平成28年9月放送分

9月28日(水曜日)放送内容

今日は、子ども司書養成講座・第4回の様子を紹介します。9月17日(土曜日)、市立図書館2階「おはなしの部屋」で行われました。今回のテーマは「本ができるまで」「本を作ってみよう(その1)」です。前半は、前回の講師、司書の「のりこ先生」から出された宿題の答え合わせからスタートしました。全部で15問ある問題について自分で答えを調べてきたのですが、なかなか難しかったようです。でも、「先生の説明を聞いたら分かりました」という子もいたので、「調べ方」について勉強できたのではないかと思います。
例えば、「昭和の時代に学校などで使われていたストーブのことを調べたい。」という問題です。「昭和の時代」ということなので、「昔のこと」「昔の道具」がテーマの本に書いていそうです。「昔のこと」は「210(ニ イチ レイ)日本史」、「昔の道具」は「380(サン ハチ レイ)民俗」のあたりに有りそうです。先に210を見ましたが、縄文時代から現代まで幅が広すぎて、昭和のストーブについて書いてある本は見つけられませんでした。次に380をみてみると、『昔のくらし・道具』という本に「昔の教室にある物」として「だるまストーブ」がありました。使われた時期は明治時代から昭和中期くらいです。別の、『昔のくらしの道具事典』という本では、「夏の道具、冬の道具」というところで「だるまストーブ」がありました。使い方やお弁当の温め方も書いていました。こちらも、使われた時期は明治時代から昭和中期までです。
図書館の本で調べものをする時は、2冊以上の本で確認します。同じことについて書いてあるのに、違う説明や意見が書かれていることがあるからです。それでは、もう一つ問題に挑戦してみます。
「イネを育てるとき、田んぼに水を入れて、土を細かくくだきながら水をかきまぜる作業をなんというか調べたい。」という問題です。「イネ」「田んぼ」ということなので、「610(ロク イチ レイ)農業」がテーマの本を見てみます。『そだててあそぼう イネの絵本』の「いよいよ田植えだ!」というところで「田植えをする前の日に」することとして、「しろかき」をすると書いていました。『ポプラディア情報館 米』という本では、「土づくりと田植え」のところに、漢字で「代かき」と書いてありました。漢字でどう書くのかも分かりました。
図書館は、同じテーマの本をまとめて同じ場所に置けるように本を「分類」しています。そのテーマの本がどこにあるのかが分かれば、あとは本を開いて調べられます。どのテーマがどの分類になっているか、どこの棚にあるのかは、図書館の本を管理するパソコンで調べてみます。よくわからない時は、図書館の人に気軽に聞いてください。
後半は、今回のメインの「豆本」作りでした。本がどのように作られているのか、本の仕組みをより理解するために「豆本」作りに挑戦しました。豆本にしては少し大きめの「A6」サイズのものです。全部を一度に作るには時間が足りないため、今回は中身となる「本文」用の紙を切ったり、折ったり、そろえてボンドでくっ付けたりしました。難しい作業も多かったですが、説明を聞きながら取り組んでいました。次回は本が完成する予定です。どんな豆本ができるのか楽しみです。
また、第6回となる10月9日(日曜日)には、「おはなし会」に挑戦します。
10月9日(日曜日)「子ども司書によるこどものためのおはなし会」
午後3時から市立図書館2階「おはなしの部屋」で、おはなし会があります。子ども司書を目指して勉強中の10名によるおはなし会です。小学校低学年くらいまでの子ども向けのおはなし会ですが、興味のある方はどなたでも大歓迎です。勉強と練習の成果をぜひ見に来てください。

 

9月21日(水曜日)放送内容

今日は、最近図書館に入った郷土の本を少し紹介します。
『五能線物語 「奇跡のローカル線」を生んだ最強の現場力』 著者:遠藤 功(えんどう いさお) 2016年7月発行
過疎化や自動車社会へのシフトという逆風の中で、地元では廃止の噂まで囁かれていた五能線は、どのようにして「日本一乗りたいローカル線」に生まれ変わったのか。再生の道筋をたどり、復活の鍵を解き明かします。
『青森県の交通史』編集:中園 裕(なかぞの ひろし)2016年3月発行
十和田観光電鉄、三沢空港、青函連絡船、青森市営バスなど、青森県の公共交通を紹介しています。ロータリーや尻屋埼灯台といった、交通関係の意外な側面にも焦点を当てています。
『ハゲ川柳』著者:ツル多はげます会 絵:竹浪 正造(たけなみまさぞう)2016年8月発行
みなさんご存じの、ハゲをポジティブにとらえ、心から楽しみ、ハゲを通じて世の中を明るく照らす平和の活動を展開している「ツル多はげます会」。その会員などがハゲの生きざまを詠んだ “ハゲ川柳”83句をイラストとともに紹介しています。竹浪さんのイラストが暖かく笑いを誘います。
『津軽双花(つがる そうか)』著者:葉室 麟(はむろ りん)2016年7月発行
徳川家康の姪・満天姫(まてひめ)、石田三成の娘・辰姫(たつひめ)を中心に描かれる歴史小説です。満天姫については、2012年に高橋銀次郎(ぎんじろう)さんが『満天姫伝』という小説を書いています。家康と三成といえば因縁の2人ですが、津軽家に嫁いだ姫たちはどんな生涯を送ったのでしょうか。
他にも、郷土のおもしろい本があります。どうぞ手にとってみてください。
最後に、明日のイベントについてご案内します。明日9月22日(木曜日)の10時から、市立図書館で「平成28年度 親子ふれあい読書アドバイザー・読み聞かせ研修会」があります。どういう研修会かというと、西北五地区で子どもに対して本の読み聞かせをしたり読書推進の活動をしている人たちが、自分たちの活動について報告したり、実際に読み聞かせの実演を見て勉強するというものです。
タイトルにもなっている「親子ふれあい読書アドバイザー」は、青森県が提供している「絵本でゆたかな親子の時間」という冊子を活用して、ご自宅などでの子どもへの読み聞かせや子どもたちの読書の大切さを伝える方です。
明日の予定ですが、はじめに「親子ふれあい読書アドバイザー」の北澤さんが1時間くらい、「本をきらいな子はいない」というテーマでお話くださいます。そのあと11時20分からは、お楽しみの読み聞かせの実演があります。今回は2人の実演を聞くことができます。1人目は、五所川原市立図書館の広田さんです。毎月第2土曜日に開催している「だっこでいっしょおはなし会」で絵本の読み聞かせや手遊びをしている、子育て真っ最中の「イクメン」です。そして、2人目は、五所川原エフエムの北嶋さんです!どんな実演をしていただけるのか、とても楽しみです。午後は、「本をきらいな子はいない」というテーマで、それぞれの市町村や団体で行っている活動を紹介します。
読み聞かせに興味のある方や、読み聞かせのやり方を知りたい方など、どなたでも無料で参加できます。申込は要りません。北嶋さんの読み聞かせ実演は11時40分くらいからですので、是非ご参加ください。

 

9月14日(水曜日)放送内容

今日は、傷んだ本の修理についてお話します。
図書館の本は、窓口か玄関にある返却ボックスへ返却します。本が返却されると、パソコンで返却の処理をした後、本の中に何かはさまっていないか、壊れているところ・汚れているところはないかを確認します。本の中には、いろいろなものがはさまっています。いちばん多いのは、貸出のときに渡される、返却期限が書かれたレシートです。他には、「しおり」として使ったチラシやメモ、ポイントカードやハガキなどもあります。
壊れているところがある本は修理をします。ページが取れていたり、カバーが破れていたりするものは、本の修理用のテープや水で薄めたボンドで元のところへくっ付けます。ボンドの場合は大きなクリップで乾くまで固定して何日か待ちます。
汚れている本は、汚れによって対処が違います。お茶や何かのシミがついた本、水にぬれて波打ってしまった本、ボールペンなどで書き込みがある本は、元に戻すことはできないので、「シミあり」「水濡れあり」など汚れがあると分かるように表示をしてから本棚に返します。エンピツの書き込みや本の「小口(こぐち)」というところに付いた汚れは、消しゴムや砂消し、紙やすりで消してみます。
夏は、暖かい場所に本を置いておくことがあると思います。暖められた本は、少しふくらんでいます。そのままにしておくと、水に濡れたように本全体が波打つような形になってしまいます。冷める前に、百科事典などの重い本で重石(おもし)をかけておくと、波打つことはありません。
また、少し雨に当たったくらいの濡れ方をした本は、上手に水分を取ってあげると波打ちません。濡れたページに水分を吸収するための紙をはさみ、重石をかけておきます。紙がしめったら、別の乾いた紙をはさみ、また重石をかけます。本が乾くまで繰り返すと、水分を抜くことができる場合もあります。本が濡れてからできるだけ早く取り掛かることが大切です。
書き込みについては、勉強のために線を引いたりしている様子が伺えるのですが、図書館の本にはメモをしないようにしてほしいです。また、自分が読んだ本に印をつけている方もいるようです。同じ本を借りないように付けているようなのですが、ご自分で借りた本のレシートを保存したり、「読書通帳」を自分で作ったりしていただきたいと思います。
「読書通帳」とは、銀行の通帳のように、自分が読んだ本のタイトルや借りた日などを記入しておくものです。どんな本を読んだのか、どんな内容だったのか、どこがおもしろかったかなど、全部覚えておくことは難しいです。後になって自分がどの本を読んだのか思い出したり、まだ読んでいない本を探すヒントにもできます。読書家の方だと、記入するのも大変な冊数かもしれませんが、手持ちのノートに記入するところから気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
最後に、今週土曜日のおはなし会をご案内します。9月17日(土曜日)は五所川原おはなしぽぽんたさんのおはなし会」があります。会場は市立図書館2階「おはなしの部屋」で、午後1時30分から1時間くらいおはなし会をします。月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。9月のテーマは「おばあちゃん・おじいちゃん」です。9月19日は「敬老の日」です。おばあちゃん・おじいちゃんが活躍するおはなしには、おもしろいものがたくさんあります。どんなおはなしが聞けるのか楽しみです。また、児童室では、おばあちゃん・おじいちゃんの絵本や児童書を紹介しています。気になったらどうぞ借りていってください。

 

9月7日(水曜日)放送内容

今日は、9月のイベントについてご案内します。
9月10日(土曜日)「だっこでいっしょおはなし会」
10時30分から30分くらい、図書館2階「おはなしの部屋」で「だっこでいっしょおはなし会」があります。3歳くらいまでのお子さん向けのおはなし会で、絵本の読み聞かせ、わらべうた、手あそびなどを一緒に楽しめる内容です。おはなし会の会場では、泣いても笑ってもいいし、途中で抜け出しても大丈夫です。今回も読み聞かせをする男子「読みメン」が登場します。申し込みはいりません。どうぞ気軽に来てみてください。
また、おはなし会の後、午後1時まで会場を開放します。ふれあいの場として、どうぞご利用ください。
9月17日(土曜日)「五所川原おはなしぽぽんたさんのおはなし会」
午後1時30分から1時間くらい、図書館2階「おはなしの部屋」で「五所川原おはなしぽぽんた」さんのおはなし会があります。月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。9月のテーマは「おばあちゃん・おじいちゃん」です。9月19日は「敬老の日」ですね。おばあちゃん・おじいちゃんが活躍するおはなしには、おもしろいものがたくさんあります。どんなおはなしが聞けるのか楽しみです。
「出張貸出」
図書館では、健康推進課が実施している「エンゼル相談」にお邪魔して本の貸出をしています。「エンゼル相談」は、離乳食・子どもの成長・発達など、子育ての中で疑問に思うことや不安に感じていることなどについて、保健師・栄養士に相談できる場所です。子どもたちは広い会場の中でおもちゃなどで遊ぶことができます。9月は、9日(金曜日)に「働く婦人の家」で開催する五所川原会場、23日(金曜日)に「保健センター金木」で開催する金木会場にお邪魔します。赤ちゃん向けの絵本、子育ての本、新しく図書館に入った本などを持っていきます。エンゼル相談に参加する方は、どうぞ図書館の本も手に取ってみてください。
他にも、中央公民館で開催されている「北辰大学」へも貸出に行っています。講座が始まる前、9時すぎから10時頃までロビーで本の貸出をします。講座のテーマに合った内容の本や、郷土の本、大きな字の本などを持っていきます。「時代小説が読みたい」「料理の本が読みたい」など希望がありましたら、気軽におはなしいただければと思います。
「子ども司書養成講座」
6月から新しく始まった「平成28年度・第1期 子ども司書養成講座」の第4回・第5回が9月に行われます。第4回は9月17 日(土)に「本ができるまで」「本を作ってみよう(その1)」、第5回は9月24日(土)に「本を作ってみよう(その2)」という内容を学びます。
前回、窓口の仕事を体験したのですが、最後に「宿題」が出ました。自分で図書館の本を使って調べる宿題です。みなさんがどんな風に調べて、どんな答えにたどりついたのか楽しみです。