消防団の身分

1 消防団員は特別職の地方公務員である。

 消防団員は、消防を本業として生計を立てているわけではありません。といって消防の仕事が副業でもありません。しかし、消防団員として任命されると特別職の地方公務員となります。

 

(1)消防団員は、消防団長から任命されます。

(2)消防団への入団または退団は自由です。

  消防団への入団は義務でもなく、また強制されるべきものでもありません。本人の自由

 意志によります。

(3)個人としての活動は自由です。

  消防団員が個人として政党に入党したり、公職の候補者になったり、選挙運動をしたり

 することは自由です。

(4)他の公職と兼ねることができます。

  消防団員は、団員であっても他の公職に就任して差し支えありません。

 

2 市長が管理者である。

 消防団員の最高責任者は市長で消防団の組織運営一切を取り仕切り、その権限が消防団長に委ねられています。

 

3 消防団活動は組織活動である。

 消防団活動は、集団で、組織で、チームで事に当たるよう要求されます。いわゆる組織活動が主眼とされます。

 

4 消防団は、階級制をとっています。

 消防団の階級は全国統一され、現在は団長、副団長、分団長、副分団長、部長、班長、団員の7階級に分けられていますが、五所川原市消防団の場合は、副部長の階級(階級章は部長と同じ)を増やし8階級に分けられ、その職務が分担されています。

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