庭木や防風林を植樹しているお宅では、害虫発生の時期になりましたら、敷地内を見回り
早期発見とその処理に努めましょう。また、他人の敷地内の樹木等であっても、害虫を発見
したときは、お互いに注意を呼びかけましょう。なお、注意しづらいとき等は市環境対策課
にご相談ください。
(1)私有地
害虫(アメリカシロヒトリ・スズメバチ等)の発生源となっている土地や樹木、建物は、
所有者(管理者)が駆除等の対処をすることになります。
危険をともなう場合は、駆除専門の業者やシルバー人材センター等にご相談ください。
(2)私有地以外
市の公共施設、官地の樹木や街路樹等については、市が対処いたします。
空地等で所有者がわからなかったり、連絡が取れないときなどは、市環境対策課にご相
談ください。
☆特徴
・発生時期は、一般に6月と8月の2回ですが、条件によっては3回発生することもあり
ます。
・成虫一匹の総産卵個数は1,000~2,000個で、1ヶ所に100単位の卵を産みます。
・幼虫による食害は、成長とともに急増し、幼虫は雑食のため被害にあう植物は、柿、
柳、大豆、とうもろこし等をはじめ300種類以上が食害にあっているほか、卵は、桑、
柳、桜、プラタナス、クルミなど数種に限定され産卵する傾向があります。
☆駆除
・木の枝にクモの巣(巣網)状態で発生初期の幼虫が群れをなしている段階で、枝ごと
切り取り、踏み潰すなどして駆除するか、竹竿の先に油をしみこませた布に火をつけて
巣網ごと焼却してください。
・発生したときは、薬剤(アグロスリン・ディプテェレックス等)を散布してください。
・幼虫は、成長とともにエサを求めて移動するため、早急に対処しなければ被害が拡大
し、駆除等の対策も困難になってきます。
☆対処
スズメバチに刺されると死に至る危険性があります。巣を見つけたり、数匹が飛んでいる
のを見かけたら、早くその場を離れ、被害を回避してください。
私有地以外の場所に巣があるときは、安全な場所へ退避したら、他の通行人や近隣住民に
被害が及ぶ前に、市環境対策課へご連絡ください。
市環境対策課では、ハチの巣を駆除する際に着用する防護服一式を無料で貸し出しており
ます。
担当 環境対策課環境対策係
電話 0173-35-2111
内線2365
内線2366
内線2367