令和2年12月放送分

12月30日(水曜日)放送内容

今日は図書館の本の修理についておはなしします。

本の修理

図書館の本は、どなたでも利用できます。しかし本は紙でできているため、とても傷みやすく壊れやすいものです。人気の本などは特に利用回数も多いため、すぐに傷んでしまいます。そのため、図書館職員がその都度本を修理し、またみなさんに利用してもらえるようにしています。また、職員だけでなく、12月26日には「五所川原子ども司書」として認定されている小中学生が、冬休みの活動として、本の修理をしてくれました。

図書館で修理をするのには決まりがあります。それは絶対「セロハンテープ」で直さないということ。セロハンテープは時間が経つと剥がれたり、粘着剤が変質して紙を汚したりするからです。そのため、ページがやぶれたり、はずれたりした際にはページ補修用のテープまたは、専用のボンドを使って修理をしています。図書館にあるたくさんの本を、可能な限り長く、より多くのみなさまに提供できるように管理するのも私たちの仕事です。汚したり壊したりしてしまった、または傷んだ本を見つけた際には自分で直したりせず、どうぞお知らせください。

紙なので水も大敵です。図書館の本は本屋さんの本と違い、表面に透明のフィルムを貼って保護しているものもあります。そういった本の表面に少し水滴が垂れてしまった程度であれば、すぐに拭けば大丈夫です。でも飲み物をこぼしてしまったり、水たまりに落としてしまったりすると、もう、もとに戻すことはできません。本を借りに来るときは袋を持参して、濡れない対策をお願いします。

修理ができないほど傷んでいる本も中にはあります。その場合は、除籍をすることになります。そうならないためにも、皆さん一人ひとりが大切に扱い後世の利用者のために残していく必要があります。汚れや破損の程度によっては弁償していただくこともあります。飲食をしながらの図書館資料利用、本に書き込みをする、本の上で字を書く、印をつけるなど、本を傷つける行為は絶対にしないでください。図書館の資料はみんなのものです。ていねいに扱っていただきますよう、お願いいたします。

最後に、図書館からの挨拶です。

今年も一年間、図書館をご利用いただきましてありがとうございました。図書館は、赤ちゃんから大人まで誰にでも開かれた場所で、無料で利用できます。来年も、市民のみなさまにたくさん活用してもらえるよう職員一同頑張っていきたいと思います。年明けは、市立図書館と伊藤忠吉記念図書館は1月5日(火曜日)から、市浦分館は1月4日(月曜日)から開館いたします。休館中、市立図書館と伊藤忠吉記念図書館で本を返却したい方は、「返却ポスト」をご利用ください。CDやDVD、CD等が付録でついている本、ほかの図書館から借りた本はポストに返すことができませんので、カウンターにご返却ください。

年が明けましたらまたぜひ図書館へどうぞ気軽においでください。お待ちしています。

 

12月23日(水曜日)放送内容

今日は新しく図書館で受入した郷土の本をご紹介します。

江口 明男(えぐち あきお):著 天夢人(てむじん):発行 「電車の顔図鑑 4 ローカル線の鉄道車両」

JR、第三セクター、非電化私鉄など、北海道から九州まで、全国のローカル線のカラフルな顔が鉄道模型スケールで並ぶイラスト大図鑑です。津軽鉄道も紹介されています。

竹内 健悟(たけうち けんご):著 北方新社 「弘前藩いきものがたり:弘前藩庁日記に記録された鳥獣の話」

寛文元(1661)年~元治(げんじ)元(1864)年の200年に渡って書かれた「弘前藩庁日記」の「国日記」から、江戸時代前半の藩政と深く関わった鳥獣の記録を紹介する1冊です。ニホンオオカミや鷹狩りなど、藩政時代の鳥獣の生息状況や人と野生生物との関わりを学ぶことができます。

河北新報社編集局:編 河北新報出版センター 「東北の芸術家たち:人生・仕事を語る」

福島県出身の指揮者・小林研一郎、宮城教育大学で名誉教授を務める洋画家・渡辺雄彦(わたなべ たけひこ)、宮城県出身の歌人・小池光(こいけ ひかる)など、音楽、美術、文芸の分野で、功成り名を遂げた東北ゆかりの18人が、生い立ち、師との出会い、仕事への思いを語る1冊です。『河北新報』連載を基に単行本化しました。

仁山 渓太郎(にやま けいたろう):著 秋田書店:発行 「津軽先輩の青森めじゃ飯! 3」

青森の新聞社に新卒で入社した東京っ娘・飯美(めしみ)。先輩のきつ~い津軽弁に戸惑いつつも、青森の美味しい物、温かい人々に、どんどんはまっていくというストーリーを通して、青森の海の幸、山の幸、青森グルメがたくさん、そして美味しそうに紹介されているシリーズです。シリーズ最新刊の第3巻も、「いたや毛豆」や「陸奥八仙」、「干し餅」などの青森グルメが満載です。

忍丸(しのびまる):著 マイクロマガジン社:発行 「わが家は幽世(かくりよ)の貸本屋さん 4 春風の想いと狐面の願い」

<幽世(かくりよ)>で貸本屋を営むあやかし・東雲(しののめ)に育てられた主人公・夏織(かおり)。あやかし相手に本を貸したり、延滞料金を徴収に出かけたりと全国を飛び回っています。ある日、行き倒れの少年を拾った夏織は様々なあやかしや人間の思惑に巻き込まれつつ、少年との関係を深めていくシリーズです。シリーズ最新刊の第4巻には、青森県の昔話「赤神と黒神」の黒神が登場します。「斜陽館」も登場しますよ!著者は青森県出身です。

最後に、年末年始の休館日についてお知らせします。

年末年始の休館

市立図書館と伊藤忠吉記念図書館は12月28日(月曜日)から1月4日(月曜日)まで、市浦分館は12月29日(火曜日)から1月3日(日曜日)まで、年末年始のため休館します。休館中、市立図書館と伊藤忠吉記念図書館で本を返却したい方は、「返却ポスト」をご利用ください。CDやDVD、CD等が付録でついている本、ほかの図書館から借りた本はポストに返すことができませんので、返却期限に間に合うように、12月27日までに、または1月5日以降、カウンターにご返却ください。

 

12月16日(水曜日)放送内容

今日はまず、休館日のお知らせです。

12月17日(木曜日)まで 蔵書点検休館

今日と明日は、蔵書点検と資料移動・除籍作業のため、市立図書館と伊藤忠吉記念図書館は休館しております。お店の棚卸しのように、行方不明になっている本がないかチェックしたり、みなさんがより使いやすくなるように本の移動や整理をしたりしています。ご不便をおかけしますが、ご理解のほどをお願いいたします。休館中に本を返却したい方は、「返却ポスト」をご利用ください。CDやDVD、CD等が付録でついている本、ほかの図書館から借りた本はポストに返すことができませんので、ご注意ください。

期間中、職員はおりますので、なにかご不明な点等ございましたら、市立図書館へお電話ください。

つづいて、現在の展示と来週のイベントについてお知らせします。

12月27日(日曜日)まで 展示「もういくつねると…」

「もういくつねると…」クリスマス、年越し、お正月とイベント・行事がめじろ押しです。市立図書館1階ロビー、伊藤忠吉記念図書館にて、大掃除やお正月の準備などに役立つ本やクリスマス・お正月を彩る飾りや料理の本を展示・貸出しています。あと1週間でクリスマスです。今年は「おうちクリスマス」をより華やかにお楽しみください。

12月22日(火曜日)から 「本の福袋」

市立図書館1階ロビー、伊藤忠吉記念図書館にて、図書館おススメの本を3冊のセットにし、中身が見えないようにして貸し出しをするイベントを行います。どんな本が入っているかはお楽しみ!市立図書館には赤ちゃんから小学校中学年くらいまでに向けたセットを、伊藤忠吉記念図書館には児童向けと大人向けセットをご用意しています。 福袋商戦より一足早く、図書館の福袋をお楽しみください。なくなり次第終了します。昨年は開始早々にほとんどのセットが貸出されました。気になっている方はお早めにご来館ください。

最後に今週のおはなし会についてお知らせします。

12月19日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。12月のテーマは来年の干支の「うし」です。今月も楽しいおはなしがみなさんを待っています。ぜひお友達やお家の方と一緒に聞きにきてください。申し込みは要りません。

 

12月9日(水曜日)放送内容

今日はまず、イベントの報告をします。

「本・雑誌のリサイクル」

読書週間から始まった「本・雑誌のリサイクル」について報告します。利用者の方からご寄贈いただいた本で、図書館の資料として受入をしなかったものや1年の保存期間を過ぎた雑誌を欲しい方に差し上げるリサイクルコーナーが市立図書館玄関に復活しました。10月27日から31日で本94冊、雑誌48冊が新たな読者と出会うことができました。11月1日から29日で本449冊、雑誌164冊が新たな読者と出会うことができました。「本・雑誌のリサイクル」は今後も準備ができたものから順次追加していき、なくなり次第終了いたします。どのような本・雑誌があるかはその時次第です。一期一会の出会いをお楽しみください。

また、「わたしも本を寄贈したい」という方に、当館での寄贈受付についてお知らせします。寄贈された本の取り扱いについては、「五所川原市立図書館資料収集方針」にもとづき、蔵書構成などの観点から選別します。寄贈後の扱いについては図書館に一任していただきます。また、ビデオやDVDなどの映像資料は著作権法の制限があり、貸出ができないため、寄贈を受けることができません。五所川原市について書かれたものや五所川原市在住・出身の方が書いた資料は形態を問わず、積極的に収集しています。

寄贈の方法ですが、図書館までお持ちいただくか、宅配便等で送ってください。送料は寄贈する方の負担となります。図書館から回収にうかがうことはできません。

寄贈された本に写真やハガキなどが挟まっていることがあります。寄贈を検討している方は寄贈する前に手紙等が挟まっていないか、個人情報が書かれていないか、次の方が利用できるような状態かどうかなどを確認の上、図書館へお持ちください。

つづいて、来週の休館日についてお知らせします。

12月14日(月曜日)から17日(木曜日) 蔵書点検休館

蔵書点検と資料移動・除籍作業のため、市立図書館と伊藤忠吉記念図書館は休館します。お店の棚卸しのように、行方不明になっている本がないかチェックしたり、みなさんがより使いやすくなるように本の移動をしたりしています。ご不便をおかけしますが、ご理解のほどをお願いいたします。休館中に本を返却したい方は、「返却ポスト」をご利用ください。CDやDVD、CD等が付録でついている本、ほかの図書館から借りた本はポストに返すことができませんので、ご注意ください。

期間中、職員はおりますので、なにかご不明な点等ございましたら、市立図書館へお電話ください。

最後にNPO法人子どもネットワークすてっぷさんによる「すてっぷ広場」についてお知らせします。今月の図書館での「すてっぷ広場」は今日、12月9日(水曜日)と12月23日(水曜日)の2回です。16日(水曜日)は中央公民館で開催されますので、お間違いのないようにご利用ください。

 

12月2日(水曜日)放送内容

今日は今月の展示とイベント、おはなし会についてお知らせします。

12月27日(日曜日)まで 展示「もういくつねると…」

早いものであと約1ヶ月もすると2020年も終わりを迎えます。「師が走るほどの忙しさ」と言われる12月はやることもたくさんあります。市立図書館1階ロビー、伊藤忠吉記念図書館にて、大掃除やお正月の準備などに役立つ本を展示・貸出します。

12月22日(火曜日)から 「本の福袋」

市立図書館1階ロビー、伊藤忠吉記念図書館にて、図書館おススメの本を3冊のセットにし、中身が見えないようにして貸し出しをするイベントを行います。どんな本が入っているかはお楽しみ! 福袋商戦より一足早く、図書館の福袋をお楽しみください。なくなり次第終了します。

12月6日(日曜日)「おはなし会&ブックトーク」

午前11時から30分くらい、市立図書館2階おはなしの部屋で行われている「すてっぷひろば」の会場内にて、テーマに沿った本を紹介する「おはなし会&ブックトーク」を行います。新型コロナウイルス感染拡大防止のため休止していた「すてっぷひろば」が先月より再開いたしました。毎週水曜日と毎月第1日曜日に行われていますが、「おはなし会&ブックトーク」は日曜日だけのお楽しみです。

12月19日(土曜日)「五所川原おはなし“ぽぽんた”のおはなし会」

午後1時30分から1時間くらい、市立図書館で「五所川原おはなし“ぽぽんた”」のおはなし会があります。年長さんから小学生向けのおはなし会で、月ごとにテーマを決めて、そのテーマについてのお話をしたり、クイズをしたりします。12月のテーマは「うし」です。今月も楽しいおはなしがみなさんを待っています。ぜひお友達やお家の方と一緒に聞きにきてください。申し込みは要りません。

つづいて、今月の休館日についてお知らせします。

12月14日(月曜日)から17日(木曜日) 蔵書点検休館

蔵書点検と資料移動・除籍作業のため、市立図書館と伊藤忠吉記念図書館は休館します。お店の棚卸しのように、行方不明になっている本がないかチェックしたり、みなさんがより使いやすくなるように本の移動をしたりしています。ご不便をおかけしますが、ご理解のほどをお願いいたします。

年末年始の休館

市立図書館と伊藤忠吉記念図書館は12月28日(月曜日)から1月4日(月曜日)まで、市浦分館は12月29日(火曜日)から1月3日(日曜日)まで、年末年始のため休館します。休館中、市立図書館と伊藤忠吉記念図書館で本を返却したい方は、「返却ポスト」をご利用ください。CDやDVD、CD等が付録でついている本、ほかの図書館から借りた本はポストに返すことができませんので、返却期限に間に合うように、12月27日までに、または1月5日以降、カウンターにご返却ください。