(1)家庭動物等のしつけ
避難所で迷惑にならないように、むやみに吠えない、キャリーバックやケージに慣らして
おく、他人に友好的に接することができるなどのしつけをふだんから行いましょう。これは
家庭動物等のストレスを少なくすることにもつながります。
(2)所有者明示
迷子になりどこかで保護されたとき、すぐに飼養者等がわかるように、ふだんから身元を
示すものをつけておくこと。また、室内飼いの小型犬や完全室内飼いの猫でも、パニックに
なって開いた扉から逃げ出したり、倒壊した壁の隙間から外に出て行方不明になることもあ
ります。災害はいつ起こるか予想できないので首輪を常に着けておきましょう。
(3)健康管理
慣れない避難所で、大勢の被災者や見知らぬ被災動物と一緒の生活では体調を崩しがちに
なります。ふだんから健康状態に注意し、ブラッシングで抜け毛をとるなど家庭動物等の体
を清潔に保ち、予防接種やノミなどの外部寄生虫の駆除をしっかり行いましょう。
(4)災害に備えた備蓄
ライフラインの寸断、緊急避難時に備え、必要な物資の備蓄をしておきましょう。避難所
では人に対する準備はされているが、被災動物に対する備えは基本的に飼養者等の責任にな
ります。
災害時における避難所生活は、ペットの世話やフードの確保、飼育場所での管理、動物が苦
手な人や動物アレルギーを持っている人など様々な方々への配慮、さらにはペット自身のスト
レス軽減等、飼い主にはふだん以上に様々な配慮と責任が求められます。
担当 環境対策課生活安全係
電話 0173-35-2111
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内線2367