12月から3月にかけて、水道管の凍結が多発します。水道管が凍結すると、水が蛇口からでなくなるだけでなく、修理費用がかかる場合もあります。水道管の凍結防止には「水抜き栓」による水道管の水抜きが効果的です。
◇水を抜くときの手順
《水抜き栓・不凍栓がある場合》
水抜き栓のハンドルをしっかりと閉め、蛇口を全開にしてください。
※水抜き栓のハンドルをしっかりと閉めないと、水が完全に抜けず、凍結や破裂および漏水の原因になります。
◇水を出すときの手順
《水抜き栓・不凍栓がある場合》
蛇口が閉まっていることを確認し、水抜き栓のハンドルを全開にしてください。
※水抜き栓のハンドルを全開にしないと、水が地下に漏れ、漏水状態になることがありますので注意してください。
◇その他の水道管凍結予防方法
(1)電熱ヒータの場合
ネズミなどの害を防ぐため、立ち上がり部分をボックスなどで囲むようにしてください。
(2)むき出し管や野外に蛇口がある場合
蛇口や水道管の立ち上がり等の露出部分に保温材(毛布類等)を巻き付けてください。
露出している管(保温筒などは取り外す)や蛇口にタオルを巻き付け、その上からぬるま湯をゆっくりとかけると水がでる場合もあります。水道管に直接熱湯をかけたり、直火をあてたりすると、蛇口の破損や火災の危険がありますのでご注意ください。それでも水がでない場合は、お近くの五所川原市指定給水装置工事事業者へお申し込みください。凍結修理の費用は、お客様のご負担となります。詳しくは、依頼する指定給水装置工事事業者へお問い合わせください。
なお、市浦地区の皆様については津軽広域水道企業団の指定を受けた指定給水装置工事事業者へお申し込みください。詳しくは、「市浦地区の水道事業について」をご覧ください。
上下水道部では、地下式水道メーターから隔測式メーターへの移行を進めておりますが、積雪時に検針するために水道メーターボックス上の除雪についてご協力をお願いいたします。積雪のため、やむを得ず検針ができない場合は、「推定水量」で料金をいただくことになりますが、雪解け後の検針で推定水量と実際の水量に過不足がでた場合は、水道料金を精算することになります。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。