当市合併10周年を記念し、昨年に引き続き第11回特別企画展を開催することになりました。本展は当市出身で東京在住の美術史家山田春雄氏のご厚意により、青森が生んだ世界に誇る板画家「棟方志功」をはじめ、近代を代表する画家の名作46点を展示いたします。
会期 | 平成26年5月16日(金)-8月31日(日) |
会場 |
立佞武多の館 2階 美術展示ギャラリー |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館時間は午後4時30分まで) |
観覧料 | 大人・大学生 300円(団体料金20名様以上270円) 高校生以下 無料 |
主催 | 五所川原市、五所川原市教育委員会 |
共催 | 五所川原市観光協会 |
協賛 | 株式会社宝古堂美術 |
後援 |
青森県、青森県教育委員会、五所川原商工会議所、五所川原青年会議所、東奥日報社、陸奥新報社、朝日新聞青森総局、読売新聞青森支局、毎日新聞青森支局、産經新聞社青森総局、河北新報社、デーリー東北新聞社、青森放送、青森テレビ、青森朝日放送、NHK青森放送局 |
出品作品リストはこちらからダウンロード(288KB)できます。
作品紹介
奥田元宋 「富嶽秋耀」 H61.0cm×W73.0cm
奥田元宋(1912-2003)
広島県に生まれる。昭和5年に上京し、縁戚の日本画家・児玉希望の内弟子として本格的な画家生活に入る。平成8年には銀閣寺の障壁画4部作「山霊重畳」を完成させた。「元宋の赤」といわれる独特な赤色が特徴とされる。また、画業の他にも宮中の歌会始の召人に選ばれる等、短歌の世界に傑出した才能を示した。文化勲章受章。広島県名誉県民。妻の奥田小由女は人形作家、日展理事長。
【辞書・年鑑等からの抜粋】
横山大観 「霊峰富士」 H32.0cm×W45.0cm
横山大観(1868-1958)
常陸国水戸(現茨城県水戸市)に生まれる。本名、酒井秀麿。明治21年に横山家の養子となる。東京美術学校第1期生として橋本雅邦、岡倉天心に学ぶ。同期生には菱田春草、下村観山、西郷孤月などがいた。明治29年東京美術学校助教授となるが、同31年校長の岡倉天心らと辞職、日本美術院を創立。大正3年日本美術院を再興し,近代日本画の中心作家として活躍した。1937年文化勲章受章。熱烈な勤王派であった父・捨彦、思想家としても著名であり国粋主義者とも称された師・天心の影響を色濃く受けた大観は、自身も国粋主義的な面を持ち、日本の象徴である勇美な富士山を好んで題材とした。
【辞書・年鑑等からの抜粋】
安井曾太郎 「ぶどうの図」 H37.0cm×W45.0cm
安井曾太郎(1888-1955)
京都に生まれる。10代半ばで画家を志し、聖護院洋画研究所で梅原龍三郎とともに浅井忠、鹿子木孟郎の指導を受ける。その後フランスへ渡り、7年間パリに滞在。アカデミー・ジュリアンでローランスに学び、デッサン・コンクールではたびたび首席となる。滞在中、ピサロ、ルノワールそして特にセザンヌに大きく感化を受けた。その後、第一次大戦を機に帰国。翌年二科展で滞欧作を発表するとそれが大きな反響を呼び、二科会会員に推挙され会員となった。1944年東京美術学校(現東京藝術大学)教授。1952年文化勲章受章。安井独自の日本的油彩画の様式が確立し、梅原龍三郎とともに第二次世界大戦前後を通じて昭和期を代表する洋画家と評される。
【辞書・年鑑等からの抜粋】
平成26年9月1日に当市出身で東京在住の美術史家、山田春雄氏から百人一首絵の寄贈を受けました。今回寄贈された百人一首絵は、山田春雄氏のコレクションであり旧因州(鳥取県)の池田侯爵家が所蔵していたもので、徳川八代将軍徳川吉宗もご覧になったとされる「幻の小倉山庄色紙和歌・百人一首画帖」の原本を忠実に再現し、さらに歌仙図一枚一枚をていねいに額装したものです。
最新技術による原本の美しい意匠がそのままに復元された優美な書と絵、日本美術の精華をお楽しみください。
会期 | 平成26年11月8日(土)~平成27年2月1日(日) |
会場 |
立佞武多の館 2階 美術展示ギャラリー |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館時間は午後4時30分まで) |
観覧料 | 大人・大学生 300円(団体料金20名様以上270円) 高校生以下 無料 |
主催 | 五所川原市、五所川原市教育委員会 |
共催 | 五所川原市観光協会 |
担当 社会教育課社会教育係
電話 0173-35-2111
内線2954