令和3年7月放送分

7月28日(水曜日)放送内容

今日は、五所川原市子ども司書養成講座、イベントについてです。

7月29日(木)まで「2021年度(第6期)五所川原市子ども司書養成講座」

7月22日(木曜日)からはじまった2021年度(第6期)五所川原市子ども司書養成講座。あっという間に明日7月29日(木曜日)が最終回で、プレおはなし会と修了式・認定式が行われます。プレおはなし会は、保護者の方と教育長、教育部長が見に来てくださいます。この講座の総まとめとして頑張りつつも楽しんでもらいたいと思います。これまで10人の受講者たちは、暑い中でも朝から頑張って各講座に取り組んでいました。日本十進分類法に沿って本を分類してみたり、ページが外れている本や破れている本を修理してみたりと司書の仕事を体験してもらいました。難しいけど楽しかった、司書の仕事を知ることができてよかったという声がたくさんあがっていたので、認定後の活動もぜひ参加してほしいと思います。受講生のみんな!明日最終課題を提出して、10名全員で五所川原子ども司書になりましょう。

この講座の様子は図書館Facebookにて公開しています。興味のある方はぜひご覧ください。

大塚製薬と五所川原市の包括連携協定締結記念共同イベント「熱中症をふせぎましょう」

7月26日(月曜日)、大塚製薬株式会社と当市との間で、市民の健康増進、熱中症対策、災害対策等の分野に関して包括連携協定を締結しました。これを記念して五所川原市立図書館と金木分館では、「熱中症を防ぎましょう」というテーマで関連資料の展示と貸出を行っています。また、「熱中症予防津軽弁標語コンテスト」も同時開催中です。どうぞ図書館にご来館いただき作品を記入、ご提出ください。応募してくださった方にはポカリスエット300㎖を1本、優秀賞10作品にはポカリスエットアイススラリー1ケース36本入りを差し上げます。応募条件は「貸出券をお持ちの方」、のみです。ご応募いただいている作品をひとつご紹介します。 「地球さも 人(ふと)さも優しぐ 設定温度」

熱中症の知識を本から学んで、得意の津軽弁を織り込んだ傑作をお待ちしております。

8月7日(土)金木分館開館記念イベント「図書館の窓に飾りつけをしようin金木」

金木分館が移転リニューアルオープンして2ヵ月経ちました。金木分館は、普段本棚や本の日焼け対策としてブラインドを閉めていることから、図書館が開館しているのかどうかがわからないという人も多いと思います。そこで、窓ガラスに館名、開館時間、図書館に関連したイラストを製作して貼るイベントを実施することになりました。日時は8月7日(土曜日)9時30分から11時30分までで、場所は金木分館と金木庁舎2階会議室で行います。対象は、小学生10名です。参加料はもちろん無料です。申込受付期間は7月31日(土曜日)から8月6日(金曜日)までで、五所川原市立図書館または金木分館に来館または電話にてお申し込みください。申込は、先着順となっていますのでご了承ください。

イベントでは、クレヨンを使用しますので、汚れても大丈夫な服装で来てください。

私たちと一緒に金木分館をみんなにアピールしましょう!

 

7月21日(水曜日)放送内容

今日は、五所川原市子ども司書養成講座、金木分館で行うイベント、本の紹介についてです。

7月22日(木曜日)から「2021年度(第6期)五所川原市子ども司書養成講座」がスタート!

今年度は7月22日(木曜日)から29日(木曜日)までの6日間で、10人の受講者が「五所川原子ども司書」を目指して頑張ります。第1回の講座は、図書館とはどういうところなのか、どうして図書館は作られたのか、図書館で働く「司書」の仕事について学びます。第2回の講座は、図書館の分類体系である日本十進分類法(NDC:エヌ・ディー・シー)について学びます。第3回の講座は、本はどうやってできているのか学びます。第4回の講座は、本の仕組みを理解したうえで本の修理をしてもらいます。第5回の講座は、板柳町民図書館に見学に行きます。第6回の講座は、図書館の重要な仕事のひとつであるレファレンスについて学びます。第7回の講座は、本の貸出・返却、棚に本を返すなどのカウンターの仕事に挑戦してもらいます。第8回の講座は、本の紹介方法などを学びます。第9回の講座は、読み聞かせについて学びます。最終回の第10回の講座では、プレおはなし会・修了式・認定式を行います。この子ども司書養成講座は、ただ講座を受講していればいいというものではありません。「五所川原子ども司書」に認定されるには、最終課題の提出もしなければなりません。最後まで頑張って10名全員が認定されることを願っています。

8月7日(土)金木分館開館記念イベント「図書館の窓に飾りつけをしようin金木」

金木分館が移転リニューアルオープンして2ヵ月経ちました。金木分館は、ふだん本棚や本の日焼け対策としてブラインドを閉めていることから、図書館が開館しているのかどうかがわからないという人も多いと思います。そこで、窓ガラスに館名、開館時間、図書館に関連したイラストを製作して貼るイベントを実施することになりました。日時は8月7日(土曜日)9時30分から11時30分までで、場所は金木分館と金木庁舎2階会議室で行います。対象は、小学生10名です。参加料はもちろん無料です。申込受付期間は7月31日(土曜日)から8月6日(金曜日)までで、五所川原市立図書館または金木分館に来館または電話にてお申し込みください。申込は、先着順となっていますのでご了承ください。

イベントでは、クレヨンを使用しますので、汚れても大丈夫な服装で来てください。

私たちと一緒に金木分館をみんなにアピールしましょう!

明日から待ちに待った夏休みが始まります。そこで夏休みに関連する本を紹介します。

横山 光昭(よこやま みつあき)∥監修 「10才からのお金の貯め方・つかい方」

お金って、どんなもの?お金の使い方の基本や、貯め方のコツなどを、マンガやイラストとともに説明します。夏休みに入って1人で買い物をする機会も多くなると思います。お金についてしっかり学びましょう。

清永 奈穂(きよなが なほ)∥著 「いやです、だめです、いきません」

「おさんぽマップ」を作りながら、子どもの安全について学ぶ、子ども防犯ガイドブックです。通学路の「あぶない場所」や「あぶない人」、いざというとき、どうやって逃げたらいいかなどを、マンガやイラスト付きで解説します。

 

7月14日(水曜日)放送内容

今日は、本の紹介についてです。

相撲に関する本

現在名古屋にて7月場所が行われています。パーソナリティの北嶋さんが相撲大好き女子「スー女」だということで、今回はお話の中に相撲出てくる絵本を紹介します。

市原 淳(いちはら じゅん)∥作 「とっています」

お相撲さんが、相撲を「とっています」。相撲をとりながら、ちょうちょを「とっています」。ちょうちょをとりながら、足を「とっています」。バランスを「とっています」。バランスをとりながら「とった」のは…。どれもおんなじ「とっています」だけど、なにかが違う楽しい絵本です。

北村 直子(きたむら なおこ)∥作 「オオイシさん」

大きな石のオオイシさんは、すもう部屋で稽古の相手をしたり、漬けもの石になったりと、大忙し。ある日、うずまき撮影所の人がオオイシさんをスカウトにやってきました。スターがたくさん出る時代劇の大事な役らしく…。

森くま堂(もりくまどう)∥作 「おむすびころりんはっけよい!」 

さんかくおむすびの国と、まんまるおむすびの国は、いがみあっていました。いさかいは広がり、とうとう、殿様同士の相撲で、決着をつけることに。そして、手に汗にぎる一戦の結末は!?

中川 ひろたか∥文 「おれ、よびだしになる」

ぼくは、小さい頃から相撲が好きで、いつもテレビで相撲を見ていた。一番好きだったのは、呼び出しさん。扇子をサッと広げて、お相撲さんの名前をよく通る声で呼び上げる。めちゃめちゃかっこいい。テレビを見ながら呼び出しさんのまねをしていたぼくは、中学を卒業すると、ついに呼び出しになって…。大相撲の世界に飛び込んだ少年を描いた絵本です。

絵本は子どもだけではなく、大人も楽しめる本です。ぜひ気になった本があれば手に取って読んでみてください。

来週から待ちに待った夏休みが始まります。図書館には読書感想文や自由研究の本など夏休みの宿題をお手伝いする本があります。今年の夏休みは、早めに宿題を終わらせて楽しい夏休みを過ごしましょう!

篠原 明夫(しのはら あきお)∥著 「脚本家が教える読書感想文教室」

小学1年生から6年生の子どもが、自力で読書感想文を書けるようになる! 「フレームワーク」を使った書き方を、本の選び方や原稿用紙の使い方、書けないときの対応などとともに紹介!見本も多数収録されています。

福井 直秀(ふくい なおひで))∥著 「ジンブン系自由研究アイディア51」

理系の実験や観察、工作ばかりが自由研究ではない! 鉛筆と紙さえあればできる自由研究、身近にあるものを調べる自由研究など、簡単に取り組めて、楽しい内容のある人文系自由研究のアイデアを紹介しています。

 

7月7日(水曜日)放送内容

今日は、図書館クイズについてです。

現在、図書館では「図書館クイズ」が行われています。このクイズは、全部で10問です。図書館のどの本に答えが掲載されていたかというところまで答えることが条件となっています。

そこで、図書館で調べものをするときにおさえておくポイントについて紹介します。

ここでは、図書館クイズの第1問「品種改良してりんご『トキ』を作ったのは誰?」を例にして考えていきます。

まず、知りたいことはどんなことかをはっきりさせます。利用者の方から「手芸の本はありますか?」といったようにざっくりとした内容で聞かれることがよくあります。しかし、手芸に関する本はたくさん出版されているため、その中から探すとなるととても大変です。そのためこちらから「どういった手芸の本をお探しですか?」と利用者の方に質問をすることになります。図書館では、資料を探しやすいように刺繍や編み物というところまで分類して置いています。

図書館の本の背には、数字とカタカナが書かれた3段のシールを貼っています。このシールを順番に並べて本がどこに置いてあるかを分かるようにしています。1段目には、3桁~5桁の数字が書かれています。これは、「日本十進分類法(にほんじっしんぶんるいほう)」という全国の公共図書館が採用している図書館の分類体系で、0から9までの10個の数字を使って図書館の資料をテーマごとに分類をしています。0は図書・本・百科事典などの「総記(そうき)」、1は神話や宗教などの「哲学」、2は歴史・伝記・地理などの「歴史」、3は政治・法律・教育などの「社会」、4は数学・植物・生きものなどの「自然科学」、5はものづくり、生活などの「技術」、6は農業・漁業・林業・畜産業などの「産業」、7は美術・音楽・スポーツなどの「芸術」、8は世界の国々の言葉などの「言語」、9は世界の国々の文学などの「文学」です。そして2段目には、本を書いた人の名前の最初の文字が書かれているのです。

図書館クイズの場合だと「りんごのトキを作った人」が分かればいいので、まずはりんごの本が置いてあるところを探します。りんごが置いてあるのは「6産業」のところですね。産業の中でも色々テーマごとに分類され、りんごは「625(ろく・に・ご)」のところに置いています。その中でも郷土に関する資料については、数字の前に英語がついています。Aは青森、Gは五所川原、Kは金木、Sは市浦、Dは太宰治、Zは津軽三味線です。「りんごのトキを作った人」についての資料は、「Aの625」のところにありそうなので、そちらの棚を探しに行きます。みてみると『青森りんご』『青森県のりんご』などトキを作った人が載っていそうな資料がありました。ちなみに、『青森りんご』は毎年青森県農林水産部りんご果樹課から発行されており、各品種ごとに親はどのりんごなのかなどわかりやすくまとまっていておすすめです。

最近、新聞が破れていたり、切り取られたりしていることが何件か起きています。

新聞を読んでいて破れてしまった場合は、そのままにせずカウンターにいる職員までお知らせください。こちらで修理します。新聞も、図書館の大切な資料です。マナーを守ってみんなで気持ちよく図書館を利用しましょう。