令和2年8月放送分

8月26日(水曜日)放送内容

今日は時々問い合わせのある寄贈についてお知らせします。

本の寄贈について

図書館では多くの皆様のご好意により、本を寄贈いただいています。寄贈された本の取り扱いについては、「五所川原市立図書館資料収集方針」にもとづき、蔵書構成などの観点から選別し、必要なものは図書館資料として活用します。寄贈後の扱いについては図書館に一任していただき、蔵書とならなかったものは、市民の方にさしあげるか、廃棄処分とさせていただきます。また、ビデオやDVDなどの映像資料は著作権法の制限があり、貸出ができないため、寄贈を受けることができません。

寄贈の方法ですが、図書館までお持ちいただくか、宅配便等で送ってください。送料は寄贈する方の負担となります。図書館から回収にうかがうことはできません。

また、市民の方の著作物(自費出版なども含みます)は、郷土資料として積極的に収集しています。郷土資料の収集対象は、

・五所川原市について書かれたもの

・五所川原市で出版された資料

・五所川原市出身者・在住者の著作

となっています。五所川原市以外の青森県内の資料も当館で所蔵していないものは積極的に収集しています。貴重な郷土資料を後世に伝えていくためにも、ご協力お願いいたします。

また、図書以外にも郷土にかかわる雑誌、パンフレット、CD、電子資料等も収集しています。ご寄贈いただいた資料は、大切に保存し後世に伝えていくとともに、広く市民の皆様に利用していただきます。

ここで、最近図書館の蔵書となった郷土資料を何冊かご紹介します。

農山漁村文化協会:発行 「うかたま vol.59」 2020年7月

「果物のおやつとジャム」と「初夏の梅仕事」を特集している号ですが、連載「ローカルスーパー物語」で金木町の「食祭館中谷」が紹介されています。

ウェッジ:発行 「ひととき 2020年6月号」 2020年5月

雑誌「ひととき」は“読むたび、新しい旅”をテーマにした旅のビジュアル月刊誌です。6月号では連載「この熱き人々」で金木町の笹餅作り名人・桑田ミサオさんが紹介されています。

秋田 景子:著 日本ヴォーグ社:発行 「楽しく作ってね。:毎日持ちたいパッチワークバッグ」

2016年12月

五所川原市姥萢にあるお教室兼キルトショップ「BUPI倶楽部(ぷーぴーちゅるぶ)」を主宰する秋田景子さんの著書です。利用者の方から寄贈され、図書館資料として受け入れました。

地域の歴史を後世に遺し、伝えていくことは「今」暮らしている私たちの大事な使命だと感じています。皆様のご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

 

8月19日(水曜日)放送内容

今日は図書館だよりについてお知らせします。

図書館だより「本古知新」9号が発行されました

今回、表紙を飾ってくれたのは、7月23日から30日にかけて行われた五所川原市子ども司書養成講座で新たに子ども司書に認定された16名のみなさんです。ここで9号の内容を少しだけ紹介します。

五所川原市子ども司書養成講座報告

「子ども司書」とは図書館に関する国家資格である「司書」のように図書館のこと、本のことを専門的に学び、学校・家庭・地域において読書の楽しさなどを伝えるリーダーです。表紙も飾ってくれた16名は5日間で9つの講座を受講しました。どのような内容を学んだのか紹介しています。

図書館情報:放課後児童クラブへのセット貸出をはじめました

市立図書館では新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して図書を購入し、放課後児童クラブへのセット貸出を始めました。新しい本がたくさんのセットを複数用意しています。最大2か月借りることができます。来館して、好きなセットをどうぞ。

教えて市職員 特別編

今回は特別編ということで、インタビューではなく、展示の紹介です。社会教育課が企画したミニ企画展「五所川原平和博」の様子を紹介しています。

「本古知新」を配布している場所をお知らせします。五所川原市立図書館、伊藤忠吉記念図書館、市浦分館、五所川原市役所、中央公民館、つがる市立図書館、中泊町図書館、エルム、五所川原エフエムとなっております!どうぞ手にとって、ご自由にお持ち帰りください。

つづいて、8月8日に行ったイベントの報告です。

「図書館の窓に飾りつけ体験」実施報告

8月8日(土曜日)9時30分から市立図書館2階閲覧室にて、図書館の飾りつけを体験するイベントを行いました。当日は3組の参加があり、キットパスという水で消せるクレヨンとグラスデコを使って児童室の公園側の窓に貼る館名と、イラストの飾りを作りました。完成した飾りはみんなで児童室の窓に貼りました。公園に来た方へも図書館をアピールできるようになり、ポップな雰囲気になったと思います。参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

最後に、現在開催中の展示についてお知らせします。

10月3日(土曜日)まで 展示「若い人に贈る読書のすすめ2020」

市立図書館1階ロビーにて読書推進運動協議会が行っている新たな人生の一歩を踏み出す若い人にぜひ読んでもらいたい本24冊の展示・貸出を行っています。昨年度までのリーフレットも置いていますので、どんな本を読もうか迷っている方は参考にしてみてください。

 

8月12日(水曜日)放送内容

今日は夏におすすめの本を紹介します。

内田 麟太郎(うちだ りんたろう):文 山本 孝(やまもと たかし):絵 岩崎書店:発行

「おばけのきもだめし」

今夜はおばけのきもだめし大会です。おばけのこどもたちは、おばけの森にはいったとたん、足がすくんでしまいます。すると、そこにおおダヌキやガマガエルがあらわれて…。おばけだってこわいものはこわい!。ドキドキきもだめしをみんなさんも楽しんでください。

水木 しげる:著 YMブックス:発行 「妖怪道五十三次」

稀代の妖怪絵師・水木しげるが、歌川広重の「東海道五十三次」をモチーフに、2年の歳月をかけて描いた55葉の大妖怪画集です。のべ300を超える妖怪たちが繰り広げる、江戸・日本橋から京・三条大橋までの幻想道中の世界は圧巻です!話題の「アマビエ」も掲載されています。

草野 巧(くさの たくみ):著 シブヤ ユウジ:画 新紀元社:発行 「地獄」

明日、8月13日から16日はお盆といわれる期間です。日本では、ご先祖様の霊をお迎えする期間で、地獄で罰を受けている人たちもこの時ばかりは許され、「地獄の釜の蓋も開く」ということわざもあります。ご先祖様の霊をお迎えするのは日本独特の風習のようですが、地獄は世界中にあります。日本神話の冥界やギリシア神話の冥界、北欧神話の地獄など世界中にある地獄と冥界を対象に、その世界や内容を項目ごとに取り上げて紹介する1冊です。

さとう 有作(さとう ゆうさく):絵・文 幻冬舎:発行 「人は死んだらどうなるのか:あの世のルール」

前世・来世はあるの? 極楽に行く人、地獄におちる人はどうなる? 初七日、四十九日はなんのため? 輪廻転生、因果応報、如来、極楽浄土など、仏教における死後の世界をイラストでわかりやすく解説した1冊です。

真木 悦子(まき えつこ):著 日貿出版社:発行 「墨と色彩で楽しむはがき絵季節のご挨拶」

みなさん、暑中見舞いは出しましたか。夏のきびしい暑さはまだまだ続いていますが、暑中見舞いを出せるのは立秋の前日までです。今の時期に出すのは残暑見舞いです。本書では花や実、風物、祭事などを題材にした、おしゃれな「和」のはがき絵の描き方を、多彩な作例を交えながら、プロセス写真や図を用いて説明しています。この本を参考に夏らしいイラストを添えて、最近会えていない親しい人に手紙を出してみてはいかがでしょうか。

寺村 輝夫(てらむら てるお):原文 永井 郁子(ながい いくこ):企画・構成・絵 あかね書房:発行

「わかったさんのひんやりスイーツ」

おはなしとお菓子作りで二度楽しめる幼年童話の名作、「わかったさんのおかし」シリーズから生まれたレシピ本です。シュークリーム、プリン、アイスクリームから、クロカンブッシュ、フェイクアイスまで、ひんやりあまーいおかしを紹介します。おはなしの続きを楽しみたい方は、児童室「913(キュー・イチ・サン)/テ」の棚へ!

短い青森の夏を、図書館の本と一緒に目一杯楽しんでください。

 

8月5日(水曜日)放送内容

今日はまず、現在開催中の展示についてお知らせします。

8月16日(日曜日)まで 展示「五所川原立佞武多」

市立図書館にて、立佞武多の展示を行っています。少しでも祭りの気分を味わっていただけるように、これまでのポスターを2階ロビーに展示するほか、ねぷた・立佞武多の塗り絵も用意しています。塗り絵は持ち帰って自由に楽しんでください。塗った作品を図書館に飾ってもいいよ!という方は、図書館にお持ちください。作品を持ってきていただいた方には素敵なプレゼントを差し上げます。たくさんのご参加、お待ちしています。大人の方の参加も大歓迎です。

9月30日(水曜日)まで 企画展「五所川原平和博」

市立図書館1階ロビーにて社会教育課と合同で展示を開催しています。昭和32年7月から9月にかけて、当市で開催された「五所川原平和博」を紹介するミニ企画展です。ポスターや当時の様子がわかる写真をパネルにしたもの、新聞記事などを見ることができます。また平和博の開催を記念して作られた「景気音頭」を聞くことができます。あわせて当館で所蔵している関連資料も展示・貸出しています。懐かしきあの頃の思い出を胸にどうぞご来館ください。

つづいて、先月開催された子ども司書養成講座について報告します。

2020年度(第5期)五所川原市子ども司書養成講座実施報告

7月23日から30日にかけて行われ、市内小学校4年生から6年生16名が受講しました。16名の児童は図書館の歴史や司書の仕事、NDC(エヌ・ディー・シー)について、カウンターのお仕事、レファレンス、本の修理、読み聞かせなどについて学びました。7月29日には五所川原第一中学校、金木小学校の見学にも出かけました。そして最終課題に取り組み、7月30日に教育長から16名全員が認定証を渡され、「五所川原子ども司書」の5期生として認定されました。今後は長期休みのカウンターのお仕事や本の紹介、展示など図書館での活動、学校や家庭、地域で本のおもしろさを伝える活動を頑張ってくれる予定です。

講座の中で作成したおすすめの本を紹介するPOPを児童室に展示しています。どんな本をおすすめしているのか、ぜひ見に来てください。

今後の五所川原子ども司書の活躍もどうぞご期待ください。

最後に夏休みのイベントについてお知らせします。

8月8日(土曜日) 「図書館の窓に飾りつけ体験」

市立図書館中庭・2階閲覧室にて、図書館の飾りつけを体験するイベントを行います。公園側の窓に貼る飾りを作ります。館名と、図書館に関係するイラストに色塗りしたりガラスに貼るシールを作ったりします。完成したものを後で職員が窓に貼り付けます。時間は9時30分から11時ごろまでです。イベント開催に伴い、一般の方は午前中、2階閲覧室が利用できません。2階ロビーは利用できます。ご理解とご協力をお願いいたします。