令和2年7月放送分

7月29日(水曜日)放送内容

あの本を読みたい!という時、皆さんはどうしていますか?書店に行く、ネットで注文する、図書館に来て借りるなどがあげられると思います。図書館で本を借りる場合は、本を検索して所蔵しているかどうかを調べる必要があります。そこで、今日は本の検索についてご紹介します。

まず、図書館に来館して本を探す方法としては、職員に聞く、館内の検索できる端末機を使うの2つがあります。職員に聞く場合には、タイトルや作者がしっかりわかっているとすぐに調べることが可能です。うろ覚えの場合には、何で情報を得たか、いつのものなのかなどタイトル・作者以外にわかっていることをお知らせください。

本館の館内にある検索端末機では、五所川原市立図書館3館にある本を検索することができます。

「貸出可」の場合には、本棚に本がある状態で、すぐに借りることができます。

「貸出中」の場合には、他の利用者が借りているため、本棚にはないですが、「予約」をすることで順番待ちができます。「他館利用可」の場合には、本が伊藤忠吉記念図書館や市浦分館にあり、配送に時間がかかるためすぐに借りることはできません。この場合も「予約」をして、届き次第、借りることができます。

図書館以外の場所で検索したいという場合には、携帯やパソコンから図書館ホームページにアクセスして検索することができます。「資料をさがす」やトップページの検索窓にタイトルや作者の名前などを入力してください。読みたい本が見つかったら、ホームページからも「予約」をすることができます。

「予約」した本が用意できたら図書館から連絡をします。連絡する方法は電話、メール、郵便、FAXから選べます。貸出券を作った際に選択した方法で連絡をします。連絡方法や連絡先を変更したい場合は「変更届」が必要です。カウンターの職員にお申し出ください。

最後に夏休みのイベントについてお知らせします。

8月8日(土曜日) 「図書館の窓に飾りつけ体験」

市立図書館中庭にて、図書館の飾りつけを体験するイベントを行います。公園側の窓に貼る飾りを作ります。館名と、図書館に関係するイラストに色塗りしたりガラスに貼るシールを作ったりします。完成したものを後で職員が窓に貼り付けます。時間は9時30分から11時ごろまでです。対象は小学生10名で、雨天の際は2階閲覧室で行います。8月1日(土曜日)から申込の受付を開始します。来館して、または電話でお申し込みください。先着順なので、お早めにお申し込みください。

8月16日(日曜日)まで 展示「五所川原立佞武多」

市立図書館にて、立佞武多の展示を行っています。少しでも祭りの気分を味わっていただけるように、これまでのポスターを2階ロビーに展示するほか、ねぷた・立佞武多の塗り絵も用意しています。塗り絵は持ち帰って自由に楽しんでください。塗った作品を図書館に飾ってもいいよ!という方は、図書館にお持ちください。作品を持ってきていただいた方には素敵なプレゼントを差し上げます。たくさんのご参加、お待ちしています。大人の方の参加も大歓迎です。

 

7月22日(水曜日)放送内容

今日は、現在開催中の展示についてお知らせします。

9月30日(水曜日)まで 企画展「五所川原平和博」

市立図書館1階ロビーにて社会教育課と合同で展示を開催しています。昭和32年7月から9月にかけて、当市で開催された「五所川原平和博」を紹介するミニ企画展です。ポスターや当時の様子がわかる写真をパネルにしたもの、新聞記事などを見ることができます。また平和博の開催を記念して作られた「景気音頭」を聞くことができます。あわせて当館で所蔵している関連資料も展示・貸出しています。懐かしきあの頃の思い出を胸にどうぞご来館ください。

8月16日(日曜日)まで 展示「五所川原立佞武多」

市立図書館にて、立佞武多の展示を行います。今年の立佞武多は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、従来のスタイルでの開催は中止と発表されました。楽しみにしていた方も多いと思います。寂しさを感じている方もいらっしゃるでしょう。そこで図書館では、少しでも祭りの気分を味わっていただけるように、立佞武多に関する展示を行います。昨年度と同様に、これまでのポスターを2階ロビーに展示するほか、7月2日付の東奥日報に掲載された、弘前大学2年の佐々木さんが作成した塗り絵も用意しています。塗り絵は持ち帰って自由に楽しんでください。塗った作品を図書館に飾ってもいいよ!という方は、図書館にお持ちください。作品を持ってきていただいた方には素敵なプレゼントを差し上げます。たくさんのご参加、お待ちしています。

最後に明日から始まる子ども司書養成講座についてお知らせします。

7月23日(木曜日)から 2020年度(第5期)五所川原市子ども司書養成講座

読書好きな子どもたちが、司書としての知識や技術を学び、図書館の仕事を経験することで、読書の大切さ、楽しさを広め、読書活動を推進していく読書推進リーダーを育成する子ども司書養成講座を今年も開催します。5年目の今回は7月23日の開講式からはじまり、カウンターの仕事を体験したり、市内の小中学校図書館を見学したりして、7月30日に修了式・認定式を行う予定です。

例年はおはなしの部屋で行っておりましたが、今年は2階閲覧室で開催します。そのため7月23日、24日、28日、30日の4日間は、開館から13時まで2階閲覧室は利用できません。2階ロビーは通常通りご利用いただけます。利用者の皆さまにはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

講座の様子などは後日、「子ども司書新聞」や図書館だより「本古知新(ほんっこちしん)」を発行してお知らせします。お楽しみに!

 

7月15日(水曜日)放送内容

今日は国立国会図書館のサービスについてお知らせします。

先月の放送で、五所川原市立図書館で利用できる国立国会図書館のサービスの一つとして「れきおん」の紹介をしましたが、「れきおん」以外にも利用できるサービスがあります。

「デジタル化資料送信サービス」

国立国会図書館がデジタル化した資料のうち、絶版等の理由で入手困難な資料の閲覧・複写ができるサービスです。デジタルコレクションにはインターネットを通じて誰でも閲覧できる「インターネット公開資料」と国立国会図書館に行かないと閲覧することができない「館内限定資料」、そして、国立国会図書館に承認された図書館で閲覧できる「図書館送信資料」の3種類あります。五所川原市立図書館はこの承認を受けている図書館なので、ご自宅にインターネット環境がある方が見ることができる以上の資料を閲覧、そして複写をすることができるのです。

閲覧できる資料は令和2年1月現在で約151万点の資料が利用できます。内訳は図書約57万点、明治期以降の貴重書等や清代後期以降の漢籍等の古典籍約2万点、明治期以降に発行された雑誌約1万タイトル、博士論文約12万点、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムから寄贈された昭和55年以前の放送脚本約3千点です。どんな資料があるのかリストを見たい方は国立国会図書館のホームページをご覧ください。当館の貸出券を持っている方なら誰でも利用することができます。複写は著作権法の範囲内で白黒1枚10円、カラー1枚50円でできます。興味のある方、利用したい方はカウンターの職員にお声がけください。

「遠隔複写サービス」

国立国会図書館の所蔵資料の複写を、国立国会図書館に行かなくても申し込むことができるサービスです。国立国会図書館の利用者登録をしている方は、直接申し込むことができます。利用者登録をしていない方は図書館を通して申し込むことができます。申し込むためには複写する資料と複写箇所が正確に特定できていることが必要です。たとえば図書であれば「書名」のほかに「論文等のタイトル」か「論文等の掲載ページ」の情報が必要です。「複写料金」「発送事務手数料」「送料」がかかります。

ご自宅で、あるいは市立図書館で遠くのすごい図書館のサービスを利用することができます。興味のある方、利用してみたい方は職員へお声がけください。みなさんのご利用をお待ちしています。

最後に今週末のイベントについてお知らせします。

7月18日(土曜日) 「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。お友達やお家の方と一緒にどうぞ聞きにきてください。申し込みは要りません。

 

7月8日(水曜日)放送内容

昨日、7月7日は七夕でした。織姫様と彦星様は1年ぶりの逢瀬を楽しんだことでしょう。今日は、夏の夜が楽しくなる星に関する本を紹介します。

てづか あけみ:絵 村田 弘子(むらた ひろこ):文・デザイン パイインターナショナル:発行

「はじめてのほしぞらえほん」

星って、どのくらい遠くにあるの?星はどれくらいあるの?季節の星座を中心に、星の動きや距離、太陽系の天体、彗星と流れ星、星の一生などをわかりやすく紹介しています。宇宙の不思議をより深く理解できる絵本です。

甲谷 保和(こうや やすかず):著 実業之日本社:発行 「すぐに見つかる星座図鑑」

数えきれないくらいの星たちがかがやく満天の星空。春、夏、秋、冬、そして南半球の空で見える88の星座の見方を、プラネタリウムで解説員を務める著者が説明します。星座の名前、大きさ、等級、星座をつくった人や名前をつけた人なども紹介しています。七夕伝説で重要な役割を果たしている天の川についても知ることができます。

パイインターナショナル:発行 「夜空と星の物語」

はくちょう座、ペルセウス座、こいぬ座、うしかい座…。美しい星空の写真と、その星にまつわる物語を紹介しています。「ヘルクレス12の冒険」「失われた星座」などのコラムも掲載されており、コラム「世界の七夕伝説」では世界各地に多数存在する七夕伝説の中から、日本、中国、フィンランドの3地域の伝説を紹介しています。きれいな写真が満載なので、雨で夜空が楽しめない日でも天体観測気分を味わうことができる1冊です。

縣 秀彦(あがた ひでひこ):著 PHPエディターズ・グループ:発行 「面白くて眠れなくなる天文学」

流れ星1個の重さはどれくらい? 無数の星があるのになぜ夜空は暗いの? 宇宙人とコンタクトをとるには? もう少しで崩壊すると言われているオリオン座の話や、惑星から外されてしまった冥王星の話など、身近な天文学のお話がたくさん!エキサイティングな天文学の世界を覗いてみませんか。読みだしたらとまらない天文学にまつわるおもしろい話を紹介しています。3月に出版された姉妹版「怖くて眠れなくなる天文学」も図書館にあるので、一緒にお楽しみください。

最後に今週末のイベントについてお知らせします。

7月11日(土曜日) 夏の特別ミニイベント「あおぞらとしょかん」

天気のいい日に青空の下で読書するのはとても気持ちがいいです。市立図書館中庭にて、本を読んだり、借りたりできるミニイベント「あおぞらとしょかん」を開催します。また、10時30分くらいから「あおぞらおはなし会」も行います。おはなし会の内容は3歳から7歳くらいのお子さん向けですが、興味のある方はどなたでも参加できます。申し込みは要りません。屋根のない屋外での開催です。天候が悪ければ中止します。微妙な天候の場合は、当日、開催するかどうか図書館へお問い合わせください。また、天気がよい場合はぼうしなど熱中症対策をしてお越しください。

 

7月1日(水曜日)放送内容

今日は、7月の展示とイベントについてお知らせします。

7月3日(金曜日)から9月30日(水曜日)まで 企画展「五所川原平和博」

市立図書館1階ロビーにて社会教育課と合同で展示を開催します。昭和32年7月から9月にかけて、当市で開催された「五所川原平和博」を紹介するミニ企画展です。あわせて関連図書や新聞の展示を行います。懐かしきあの頃の思い出を胸にどうぞご来館ください。

7月11日(土曜日) 夏の特別ミニイベント「あおぞらとしょかん」

天気のいい日に青空の下で読書するのはとても気持ちがいいです。市立図書館中庭にて、本を読んだり、借りたりできるミニイベント「あおぞらとしょかん」を開催します。また、10時30分くらいから「あおぞらおはなし会」も行います。おはなし会の内容は3歳から7歳くらいのお子さん向けですが、興味のある方はどなたでも参加できます。申し込みは要りません。屋根のない屋外での開催です。天候が悪ければ中止します。また、ぼうしなど熱中症対策をしてお越しください。

7月18日(土曜日) 「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館2階「おはなしの部屋」で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。お友達やお家の方と一緒にどうぞ聞きにきてください。申し込みは要りません。

7月23日(土曜日)から 2020年度(第5期)五所川原市子ども司書養成講座

読書好きな子どもたちが、司書としての知識や技術を学び、図書館の仕事を経験することで、読書の大切さ、楽しさを広め、読書活動を推進していく読書推進リーダーを育成する子ども司書養成講座を今年も開催します。5年目の今回は7月23日の開講式からはじまり、カウンターの仕事を体験したり、市内の小中学校図書館を見学したりして、7月30日に修了式・認定式を行う予定です。申込初日に定員いっぱいになるほどの人気ぶりで、職員もびっくりです。

例年はおはなしの部屋で行っていましたが、今年は2階閲覧室で開催します。そのため7月23日、24日、28日、30日の4日間は、開館から午後1時頃まで2階閲覧室は利用できません。2階ロビーは通常通りご利用いただけます。利用者の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

講座の様子などは後日、「子ども司書新聞」を発行してお知らせします。お楽しみに!

新型コロナウイルス感染拡大防止対策について

図書館では新型コロナウイルス感染拡大防止のため、閲覧席を間引いたり、入り口に消毒液を設置したりしています。図書館を利用される際はマスクの着用や利用前後の手洗いなどを心がけでいただくようお願いいたします。