書館でご利用ください。

相互貸借を利用すると、郵送などで送るといった都合により多少の時間がかかり、すぐに提供することができません。急ぎの場合には、近隣の図書館に本があるのを確認したら、自分で借りに行くのも一つの手段ですよ!

身近な図書館をうまく活用して、豊かな生活を送りましょう。

 

9月18日(水曜日)放送内容

今日は現在に行われている展示についてお知らせします。

9月29日(日曜日)まで 展示「バリアフリーサービス」

市立図書館1階ロビーにて、当館で行っているバリアフリーサービスの展示を行っています。

小さな字が見づらくなった、ページが思うようにめくれなくなったなど、読書がつらくなってきた方向けの大きな活字の図書や朗読CD、活字の本は理解しづらい子どもたち向けのデイジー図書やさわって楽しめる布えほんなどを展示し、バリアフリーサービスをわかりやすく紹介します。バリアフリーサービスの利用案内も用意していますので、気になる方はお持ち帰りください。

関連する資料を何点かご紹介します。

野口岳史(のぐちたけし):監修 メイツ出版:発行「DVDでよくわかる基本の手話:すぐに使える会話と表現」改訂版

初めて手話を学んでみようとする方向けの手話の本です。基本的な言葉や日常会話に使える表現などを連続写真で紹介します。興味のある方、家族・友人と手話で会話したい方、仕事に役立てたい方、どうぞご覧ください。DVDもついているので、より理解が深まります。

きむらゆういち:文 あべ弘士(ひろし):絵 講談社:発行 「あらしのよるに:点字つきさわる絵本」

あらしのよるに出会ったヤギとオオカミの友情物語です。有名で人気の絵本が点字つき資料になりました。お話の文字部分だけでなく、絵も触って楽しめるようにデコボコの印刷が施されています。裏面には点字の一覧表も付いているので、点字学習にもぴったりです。

小泉八雲:著 大河内葉子(おおこうちようこ):朗読 スタジオスピーク:制作・発売「朗読街道13 耳無芳一の話・葬られたる秘密・狢」

読書は楽しみたいけど、最近字を読むのが億劫だという方にぜひ試していただきたいのが朗読CDで楽しむ耳からの読書です。本作品は明治37年に出版された怪奇文学作品集「怪談」に収録されている3編です。まだまだ暑い日が続いていますので、ぞくぞくした涼しさを味わってください。

最後に、今週末のおはなし会、イベントについてお知らせします。

9月21日(土曜日) 「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階「おはなしの部屋」で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。9月のテーマは「王さま」です。お友達やお家の方と一緒にどうぞ聞きに行ってください。申し込みは要りません。

9月22日(日曜日) 「図書館出張貸出inかでで」

市民体育館で開催されるNPO法人「子どもネットワーク・すてっぷ」主催の「五所川原子どもまつり“かでで”2019」に図書館も参加します。今年の“かでで”のテーマは「すてっぷかでリンピック~愛と希望と金メダル~」。来年のオリンピックを見据え、オリンピック競技を模したかでで流の競技が用意されているそうです。図書館コーナーではオリンピックに関する本のほかにたくさんの楽しい本等を持っていきます。図書館の貸出券を持っている方はその場で借りることができます。持っていない方もすぐに作ることができます。また、オリンピックに出場する世界の国々にまつわるクイズや簡単な工作教室も予定しています。どうぞお楽しみに!

 

9月11日(水曜日)放送内容

最近、暗くなるのも早くなり、朝晩も涼しく、すっかり秋めいてきました。秋といえばみなさんは何を思い浮かべるでしょうか。図書館的にはもちろん「読書の秋」を推奨したいところです。そこで今日は、秋におすすめの本をいくつか紹介します。

好日山荘(こうじつさんそう)おとな女子登山部:監修 ナツメ社:発行 「これからはじめる山歩き」

秋といえば「行楽の秋」という方におすすめの1冊です。初心者でも楽しく山歩きをできるように、山選びのポイントや服装のポイント、道具の準備、歩き方まで紹介しています。秋晴れのすがすがしい日に、紅葉の時期に、山歩き、始めてみてはいかがでしょうか。

生田 貴子(いくた たかこ):著 グラフィック社:発行 「色鉛筆レッスンノート:ちょっと始めてぐ~んと上達」

秋といえば「芸術の秋」にしたいという方におすすめの1冊です。数年前から大人のぬり絵の本がたくさん出版されています。色鉛筆を使った絵の描き方を、下絵、下塗り、色の重ね方などを豊富なイラストで紹介します。素敵な紅葉、美味しい秋の実りを色鉛筆で描いてみませんか。練習に役立つ下絵の見本や使用した色鉛筆の色も掲載されています。

石橋 秀幸(いしばし ひでゆき):著 学研プラス:発行 「1日5分でOK!小中学生のためのらくストレッチ」

秋といえば「スポーツの秋」を楽しみたい方におすすめの1冊です。スポーツといっても陸上競技、球技などさまざまありますが、すべてに共通するのははじめのストレッチです。ケガをしないためにもきちんとした知識をもってストレッチを行いましょう。写真での解説もありますが、DVDがついているのでよりわかりやすいです。タイトルにあるとおり、小中学生はもちろんですが、スポーツの指導をしている方にも、スポーツをする大人の方にも役立つと思います。

金谷 俊一郎(かなや しゅんいちろう):著 PHP研究所:発行「駅弁と歴史を楽しむ旅:ベスト100食、美味しい史跡めぐり」

秋といえばやっぱり「食欲の秋」!という方におすすめの1冊です。東進ハイスクールの日本史の講師として長年勤めた著者が、講演等で全国をまわる合間に楽しんだ駅弁はなんと1000食以上!そんな中からベスト100を厳選して紹介しています。駅弁を楽しむ旅がしたい方、旅行に行きたいけど行けない方、駅弁の写真も掲載されていますので、どうぞお楽しみください。

最後に、現在行われている展示と今週末のおはなし会についてお知らせします。

9月29日(日曜日)まで 展示「バリアフリーサービス」

市立図書館1階ロビーにて、当館で行っているバリアフリーサービスの展示を行っています。

小さな字が見づらくなった、ページが思うようにめくれなくなったなど、読書がつらくなってきた方向けの大きな活字の図書や朗読CD、活字の本は理解しづらい子どもたち向けのデイジー図書やさわって楽しめる布えほんなどを展示し、バリアフリーサービスをわかりやすく紹介します。

9月14日(土曜日) 「だっこでいっしょおはなし会」

10時30分から30分くらい、市立図書館2階「おはなしの部屋」で「だっこでいっしょおはなし会」があります。3歳くらいまでのお子さん向けのおはなし会で、絵本の読み聞かせ、手遊びなどを楽しめる内容です。会場では、泣いても、途中で抜け出しても大丈夫です。申込は要りません。おはなし会の後、午後1時まで会場をそのまま開放します。お子さんや保護者の方同士の交流の場として、どうぞご利用ください。

 

9月4日(水曜日)放送内容

今日は今月の展示とおはなし会、イベントについてお知らせします。

9月8日(日曜日)まで 展示「防災週間」

市立図書館1階ロビーにて、防災について学び、考える展示を行っています。

9月1日は防災の日、8月30日から9月5日は防災週間です。当館の資料だけでなく、県立図書館からも本を取り寄せて多数展示しています。災害はいつ起きるかわかりません。過去の災害を振り返り、災害・防災、日ごろの備えについて考えてみましょう。

9月29日(日曜日)まで 展示「市立小樽図書館交換展示」

市立図書館1階ロビーにて、市立小樽図書館との交換展示により、小樽市の観光パンフレットなどの展示を行います。

5月から行っていました、太宰治生誕110年を記念した「全国の図書館で太宰治資料展」の最後を飾る市立小樽図書館での展示が9月1日から始まりました。合わせて当館と市立小樽図書館でそれぞれの観光パンフレットなどを展示する交換展示を行います。小樽には素敵な魅力がたくさんあります。今月は3連休が2回もありますので、遊びに出かけてみてはいかがでしょうか。

9月10日(火曜日)から29日(日曜日)まで 展示「バリアフリーサービス」

市立図書館1階ロビーにて、当館で行っているバリアフリーサービスについての展示を行います。

小さな字が見づらくなった、ページが思うようにめくれなくなったなど、読書がつらくなってきた方向けの大きな活字の図書や朗読CD、活字の本は理解しづらい子どもたち向けのデイジー図書やさわって楽しめる布えほんなどを展示し、バリアフリーサービスをわかりやすく紹介します。

9月14日(土曜日) 「だっこでいっしょおはなし会」

10時30分から30分くらい、市立図書館2階「おはなしの部屋」で「だっこでいっしょおはなし会」があります。3歳くらいまでのお子さん向けのおはなし会で、絵本の読み聞かせ、手遊びなどを楽しめる内容です。会場では、泣いても、途中で抜け出しても大丈夫です。申込は要りません。おはなし会の後、午後1時まで会場をそのまま開放します。お子さんや保護者の方同士の交流の場として、どうぞご利用ください。

9月21日(土曜日) 「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階「おはなしの部屋」で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。9月のテーマは「王さま」です。お友達やお家の方と一緒にどうぞ聞きに行ってください。申し込みは要りません。

9月22日(日曜日) 「図書館出張貸出inかでで」

市民体育館で開催されるNPO法人「子どもネットワーク・すてっぷ」主催の「五所川原子どもまつり“かでで”2019」に図書館も参加します。今年の“かでで”のテーマは「オリンピック」。図書館コーナーではオリンピックに関する本のほかにたくさんの楽しい本等を持っていきます。図書館の貸出券を持っている方はその場で借りることができます。持っていない方もすぐに作ることができます。また、オリンピックに出場する世界の国々にまつわるクイズや簡単な工作教室も予定しています。どうぞお楽しみに!